【海外赴任記】コロナ禍の海外渡航 注意点を解説 ~日本出国編~ | 山奥エンジニアの お金と海外とデータ分析

【海外赴任記】コロナ禍の海外渡航 注意点を解説 ~日本出国編~

こんにちは!かどいち@山奥エンジニアです。

こんな人です

・山奥で鉄の塊を作る製造エンジニア
・モノづくりのトラブルをかがくのちからで日々解決
・日本での実績を買われてドイツ工場へ赴任(2021/4月~)

以前の記事で書きましたが、
私かどいちは、コロナ禍真っ只中の2021/4月に、
海外赴任のためドイツに渡航しました。

そこでこの記事では、コロナ禍でのドイツ渡航に関してまとめようと思います。

こんな事がわかる記事になっています!

・通常時とコロナ時の渡航手続きの違い

・渡航時の注意点

・渡航の際の持ち物リスト

ぜひ見ていってくださいね!

出国までの概要

まず、地方空港発~出国までの概要です!
コロナ時特有の準備などもあります!

地方空港発~のスケジュールは下記のようになります
コロナ時特有のところを赤でマーキングしてます!

もし、こんな時期に渡航…という人がいれば参考にしてみてください。

  9:25  地方空港発
10:30  羽田空港着
11:00  手荷物受取
11:30  お昼ごはん
(時間潰す)
14:30  PCR検査
(時間潰す)
18:30  晩御飯
19:30  陰性証明書発行
(時間潰す)
20:30  手荷物検査
21:00  ANAスイートラウンジへ
0:10    出国

通常時とは結構違いがありました!

特にPCR検査や陰性証明書の発行など、
コロナ時特有の煩雑な手続きがしんどかったです、、、

通常時とコロナ時の違いと注意点

通常時とは違い、コロナ時の出国には特別な手続きが必要です

ドイツの場合ですが、下記の書類が必要です。

・PCR検査陰性証明書(入国前48時間以内発行)
・事前準備書類

また、それに伴って、通常時とは少し勝手が違ってきます。
違いを解説していきます!

羽田空港で預かり荷物を受取

通常であれば、地方空港からのスルーチェックインが可能です。

これは、預かり荷物を経由地で受け取らず
最終目的地まで直接運んでくれるサービスです。

なので、通常は羽田空港でわざわざ荷物を受け取らずに済むのですが、
僕は羽田空港でPCR検査を受信したため、
地方空港では入国可否が確定していませんでした。

そのため、羽田空港で荷物を一旦受け取らねばなりませんでした。

なぜそんな面倒なことを、、、?
と思った方は次の項目を読んでいただければ理由がわかります。

PCR検査

現在ドイツでは、入国前48時間以内のPCR検査結果がなければ入国が認められません。

この48時間以内というのが実はシビアで、
事前に検査を受けると下記のようなスケジュールになります。

(出発前日)
16:00 PCR検査
(出発日)
16:00 病院で検査結果受け取り
18:00 地方空港発
19:30 羽田空港着
(到着日)

  0:10 出国
12:30 ドイツ着
13:00 入国審査(検査後45時間後) 

※時刻はすべて日本時間
※前日のPCR検査所要時間はかどいちが過去受信した実績

ちなみに、ドイツへの便は2021/4月現在本数が減っており、
0:10発の便しか選択肢はありません。

前日にPCR検査を受けた場合、
飛行機が少しでも遅れると入国不可になってしまいます。

非常に怖くて、実質成り立ちません。

また、病院によっては感染者数の増加などによって、PCR検査の受信が難しくなる場合もあります。

したがって、羽田空港で当日にPCR検査を受信するのが良いと判断しました。

羽田空港でのPCR検査は、第3ターミナルで行われており、
最大5時間程度で陰性証明書を発行してもらえます。

東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニック

※第1ターミナルでも検査が行われていますが、
こちらは陰性証明書の発行が日本語表記のみ。
ドイツ渡航の際は第3ターミナルでの受信が必須となります
(英語・ドイツ語・フランス語いずれかの表記が必要)

PCR検査は上記リンクから事前予約できます。

ただし、検査前1時間までに食事を済ませておく必要がありますのでご注意ください。

ラウンジでくつろぎ出国

陰性証明書を受け取った後はチェックイン後手荷物検査へと進みます。

ここでなんと!グラウンドホステスのお姉さんから

「ANAスイートラウンジがご使用になれます」

と言われました。

コロナで通常のラウンジが閉まっている上
深夜出国の便しか飛んでおらず、
ANAの心遣いなのかなと思っています。

もっと早くチェックインすればよかった、、、

※必ず使えるかはわかりませんので、当日現地で確認してください。

手荷物リストと注意点

それでは渡航に際して、機内に持って入った手荷物をリストを公開します!

【コロナ時特有の持ち物】

・入国許可書類(現地会社の雇用契約書等)
・PCR検査申込書
・N95マスク
・アルコールジェル

【普通に持って行くもの】

・パスポート

・折りたたみ傘
・スリッパ
・スマホ充電器、モバイルバッテリー
・部屋着
・イヤホン
・アイマスク
・現金(800ユーロ)
・常備薬
・Nintendo Switch

コロナ禍特有の準備物について、個別に解説します!

入国許可書類(現地会社の雇用契約書等)

現在ドイツは、他国からの入国を原則禁止しています。
したがって、例外的に入国するためには、特別な許可とその確証が必要となります。

私が準備したのは下記4点でした

・現地会社からの推薦状
・現地会社との雇用契約書
・現地での宿泊先明細書
・ドイツ連邦警察からの許可メールコピー

どんな書類が必要になるかは出国先や状況によって異なるので、
上記は参考程度にとどめてくださいね。

PCR検査同意書

羽田空港でのPCR検査をするにあたり、
同意書と問診票を事前に準備しておくとスムーズです!

N95マスク

ドイツでは現在、公共交通機関に乗る際
医療用マスクの着用が義務化されています。

州によって厳しさが違ったりするみたいですが、
飛行機への搭乗を拒否される可能性もあると思い、
念のために持って行くことにしました。


実際は私の渡航ルートではそんなに厳しく言われませんでしたが、
渡航先によってはどうなるかわからないので、
持って行った方が安心かなと思います。

アルコールジェル

スケジュールにも書きましたが、長期間の空港滞在となりますので、
必ず食事をすることになると思います。
そんな時にアルコールジェルがあれば安心です。

また、100ml以下であれば機内への持ち込みもできるので
機内での食事の際にも役に立ちます。

一つ手荷物として持って行くことをお勧めします。


最後に

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

そして、ここまで読んでくださった方の中には、
近々ドイツ、もしくは海外に渡航するという方もいらっしゃるのでは?

こんな時期の海外渡航、不安だと思いますが、案外何とかなるものです。
私も無事に渡航でき、渡航先でこの記事を書いています。

しっかり準備と対策をすれば、何も怖いことはありません。
せっかくの海外渡航なので、楽しんできてください!

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コロナ禍でドイツに渡航してみた話。 海外赴任レポ 日本出国編

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