海外旅行に洗濯って、できるのかな?
そのような疑問を抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
かどいちといいます。ドイツで駐在員として働きながら、20カ国以上を旅してきました。
海外旅行の際、一番かさばる荷物が衣服ですよね。
できるだけ荷物を減らすため、旅行中の洗濯を考えている人も多いでしょう。
そこで今回の記事では、僕の旅行の経験をもとにして
- 海外赴任中に洗濯をする方法
- ランドリーや洗剤などに関する体験談
- 海外で洗濯するときに便利なグッズ
などをまとめていこうと思います。
海外旅行の計画をしている人の参考になると思いますので、ぜひご一読ください。
それでは早速見ていきましょう!
海外旅行中に洗濯はどうする?
そもそも海外旅行中に洗濯をした方がいいのでしょうか?
洗濯を前提にすれば、荷物は減りますが、手間は増えますよね。
結論、
洗濯するべきか?は、滞在日数によって変わります。
季節や荷物の許容量にもよりますが、僕の例だと
- 4泊くらいまでは洗濯しない
- 10泊くらいまでは薄手の服のみ洗濯
- それ以上になる場合はランドリー
という感じにしています。
それぞれ解説していきます。
パターン①洗濯はしない【4泊くらいまで】
当然、洗濯しないのが一番楽です。
なので、僕は4泊くらいまでなら
- 下着は泊数分
- シャツやズボンは泊数の半分
- 上着や羽織るものは1枚だけ
といった感じにして、洗濯せずに旅行しています。
人によってはもう少し長期間でもいけるかもしれません。
僕は4人家族なので、このくらいが限界って感じです。
パターン②薄手の服のみ洗う【10日はいける】
宿泊日数が長くなってくると、洗濯が必要になってきます。
持ってる下着の数が、そもそも足りない。
その場合、まずは下着と薄手の服のみ洗濯するのがオススメ。
そうすると、手洗いでもそこまで労力がかかりません。
個人的には、10日くらいならこの方法で大丈夫だと思います。
パターン③全部洗う【手洗いは大変】
僕は、できるだけ荷物を減らすため、全部洗うという方法を試したことがあります。
その経験をもとに、お伝えしたい。
手洗いすると地獄です。
洗うにしても時間がかかるし、なにより脱水がキツイです。
というのも、厚手の服はしっかり絞らないと全然乾かないのです。
握力を根こそぎ持っていかれます。
下着のみを洗う場合に比べて、3倍以上時間がかかりますし、労力も段違い。
全部洗う場合は、ランドリーの利用をオススメします。
海外旅行中に洗濯する方法
海外旅行中に洗濯する方法は
- 手洗い
- ランドリー(洗濯機)
- クリーニングサービス
大きくこの3つです。
このうち、クリーニングサービスは高価ですし、特に説明することもありません。
なので、ここからは、手洗いとランドリーについて、海外の状況をまとめていきます。
手洗い
コストを抑えたい場合、手間はかかりますが手洗いが良いでしょう。
下着や薄手の物だけなら、1人/1日分で15分もかかりません。
室内干しすることになりますが、少量ならホテルにあるハンガーで事足ります。
慣れてしまえば意外と楽です。
手洗いする場合、毎日少しずつやる方がオススメ。
まとめてやると、思いのほか乾かなかったりしますので。
コインランドリー
衣服を全て洗濯する場合、少しお金はかかりますが、ランドリーを使う方が断然楽です。
国によっては街中にコインランドリーがあり、それを利用する方法があります。
しかし、コインランドリーを利用する場合は事前調査が必要です。
国や街によって状況が違うからです。
距離が遠い場合、移動や待ち時間がかかりますが、コインランドリーの有無をホテル選びの条件に入れるのも大変。
近くにあればラッキー、くらいに考えた方がいいかもしれません。
ランドリー付きのホテル
洗濯機を使う前提でホテルを選ぶ場合は、ランドリー付きのホテルを選ぶ方良いでしょう。
