ヨーロッパ旅行の服装ってどうすればいいの?
そのような悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
かどいちと言います。ドイツで駐在員として働きながら、ヨーロッパ20カ国を旅してきました。
海外旅行に行くとき、服装に悩む人は多いのではないかと思います。
暑いの?それとも寒いの?ドレスコードは?…わからない!
そこで今回の記事では、ヨーロッパ旅行に行く時の
- 季節ごとの服装
- どんな服を着ていけばいいのか?
- 持っていくと便利な小物
などについてまとめていきます。
ポイントは、季節ごとの服装が日本とかなり違うので、注意が必要ということ。
ヨーロッパ旅行時の服装に関する疑問を、一気に解決していきますので、ぜひご一読ください!
それでは早速みていきましょう。
目次
【季節別】ヨーロッパでの服装
ヨーロッパと一口に言っても、国ごとに気候は違います。
例えば
- イギリス・ドイツ・北欧|涼しい
- スペイン・イタリア・ギリシャ|暖かい
と言った感じ。
基本的に、
- 南に行けば暖かくなる
- 海に近い方が暖かい
という事を抑えておけばイメージしやすいと思います。
ヨーロッパでは、海流が気候に影響を与えるので、西に行くほど暖かくなるのが特徴的ですね。
服装を決めるためには、
- 国|季節の気温や天気を確認
- 季節ごとの特徴を抑える
- 直前の天気予報を確認
といった感じで確認していきましょう。
順に解説していきます。
まずは気温と天気の傾向を確認
まずは国ごとの気候と天気を確認しましょう
全体の傾向としては
- 夏は日本より涼しい
- 冬は寒いがビビる程ではない
- 季節の変わり目は気温が大きく変動する
といった感じです。
また、夏は晴れる日が多く、冬は雨が多いのも抑えておきたいところ。
季節ごとの天気や気候は、Weather Sparkのサイトで詳しく調べられます。
こんな感じで、季節ごとの気温や天気の傾向が詳しく書かれていて、過去のデータも確認できます。
都市別に検索可能で便利。僕もよく使ってます。
夏|朝晩は意外と冷える
ヨーロッパの夏は、日本よりかなり涼しいです。
ドイツやイギリス、北欧などでは、夏でも上着が必要な日があります。
イタリアやスペインなど暖かい国では30℃を超える日もありますが、乾燥しているので日陰に入れば涼しいです。
いずれにしても朝晩は冷えることが多く、羽織れる物を持って行った方がいいでしょう。
余談ですが、ヨーロッパの夏は日が長いです。
夜10時くらいまで明るいので、テラス席でお酒飲んだりすると最高ですよ!
冬|外は寒いが屋内は暑い
ヨーロッパのほとんどの国は、北海道よりも北にありますが、そこまで寒くありません。
基本的な防寒は必要ですが、そこまで心配する必要はありません。
それよりも気を付けるべきなのが
温度差対策
です。
というのも、外は寒いが、部屋の中は暖かい(むしろ暑い)のです。
なので、ヨーロッパの人は
- 最強の防寒上着
- その下は薄着(半袖の人もいる)
といったスタイルが多いです。
そういう訳で、厚手のジャケットに加え、薄手のインナーも持って行った方がいいでしょう。
それと、ヨーロッパの冬は、雨が多いです。
土砂降りではなく、しとしと降る小雨。振ったりやんだりします。
なので、いちいち傘を出し入れするのが面倒という人は、フード付きの撥水ジャケットを持っていくと良いかもしれません。
特にクリスマスマーケット目当てで行く人は、撥水ジャケットが便利だと思います。
春秋|寒暖差が大きい
春秋で注意したいのは寒暖差。
昼は暖かく夜は寒いというのももちろんですが、急に暖かくなったり寒くなったりします。
1週間のうち、最高気温が10℃くらい変わることもあります
暖かい日は快適なのですが、寒い日は風が強くて、冬かと思います。
このあたりに注意し、直前の天気予報も確認しながら、持って行く服装を決めましょう。
直前の天気予報を見て最終決定
服装を決定するに当たり、最終的には直前の天気予報を確認して決めるようにしましょう。
特に春や秋の季節は、同じ時期でも気温が大きく変わります。
スマホの天気アプリで10日間天気が見れると思います。
行先の都市を登録しておくと良いでしょう
iPhoneの場合は下記の手順です。
1.天気アプリを開く
2.右下の”リスト”をタップ
3.一覧表示→都市を検索
4.都市を選択
5.下にスライド→10日間天気を確認
海外旅行の服装に関する注意点
さて、気温に合わせた服装はだいたい分かったとして、次に気になるのが
どんなスタイルの服を着て行けばいいのか?
