こんにちは!きはち@山奥エンジニアです!
きはちとかどいちは投資をしています。
詳しくは下記の記事へ!
S&P500やニューヨークダウが最高値を更新していますね!
ただ、実体経済に対して割高だ~等、様々な意見が飛び交っています。
何故伸びているのか気になってきました…笑
今回は、コロナショック以降どのセクター(業種)が、どんな推移を示しているのかを記事にしました!
目次
各セクターの代表企業
各セクターに対する、日本でも有名な企業は以下のとおりです。
セクター | 日本でも有名な企業 |
---|---|
情報技術 | マイクロソフト、アップル |
ヘルスケア | ファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソン |
一般消費財 | アマゾン、ナイキ |
通信サービス | アルファベット(Google)、フェイスブック |
金融 | JPモルガン・チェース |
資本財 | ボーイング、3M |
生活必需品 | P&G、コカ・コーラ |
公益事業 | |
不動産 | |
素材 | デュポン |
エネルギー | エクソンモービル |
それでは、各セクターの推移を見てみましょう!
暴落後に最も回復したセクターは?
各セクターの推移を見るのに、バンガード社とステートストリート社のETF(上場投資信託)の株価推移に着目しました。
セクター | ETF |
---|---|
情報技術 | VGT |
ヘルスケア | VHT |
一般消費財 | VCR |
通信サービス | VOX |
金融 | VFH |
資本財 | VIS |
生活必需品 | VDC |
公益事業 | VPU |
不動産 | XLRE |
素材 | VAW |
エネルギー | VDE |
暴落時の底だった2020年3月23日を一律「100」とし、配当金の考慮なし、という前提で各セクターとアメリカ版日経平均株価である「S&P500」の推移を見てました。
直近の日付(2021/03/17)の値は、以下の表のとおりです。
一般消費財 | 231 |
エネルギー | 230 |
素材 | 212 |
資本財 | 205 |
金融 | 201 |
情報技術 | 194 |
通信サービス | 193 |
S&P500 | 178 |
ヘルスケア | 162 |
不動産 | 155 |
生活必需品 | 142 |
公益事業 | 139 |
エネルギーと一般消費財は、底値に対して約2.3倍と、戻り方に勢いがありますね。一方で、生活必需品や公益事業の戻りが悪いように見えます。
では、コロナショックで各セクターがどのくらい下落したの見てみましょう!
コロナショックの下落率
2020年1月2日から2020年3月23日にかけての各セクター下落率を表にしました。
下落率(%) | |
エネルギー | 62 |
金融 | 44 |
資本財 | 41 |
素材 | 39 |
不動産 | 33 |
一般消費財 | 32 |
S&P500 | 31 |
公益事業 | 30 |
通信サービス | 27 |
ヘルスケア | 27 |
情報技術 | 26 |
生活必需品 | 23 |
エネルギーセクターは62%も下落していたんですね。投資家の、新型コロナウイルスによる実需の影響への心配と不安が如実に現れていますね。
一方で、生きる上で欠かせない生活必需品とヘルスケア、巣ごもり&リモートワーク需要に関連する情報技術と通信サービスの下落率は23~30%と底堅い値動きになっていました。
2020年1月からの推移を見てみると?
では、2020年1月2日を100とし、2021年3月17日にかけての推移をグラフ化しました。
直近の日付(2021/03/17)を表にしました。
一般消費財 | 156 |
情報技術 | 144 |
通信サービス | 140 |
素材 | 130 |
S%P500 | 122 |
資本財 | 121 |
ヘルスケア | 118 |
金融 | 112 |
生活必需品 | 109 |
不動産 | 103 |
公益事業 | 97 |
エネルギー | 88 |
あれ、エネルギーってまだコロナ前まで回復していない?
そうなんです。
先程の底値基準で見たら物凄い上昇でしたが、2020年初の基準で見るとこうなります。コロナショック後は原油先物価格が一時マイナスになるなど世紀末感が漂っていました。
一方で、Amazon含む一般消費財や情報技術、通信サービス、がS&P500上昇のエンジンになっていることがわかります
このように、期間を拡げて推移をみると全然違う結果になります!
まとめ
2つのグラフの結果をまとめると以下のとおりです。
・期間によって、勝ち組、負け組のセクターが異なる
→時の情勢によって、セクターごとのリターンが異なるため、いずれかのセクターへの集中投資はリスクが高い
・負け組セクター内に、高配当化している銘柄があるかもしれない
数十年単位で株を持ち続ける長期投資としては、
「リスクを下げるには各セクターに分散投資すること」といえると思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
※ただし、投資は必ず自分で考えて判断してください。
自分の資産を増やせるのも守れるのも、
世界にただ一人、あなただけです。
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