かどいち
かどいち@山奥エンジニアです。
4月にコロナ禍中で海外赴任し、現在ドイツで働いています。
コロナ下での渡航は正直不安でしたが、貴重な体験もできるので、今考えると赴任して良かったなと思います。
渡航時の話はこちらの記事でご紹介してます。
コロナ禍でドイツに渡航してみた話。 海外赴任レポ 日本出国編
コロナ禍でドイツに渡航してみた話。 海外赴任レポ ドイツ入国編
さて、2021年7月現在、日本はオリンピックを控えた中の緊急事態宣言など、混乱しているようですね。
一方でドイツはかなりワクチンの普及率が上がってきおり、感染者数も減少傾向です。
そして先日、ついに
優先度の低い人でもワクチンの接種が受けられるようになりました。
というわけで、僕もワクチンを接種してきましたので、今回の記事ではドイツでコロナワクチンを打ってきた話をレポートしようと思います。
こんな貴重な体験ができるのも海外赴任のメリットですね!
それでは、良かったら覗いていってみてください!
目次
現在のワクチン接種状況 日本とドイツを比較
まず、現在(2021年7月)のワクチン接種状況について簡単に比較してみます。
日本はこんな感じ
一方ドイツはこんな感じ
日本の接種率に対して、ドイツは倍くらい進んでいるようですね!
僕と同い年くらいの年齢でも、すでに2回目の接種が終わっているドイツ人は少なくありません。
日本よりかなり早いなという事を実感しています。
ワクチンの接種の予約
ではワクチン接種の予約方法について簡単に紹介します。
ドイツでも日本と同じように、ワクチンはオンラインで予約します。
ただ、日本のように接種券みたいな物はありません。通知だけ出て後は各自で予約してねー!という感じです。
ちなみに日本のワクチン接種方法は厚生労働省のサイトで紹介されていますよ!
そしてドイツのサイトはこちらから予約できます。
こんな感じのページ。全部ドイツ語なのでドイツ人に教えてもらいながら予約しました。
ドイツでは基本的にはかかりつけ医から予防接種を受けるらしいですが、
かかりつけ医がいない場合などは、集団接種会場で受けるようです。
時間帯もオンラインで指定出来て便利でした。
事前準備~受付
同意書と問診票の記入
予約が完了したら、登録したメールアドレスに同意書と問診票が届きます。
こちらも書き方をドイツ人に教えてもらいました。
当日になったら受付の場所へ向かいます。
少し待って受付へ向かう
接種会場は公共の体育館。特設会場になっていました。少し外で並んで待った後呼ばれます。
案内の人に呼ばれたら歩いて行って、自分の名前を言いましょう。
尚、会場に入るためには医療用のマスクが必要です。僕は忘れていきましたが、会場に用意されていました。親切!
会場の中に入るとまたしばらく待った後に受付をします。
本当は写真を撮りたかったのですが、写真を撮ろうとしたらメチャメチャ怒られました。
どうやら受付の人が写り込んだのが良くなかったみたいですね。
欧州ではプライバシーや肖像権について日本のよりセンシティブのようです。これからは気を付けよう、、、
ちなみに写真はその場で消しました。なのでこの記事では僕が書いた適当な絵での説明になります。ごめんね。
受付で必要なもの
受付の人に呼ばれたら、事前に書いた同意書と問診票を提出します。
大きな街なら英語も通じるかもしれませんが、僕は会社の近くの小さな町で受けたので、受付の人はドイツ語オンリー。
何か出せと言っている様子で、「カルテ」と聞こえたので、ノリで保険証カードと住民カードを出してみました。
おねぇさん「グノゥ(オッケー!)」
ただ、もう一つなにか要るみたいだけど、どうしても何がいるのかわかりません。
Googleのダンナ!お願いします!!
「Impfpass → 予防接種証明書」
あぁ、持ってないわ。
かどいち
予防接種証明書とは
実はこれ、事前に会社のドイツ人から教えてもらっていたのです。ラッキー!