ということだと思います。
雰囲気に合わせた服装を選びたいのはもちろん、ドレスコードが気になる人も多いでしょう。
そこで、ここからは、海外旅行に着ていく服装について、注意点をまとめていきます
治安が悪いことを前提に
まず注意して欲しいのは、海外は日本に比べて治安が悪いということです。
特に女性の方は、無用なリスクを回避するためにも、短いスカートなどは控えるべきでしょう。
そもそもヨーロッパの人々は、結構カジュアルな服装をしています。
- 女性はパンツスタイルや、ロングスカートのワンピース
- 男性はデニムにTシャツやワイシャツスタイル
と言った感じの人が多いと思います。
雰囲気はストリートビューでも確認できる
現地の人がどのような服装をしているか確認するために、ストリートビューがオススメです。
行先の都市の、人通りが多そうな場所を選んで、ストリートビューを見てみましょう。
例えばこちらはパリのひと区画。
世界有数のオシャレ都市ですが、カジュアルな人ばかりです。
画像:Google
場所によってはドレスコードも
ドレスコードが気になる人もいるでしょう。
結論、
そんなにビビらなくても大丈夫です。
厳密にドレスコードが指定されているお店は多くないからです。
ドレスコードが必要な可能性があるのは
- 高級レストラン
- オペラやバレエなどの格式高い演劇
- クルーズ
と言った感じで、これらの予定がある人は、「ビジネスカジュアル以上」くらいの服装が無難。
僕はデニム以外の長ズボン+襟付きシャツくらいを着ていくことにしています。
ちょっといいレストランやクルーズにもいった事がありますが、今のところ入店を断られたことはありません。
心配な人は、レストランをGoogle mapで検索してみてください。
写真 → 雰囲気と進めば、食事をしている人が移っている写真が見つかると思います。
写真から、お店の雰囲気や適した服装がある程度分かると思います。
長旅なら乾燥機にかけられる服を
旅行が長期になる場合、洗濯をする前提で準備をすると、持って行く服を減らすことができます。
そういった場合は、乾燥機にかけられる服をえらぶといいでしょう。
ヨーロッパには、ランドリールーム付のホテルや、部屋に洗濯機が付いているアパートメントホテルなどがあります。
洗濯後に乾燥までできれば、手間が大きく減るので便利です。
洗濯について、詳しくはこちらの記事にまとめています。
持っていくと便利な小物
最後に、ヨーロッパ旅行に持って行くと便利な小物をご紹介します。
帽子&サングラス
ヨーロッパの国々は緯度が高いので、太陽が高くまで上がりません。横から照り付けてきます。
特に西日がキツイので、サングラス+帽子を持って行くと良いでしょう。
ちなみに、日傘を差している人はほとんどいません。
旅行中は手が塞がって邪魔になるし、サングラス+帽子の方が無難です。
サコッシュ
防犯面を考えた時、財布や貴重品を入れておくサコッシュがあると良いでしょう。
財布の出し入れがしやすいですし、スリに対する警戒もしやすいです。
僕はいつもリュック+サコッシュで旅行してます。
財布やリュック、防犯についての考え方はこちらの記事にまとめています。
海外旅行に財布はどうする?選び方・分け方も解説【駐在員おすすめ】
折りたたみ傘
ヨーロッパの夏は晴れの日が多いですが、夕方に土砂降りが降ることが多いです。
夏と冬では、雨の降り方が全然違います。
短い時間激しく降って、すぐ止みます。
従って、夏に旅行するという人は、折りたたみ傘を持って行く方がよいでしょう。
海外旅行に行くなら|ローミング通信2GBを無料でゲットする方法
海外旅行に行くときに、絶対に必要なのが
携帯通信の手段
ですよね。
海外での通信手段を確保するためには、
- 携帯キャリアの海外ローミング
- プリペイドタイプのSIMを購入
という、2つの方法があります。
携帯キャリアの海外ローミングなら、楽天モバイルに乗り換えれば
2GBの海外ローミング通信が無料です。
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一方、プリペイドタイプのSIMを購入するなら、海外からでも購入できて、SIMの差し替えも不要な
がオススメ。
実際に使った感想などを、こちらの記事にまとめています。
まとめ|季節や場所にあった服装を
今回の記事では、ヨーロッパに旅行する際の服装についてまとめてきました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
まずは旅行に行く時期・場所の気候を調べてみましょう。
その上で、直前の天気予報で服装を決めると良いでしょう。
スタイルはカジュアル目が良いと思います。現地の雰囲気をストリートビューで確認してみましょう。
ドレスコードに過剰な心配は不要です。よほどの場合でもない限り、入店を断られることはありません。
とはいえ、雰囲気にあった服装で行くことで、気持ちよく過ごすことができると思います。
Google mapを使って事前調査をしつつ、フォーマル寄りの服が一着あると良いでしょう。
今回の記事は以上です。
それでは、また。