海外旅行にカップ麺って持って行った方がいいの?
今回の記事では、この悩みにお答えしようと思います。
かどいちと言います。ドイツで駐在員として働きながら、20カ国を旅してきました。
海外旅行にカップ麺を初めとした日本食を持って行った方がいいのか?
答えは、人によります。一概には言えません。
今回の記事では、海外旅行に
- 日本食を持って行った方がいい場合
- 日本食が不要な場合
- 持っていく前に調べること
について解説していきます。
それでは早速見ていきましょう!
目次
海外旅行に日本食を持って行くべきケース
海外旅行にカップラーメン持っていくか問題。
その答えを出すためには、
- 行き先の国
- 旅の目的|予算
- 子連れかどうか
と言ったことが関係してきます。
順に見ていきましょう
行き先|現地のご飯が口に合うか心配
カップラーメンの必要性は、行き先によって変わります。
ざっくりいうと
行き先のごはんが口に合うか?
ということです。 例えば東南アジアに行くとして、エスニック系の料理が苦手ならば、何かしらの携帯食を持っていくべきでしょう。
一方で、パリやバルセロナなど、ごはんが美味しい街に行く場合は不要かもしれません。
ただし、海外のご飯は味が濃かったり脂っこかったり、結構味が違います。
例えばドイツのご飯は、
ウインナー!芋!ウインナー!芋!
って感じです。つらい。
なので、好き嫌いが多い人や、味の変化に敏感な人は、日本食を持っていく方がいいと思います。
なんでも美味しいです!
という人は、持っていく必要ないです。
旅の目的と予算|現地の外食の値段が心配
海外、特にアメリカやヨーロッパの外食は非常に高いです。
例えばドイツであれば、1回外食するとお酒なしでも30ユーロ(約4800円)くらいします。
お酒を飲む人であれば50ユーロ(約8000円)くらいは軽く超えます。
毎回外食していると中々キツイ。
予算を押さえて旅行をしたい人は、持っていくべきでしょう。
一方で、食がメインと割り切るのであれば、不要だと思います。
子連れかどうか|子供がご飯を食べるか心配
子連れの人は、カップラーメンやレトルト食品など、なにかしらの日本食を持っていくべきです。
なぜかというと、
子供が全然ごはんを食べてくれないからです。
5歳と1歳の子供2人を連れて、20カ国旅行した僕だから分かります。
マジで食べれる物が限られます。
子供のタイプにもよりますが、変わった味が嫌で食べない…というのは、良くある話。
旅行中フライドポテトしか食べない、なんてこともありました。
大人が美味しいごはんを楽しむ為にも、子供のごはんの心配はしたくありません。
子供が食べてくれる携帯食を持って行くのが無難でしょう。
日本食を持ち込む前に調べること
日本食を持っていくとして、持ち込む前に調べて置くべきことがいくつかあります。
ここからは、海外旅行に行く前に調べておきたいことについてまとめます。
持ち込み規制はないか?
食品の持ち込み規制やチェックの厳しさは、国によって違います。
例えばアメリカであれば、肉エキスが入っているものは持ち込みNGだったりします。
渡航先の持ち込み制限を調べておくようにしましょう。
ただ、周囲の駐在員の話を聞く限り、チェックはさほど厳しくないようです。
スーツケースの中に入る程度なら、スルーされる場合が多いとか。
食品で捕まったという話は聞いたことありません。
全ての空港で確認した訳ではないので、確実とは言い切れませんが、少量であれば大丈夫かなと思います。
※ただし、所持品については自己責任でお願いします。
肉類が入っていないか確認する方法
持ち込み規制で引っかかるのが心配!
という人は、肉類が入っていない携帯食を持って行くのが無難です。
とはいえ、どうやって確認すればいいのでしょうか?
もちろん、原材料表記を見ればいいのですが、どこに書いているか分かりにくい。
そこで便利なのがAmazonです。
例えばカップヌードルのページを見てみましょう。
原材料がしっかりと写真で掲載されています。
簡単に原材料が確認できてオススメです。
記事の後半では、肉エキスが入っていない携帯食もご紹介しますので、参考にしてみてください。
現地で売っていないか?
現地でもカップ麺や日本食を売っている場合があるので、事前に確認してみましょう。
海外のローカルカップ麺であれば、スーパーで手頃な価格で売ってます。
そんな事言っても、現地に売ってるものなんてどう確認するの?