ドイツではどの予防接種を受けたか分かるように「予防接種証明書」というのが発行されるそうです。
こんなの
これはコロナだけでなく、風疹や破傷風などほかの予防接種も記録されるそうです。
さらにアプリに登録することもできるとか。便利ですね。
ちなみに持ってない場合は問診の時にお医者さんが渡してくれます。
そんなこんなで、無事に会場へ入ることができました!
- 保険証カード
- 身分証明書(住民カードか免許証)
- 予防接種証明書(あれば)
問診・ワクチン接種
ワクチンの種類は選べない
受付の人がワクチンの種類にチェックをつけてくれました。
ワクチンの種類は自分では選べないようですね。
ドイツでは4種類のワクチンが認可されているようですが、僕が受けた会場はファイザーかモデルナの2択でした。
ちなみに日本ではまだ2種類のワクチンしか認可されていないようです。病院ごとにどこのワクチンを使っているか書いていて、僕が見た限りほとんどファイザーって書いてありました。
自分で選べるところはさすが日本といった感じです。
僕はまぁ、早く打てるならなんでもいいです
問診
少し座って待った後、名前を呼ばれてお医者さんの問診に進みます。
ドイツ語分からんアピールをしていると、英語で対応してくれました。
「これ(同意書)を読んで理解していますか?」
「副作用について説明します。筋肉痛やら頭痛やら発熱やら…」
「しんどかったらアセトアミノフェン飲んでね」
みたいなことを言われたと思います。なんとか理解できました。
少しは身になってるみたいですね。
いざ予防接種
問診が終わったらいざ予防接種です。
日本と同じく椅子に座って、看護師のお姉さんが注射を打ってくれました。
1分くらいで終わりました。日本と同じすぎて特に書くことありませんでした。
チェックアウト
注射が終わったら、またしばらく椅子に座って待ちます。
すると係の人に名前を呼ばれ、保険証カードと予防接種証明書、同意書と問診票を提出します。
すると予防接種証明書に記録をしてくれます。こんな感じ
で、何か言われます。フィフティーンとか聞こえたので、多分15分くらいここで待てってことでしょう。
座って待った後、会場を後にしたのでした。
というわけで、ドイツ語全然できなくてもコロナワクチン受けることができました!!
副反応は?
最後に気になる副反応について簡単に書いておきます。
接種直後
接種直後はほとんど副反応は感じませんでした。打ったところがほんのりといたいかなぁ、、、?くらい。
余裕じゃん!と思ってました。
次の日の朝
次の朝起きてみると肩が痛い、、、でも寝違えたのと同じくらいの痛みだし、全然大したことないじゃん!と思ってました。
そう思っていた時期が、僕にもありました。
24時間経過
誰だ!たいしたことないって言ったのは!(ぼく)
どうやらワクチンの副反応のピークは24時間後くらいに来るという人が多いようです。
僕も接種翌日の昼くらいからしんどくなり始めて、徐々に筋肉痛が悪化。夕方には肩が上がらなくなっていました。
頭痛も徐々に出てきて、頭がクラクラするといった感じ。
念のため熱も測ってみましたが、こちらは平熱のようでした。
そこで、アセトアミノフェン飲んでみました。医者が言っていたので大丈夫でしょう。
※アセトアミノフェン:炎症をおさえる作用が少ない解熱鎮痛剤。
バファリンプレミアムはアセトアミノフェン+イブプロフェン。1回2錠、1日3回まで。
、、、お?頭痛と筋肉痛が収まって少し良くなりました。飲んでよかった。
バファリンってアマゾンとか楽天でも買えるんですね、、、知りませんでした。
副反応少ししんどかったですが、これを言い訳に早めに仕事から帰れたのでプラマイゼロってことで。
これでたくさんの人の命が守られて、自分もコロナにかかる可能性が低くなるのであれば、全然我慢できるレベルです。
ワクチンに関しては賛否両論あると思いますが、僕はエンジニアなので科学の力を信じることにします。
これからもコロナ禍のドイツで体験したちょっと珍しいことを書いていこうと思います。
よかったらまた見てくださいね。それでは!
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