きはち
インド編②の続編、インド編ラストです!今回は、首都デリーへ!
目次
デリーとは
インドの首都で人口は1670万人。街の構造は大きく分けて「オールドデリー」と「ニューデリー」の2つに別れ、それぞれを地下鉄が縦横無尽に走っています。
では、2つの街を見比べてみましょう。
こちらがニューデリーの官庁街。BRICsの一員として今後動向が目を離せない重要な街ですね!
それにしても、同じ街なのに趣が全然違いますよね。海外の街って一つの街でも旧市街と新市街で街の様子が全然違いますけど、日本ってそういう概念があまり無いですよね。強いて言うなら「下町」ぐらいかな。
それではデリーで立ち寄った世界遺産を紹介していきます!
ラール・キラー
(Lal Qila)
インド編②でも出てきたムガル帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが都をアーグラからデリーに移した際にオールドデリー造営とともに建てたお城。
別名レッド・フォート(赤い砦)と言われるくらい、赤が際立っていて夕陽との相性が抜群でした(見惚れて写真撮り忘れていました…)。
皇帝の玉座です。タージ・マハルと同様に、ここぞという時に大理石が使われますね。ここにもルビーやサファイヤが埋め込まれていたそうですが、大方略奪されたそうで…。
当日には鳩が鎮座していました(金網で覆われているんですけどねw)。まさに、兵どもがなんちゃらですね。
クトゥブ・ミナール
(Qutb Minar)
インド最初のイスラム王朝・奴隷王朝がヒンドゥー教徒への勝利を祝って建てた塔。インドは度々、支配層がイスラム教、被支配層がヒンドゥー教という構造が発生しますね。
なかでも極めつけがこちらの鉄柱。この鉄柱3~4世紀に建てられたそうですが、地上部分は未だに腐食していません。
これが腐食しない理由、実ははっきりと解明されていません!
一節では、「インドで取れる鉄にはリンという不純物が含まれていて、それが腐食を抑制している」そうですが摩訶不思議ですね。身近に溢れている鉄なのに。
このとき学生でしたが、現在は鉄の塊をつくるエンジニアをしているのでもう一回見に行きたいです!笑
フマユーン廟
(Humayun’s tomb)
ムガル帝国2代皇帝のお墓です。庭園に左右対称の霊廟という組み合わせは、後のタージ・マハルにも影響与えたそうです。
2012年9月時点で、世界遺産のフマユーン廟のすぐ近くを歩くとこんな感じのところがあります。インドの格差社会をうかがい知れますね。2021年現在はどうなっているんでしょうか。
これにてインド編終了です!最後まで読んでくださった方ありがとうございました!
インド放浪を終えて思ったこと
インドに行ってきた人がよく口にするフレーズが「人生観が変わった」です。確かにそのとおりだな~と。
じゃあ、何故人生観が変わるのかっていうと、強烈な物乞いや平気で旅行者を騙してくるような人々と関わることで「生きる」への執着心を直に感じるから、と考えています。
日本ではある程度生きていける公的保証が整ってて、その辺り実感を感じないかもしれないので、余計にインドと日本のギャップを感じるのかもしれません。
そのギャップを感じることで、私は日本という国の素晴らしさを再認識しました。
ぜひ、航空券と宿泊先を確保して行ってみてください!
【次回予告】1ヶ月放浪記 1カ国目であるイスラエル・パレスチナ編
次は観光にあまり馴染みのない国イスラエルです!世界で唯一無二の事が多く、非常に印象に残っている国です。お楽しみに!
知らない国・街を知ると興味を持ちます。リスクという名の勇気を振り絞ると、見えていなかった世界を体験できます!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
赴任レポも書いてます。
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きはち@山奥エンジニア
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