ホテルの内にランドリールームがあったり、部屋に洗濯機がついているホテルもあります。
有料|無料どちらの場合もありますが、外出してコインランドリーを使うよりも断然便利です。
普通のホテルよりも、アパートメントホテルの方が、洗濯機がついていることが多いです。
無料で使えることも珍しくありません。
ホテルの設備を確認しながら選びましょう。
ホテルに洗濯機があるか見極める方法
海外のホテルについている設備を確認するには
が便利です。
僕もよく使うサイトです。
国や地域から海外ホテルの詳細を日本語で確認できますし、そのまま予約もできます。
こちらはパリのアパートメントホテルの例。
候補となるホテルの「館内設備」の所に「洗濯機」とあれば、お部屋もしくはホテル内に洗濯機が付いています。
詳細を見ると、「キッチン」の項目に洗濯機がありますね。
このようは表記だと、部屋の中に洗濯機が付いています。
一方で、こちらは普通のホテルの例
「ランドリー(有料)」という表記の場合、付いているのは
コインランドリー or クリーニングサービスのどちらか
になります。少しあいまいです。
こういった場合
- アパートメントホテルであればランドリールーム
- ホテルの場合はクリーニングサービス
といったケースが多いです。
よくわからない場合は、ホテルにメールして確認するのが確実。
Google mapでホテル名を検索すれば、公式HPかメールアドレスのリンクがあるので、メールで問い合わせするのが良いでしょう。
Google翻訳を使ってチャレンジしてみましょう!
Booking.comの詳しい使い方は、こちらの記事で紹介しています。
Booking.comを使って海外のコスパ良いホテルを予約しよう
洗剤どうする?海外の洗濯事情
海外旅行中の洗濯について考えるとき、洗剤をどうするか迷う人もいるかもしれません。
- 持って行く?
- 現地で買う?
- 水と洗剤の相性とかあるの??
などなど、洗剤についての考え方を、僕の実体験をもとにまとめていこうと思います。
日本の洗剤だと汚れが落ちない?【落ちる】
海外の水は硬水で、日本の洗剤では汚れが落ちにくい。
そういう話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、僕の実体験として
数回の洗濯で気になるようなことはなかった
という事をお伝えしたいです。
細かく比べると差が出るのかもしれませんが、僕は気になったことは一度もありません。
海外で売っている洗剤はサイズがデカいです。
短期滞在で現地調達すると余ります。
なので、
- 短期滞在の場合は小分けで持って行く
- 2週間~滞在する場合は現地調達も視野に
このように考えればOKです。
短期滞在|手洗いの場合【液体洗剤を持参】
短期の滞在で、1~2回の洗濯をする場合、小分けの洗剤を持って行きましょう。
洗剤を持っていく場合、真っ先に思いつくのはジェルボールだと思います。
しかし、実のところ
手洗いの場合、ジェルボールはオススメできません。
なぜかというと、1回分の量が多すぎるから。
手洗いで、薄い衣服や下着くらいを洗う前提とすると、そんなに多くの水を使いません。
これに対してジェルボール1回分使ってしまうと勿体ないし、すすぎも大変です。
そういうわけで、手洗いの場合は、
液体洗剤をペットボトルに入れて持っていく
という方法がオススメです。
長期滞在の場合【ジェルボールが便利】
一方で、長期滞在し衣服全てを洗濯する場合は、ジェルボールが便利です。
長期滞在するとはいえ、洗濯の回数は限られます。
ジェルボールなら余った場合も持ち帰れるので便利。
洗剤を現地調達するのもアリですが、海外の洗剤はサイズがデカいのが難点。
おそらく余って捨てることになります。
僕はいつも、ジェルボールを数個ジップロックに入れて持って行っています。
洗濯機を使う前提なので、洗濯する回数は多くても週2~3回くらいって感じです。
石灰中和剤って必要?【1~2回なら不要】
海外の水は硬水だから、石灰中和洗剤が必要!