海外Amazon を使います!
まずは、Amazon.〇〇(国コード)と検索します。
例えばドイツだったらAmazon.deといった感じです。
その後、Amazonの検索に、「Ramen」を入力してみましょう。
すると、こんな感じで出てきます。
Ramenは世界共通語。はっきりわかんだね。
例えばヨーロッパには、日清の出してるカップラーメンがあって、普通に美味しいです。
こんなやつ。
好き嫌いの少ない人であれば、現地のもので十分です。
ラーメンの他にも、スーパーには目新しいものが沢山売っています。
当たりハズレはありますが、美味しいもの・食べれるものは見つかるでしょう。
現地感を楽しみたいなら、スーパーがオススメです。
ドイツやヨーロッパでしか食べられないものについては、下記の記事でまとめています。
参考にしてみてください。
ホテルに着いている設備
カップラーメンやレトルト食品を持って行ったとしても、ホテルに設備がないと温められません。
海外のホテルには、電気ケトルさえ着いていない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
設備の確認には、booking.comが便利です。
海外のホテルでも、詳細を日本語で確認できます。
まず、ホテルのページを開き、
設備の”その他”をタップします
すると、館内設備一覧が確認できるので…
電気ケトルや電子レンジが付いているか?確認しましょう。
電気ケトルがないホテルも結構あるので要確認。
もし無い場合は、タンブラーを持って行くと便利です。 カフェやレストランでお湯をもらって、後で使うことができます。
サーモスの真空断熱タンブラーは、半日以上お湯が冷めないのでオススメです。
普通のホテルに電子レンジが付いていることは稀ですが、
キッチン用品が一通り揃っている「アパートメントホテル」には、電子レンジもついてます。
旅行中も料理の幅が広がってオススメです!
僕は子連れなので、いつもアパートメントホテルを選んでます。
持って行くのに便利な日本食
ここからは、海外旅行に持って行くと便利な日本食をまとめてご紹介しようと思います。
僕も毎回お世話になってます!
肉エキスが入っていない携帯食まとめ
まずは、持ち込み規制にありがちな、「肉類」「肉エキス」を含まない携帯食をまとめてご紹介します。
・どん兵衛
どん兵衛には肉類は使われていません。だしに魚介類は含まれていますが、魚は持ち込みOKという国が多いです。
・焼きそば
焼そばも肉エキスを含んでいない事が多いです。
ただし、UFOとかは肉が入っているのでNG。
・缶詰(魚)
魚介類は持ち込みOKの国が多いです。
缶詰+サトウのご飯。最強です。
・ふりかけ
鮭やカツオなどのふりかけは持ち込みOKの場合が多いです。
ただし、卵が入っているとNGになることが多いので、「のりたま」は注意が必要です。
カップラーメン
定番の携帯食といえば、まずカップ麺。
うどんや焼きそばには肉エキスが入っていないので、持ち込む際も安心です。
タンブラーをもっていけば、ホテルの設備に関わらず調理可能。
海外旅行に最も便利な携帯食です
サトウのご飯
海外では、米が食べられないことが多いです。
メニューに米があったとしても、それはサラサラのインディカ米。子供はなかなか食べてくれません。
電子レンジが無くても、電気ケトルの中にパックごと入れてお湯で温めることもできます。
僕が一番お世話になってる携帯食です!
レトルトカレー
サトウのご飯とセットで持って行くならレトルトカレー。
子供が喜ぶインスタント食品No1です。
こちらも子連れにオススメ。
まとめ|保険として少量持って行くべし
今回の記事では、
- 海外旅行に日本食を持って行くべきか
- 持って行くならどのようなものが良いか
ということについて、まとめてきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
海外の食べ物は、日本の物と味が違います。
子連れの人や味の変化に敏感な人は、保険として持って行くのが良いでしょう。
一方で、大人だけの旅行の場合は不要かもしれません。現地のスーパーに行けば、なにかしら食べれる物が見つかると思います。
海外旅行を充実させるためにも、しっかり準備して行きましょう。
このブログでは、他にも海外旅行に役立つ情報を書いています。
下記にリンクを置いときますので、参考になれば幸いです。
海外旅行に財布はどうする?選び方・分け方も解説【駐在員おすすめ】
今回の記事は以上です。
それでは、また。