という記事をよく見ますが、
1~2回の洗濯なら無くても大丈夫です。
ヨーロッパでは、石灰中和剤として「カルゴン」という製品が有名です。
こんなやつ
僕も確かに家では使ってます。
しかし、1~2回これを使わなかったからといって、何も起こりません。
また、洗濯機のあるホテルには、洗剤やカルゴンが付いていることもあります。
基本的に日本で買って持って行く必要はありません。
どうしても気になる人は現地調達するのがいいでしょう。
手洗いの方法と便利な洗濯グッズ
衣服の手洗いってあまりやった事がないんだけど…
そういった人も多いと思いますので、ここからは
- 手洗いのやり方
- 手洗いの際便利なアイテム
についてご紹介していきます。
楽にできる手洗いの方法
旅行中の手洗いは、できるだけ時間や労力をかけずに行う方が良いです。
しっかり洗うと大変なので、最低限汚れが落ちればいいと考えましょう。
オススメの方法は
- 1.袋に衣服|水|洗剤を入れる
- 2.2~3分押し洗いする
- 3.袋から水を抜き、衣服を脱水する
- 4.再度袋に水と衣服を入れてすすぐ
- 5.仕上げの脱水をする
といった感じです。
注意点として
- 1で使う袋は、大きめのシンクやバスタブの方がやりやすいです。ホテルの設備次第。
- 3の脱水は、しっかりめに絞った方が洗剤が残りにくいです。気にならない人はだいたいでOK。
- 4のすすぎを1回で済ますために、洗剤は少な目がオススメ。
- 5の脱水は、しっかり絞らなければ乾きにくいです。
といった事があります。
慣れれば1回あたり15分もかかりません。
ぜひチャレンジしてみてください。
洗濯袋(洗剤付き)
手洗いで洗濯をするとき、専用の洗濯袋があれば便利です。
中に衣類・水・洗剤を入れて洗いますが、排水キャップがついているので脱水がしやすいです。
こんなやつ
ジップロックやごみ袋よりも作業性が良かったです。
ホテルにバスタブがついていれば不要なのですが、海外にはシャワーだけしかついていないホテルも多いです。
ホテルの設備や写真はBooking.comから確認できるので便利です。
やり方は、ホテルに洗濯機があるか見極める方法で前述した通り。
予約する前に一度チェックすることをオススメします。
バスタブなしの場合は、洗濯袋を持っていく方が良いでしょう。
洗濯ロープ【心配なら】
洗濯ものを干すスペースが心配な人は、洗濯ロープを持っていくと良いでしょう。
こんなやつです。
ただ、必須ではないかと思います。
少量であればホテルのハンガーで事足りますし、椅子などにかけておくだけでも乾くからです。
僕は使っていません。
衣類全てを洗濯する人や、椅子にかけるのはちょっと…という人は検討してみてください。
ちなみに、ホテルによっては洗濯物干しがついてる事も。
こちらもBooking.comで確認できます。
携帯ハンガー【気になるなら】
こちらも必須ではありませんが、衣類全てを洗濯する人にはオススメ。
洗濯ものを干すスペースも節約できます。
ホテルにもハンガーはついていますが、数に限りがあります。
必要に応じて持っていくようにしましょう。
海外旅行に行くなら|ローミング通信2GBを無料でゲットする方法
海外旅行に行くときに、絶対に必要なのが
携帯通信の手段
ですよね。
海外での通信手段を確保するためには、
- 携帯キャリアの海外ローミング
- プリペイドタイプのSIMを購入
という、2つの方法があります。
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一方、プリペイドタイプのSIMを購入するなら、海外からでも購入できて、SIMの差し替えも不要な
がオススメ。
実際に使った感想などを、こちらの記事にまとめています。
まとめ|洗濯すれば荷物は減る
今回の記事では、海外旅行中の洗濯についてまとめてきました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
海外旅行中に衣類を洗濯することで、確実に荷物を減らすことが可能。
とはいえ、ズボンやシャツまで洗うのはかなり大変です。
個人的には下着と薄手の服のみ洗うのがオススメ。
慣れてしまえば時間も労力もさほどかかりません。
一方、長期滞在や全ての服を洗濯したい人は、手洗いでは大変です。
ランドリー付のホテルを選び、洗濯機を使う事をオススメします。
多くのアパートメントホテルにはランドリーが付いていますので、一度検討してみてください。
今回の記事は以上です。
それでは、また。