仕事を断ることの重要性と上手な断り方のポイント3つを解説【断った方が皆のためです】 | 山奥エンジニアの お金と海外とデータ分析
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仕事を断ることの重要性と上手な断り方のポイント3つを解説【断った方が皆のためです】

かどいちと言います。ドイツで海外駐在員として働いています。

気が乗らない仕事や割に合わない仕事を仕方なく受けてしまったことはありませんか?

そんな仕事を受けるたびに積み重なる残業、削られる体力…

僕も似たような経験が何度もあるので、その気持ちがとてもよくわかります。

一方、ドイツで働く中で感じたのが、

メチャメチャ仕事断られるな…

ということです。

ただコレ、「ヨーロッパの人は不真面目」とか、「仕事をしたくないだけ」みたいな単純な話ではありません。

ドイツ人は、自分らしく生きるため、幸福な人生を手に入れるために真剣に考えて生きています。
その結果、仕事を受けるか、断るかの選択を慎重に行うのです。

こういった環境に身を置き、僕自身も仕事を受ける|断るについて真剣に考えるようになりました。
今では、日本人はぶっちぎりで仕事を受けすぎ、もっと断ればいい。と思います。

この記事では、僕がドイツでの仕事を通じて感じた

仕事を断ることの重要性
・断るためのテクニック

といったことを共有します。

この記事を読むことで、

・上手に仕事を断る方法
・残業時間を減らす方法

といったことが分かり、その結果、本当にやりたいことに時間を使えるようになると思います。

自分らしい生き方、そして幸福な人生を築くための一助となれば幸いです。

それでは早速見ていきましょう!

仕事を断ることの重要性

仕事を断ることの重要性

仕事を断ることは、一見マイナスに映るかもしれません。

しかし、実はその背後には大きな意義が隠されています。

仕事の量だけが価値ではなく、質もまた非常に重要。仕事を断ることで、本当に自分にとって価値のある仕事に集中することが可能となり、結果として生産性を向上させることができます。

まずは、仕事を断ることの意義とは何か?具体的にまとめていきます。

仕事を受けすぎることの弊害

自分らしく生きたい。その鍵となるのは、自分の時間をどのくらい「やりたいこと」に使うか?です。

仕事に時間を使った分だけ、他の事に使える時間は削られていきます。どんな仕事をやるか?よく考えなければいけません。

また、オーバーワークになってしまうと、効率低下を招くだけでなく、自分の専門性やキャリアにも悪影響を及ぼすことがあります。

仕事を断ることで、自分の時間を確保できますし、自分の専門性や得意分野に集中し、より価値のある成果を生み出すことが可能となります。

「NO」という選択の価値

実は、何をやるか?という決定にはあまり価値がありません。

実は、とりあえず「やる」という判断は最も楽なのです。

なぜなら

・考えずに済む
・頑張っているような気持ちになれる

・不安な気持ちを軽減できる

からです。

一方で、全てのことをやるのは不可能です。時間にも体力にも限りがあります。

そして、失敗した時の言い訳にするのです。

「あれだけやったんだから仕方がない」

と。

このように、「全部やる」は自己満足にしかなりません。本当に重要なのは

「何をやらないか?」決めること

です。

自分の目的を達成するために、本当に必要な事のみにリソースを集中するため、Noという選択にこそ価値があるのです。

断ってもいい仕事の特徴

断ってもいい仕事の特徴

すべての仕事が等しく重要とは限りません。
自分のキャリアや人生のバランスを考慮すると、断るべき仕事も少なからず存在します。

それどころか、実は、断った方が組織全体にとってプラスとなることも多いのです。

どんな仕事を断るべきなのか?

この項目では、断っても良い仕事の具体的な特徴やその見極め方について、僕の経験を元に掘り下げていきます。

キャリアやスキルに合致していない仕事

自分のキャリアにとってプラスにならない仕事や、自分のスキルでは高い価値が出せない仕事でも、他人にとってはそうではないかもしれません。

個人の経験や能力によって、生み出せる価値や成果は大きく異なります。

また、自分にとってははキャリアにマイナスとなる仕事でも、他の人にとっては違うかもしれません。
むしろ、新しいスキルを磨く機会やキャリアアップの機会となる可能性もあります。

もしそうだとしたら、むしろ断った方が組織全体のためになりますよね。

仕事を受ける時は、自分の長期的なキャリアゴールや、現在のスキルセットと照らし合わせてみましょう。

そうすることで、仕事を受けるか?それとも断るか?の判断の助けになると思います。

焦点を当てるべきなのは

自分の成長と生み出せる価値

です。

他人と比較するのではなく、自分にとっての価値を判断するようにしましょう。

他の仕事を優先させた方がいい場合

「今やるべき仕事」は何なのか?この判断が仕事の成果を大きく左右します。

特に、複数の仕事やプロジェクトが重なった時、重要性や緊急性を考えながら優先順位を付けて取り組むことで、効率的に仕事を進めることができます。

仕事を依頼してくる人が、あなたの持っているタスクを把握しているとは限りません。

時には、他の仕事を優先するため断る勇気も必要。この選択が、長期的には大きな成功をもたらしたり、損失を回避したりする場合もあるのです。

健康やプライベートな時間を脅かす仕事

責任感の強い人ほど、過多・過大な要求に応えようとして、自身の健康やプライベートな時間を犠牲にしてしまいます。

しかし、そうすると健康を損ねることで効率が下がり、さらに時間が無くなる原因となります。

その結果、労働時間が増え、健康を害し…と、悪循環に陥ってしまうことは少なくありません。

仕事を断ることの重要性はここにあるのです。

全ての仕事に「YES」と答えるのではなく、適切なタスクを選び、自身の健康と時間を大切にする勇気が必要。

このバランスを保つことが、自分らしく幸福な人生の獲得へと繋がっていきます。

仕事を断るためのテクニック

仕事を断るためのテクニック

仕事を断るとき、言い方一つで相手の反応は大きく変わります。

ただ単に「できません」と伝えるのではなく、建設的かつ誠実に断ることで、信頼関係を損なうことなく仕事を断ることができるのです。

この項目では、実際のシーンに応じて使える、スムーズに仕事を断る具体的なテクニックをご紹介します。

適切に断ることで、自身の働き方を最適化する方法を探求しましょう!

明確な理由を説明する

仕事を断る際、一番重要なのは「理由」を明確に伝えることです。

抽象的な表現やあいまいな言い回しは禁物。
断らなければならない状況や背景を説明することで、相手の納得感に繋がります。

たとえば、他のプロジェクトの優先度やスケジュールの問題、現在の専門性や能力との不一致など、具体的な事情を開示することで、相手も理解を示してくれます。

また、これらを誠実に伝えることで、後々の関係構築にも繋がるでしょう。

相手の気持ちを尊重する

仕事を断るとき、相手への敬意を示し気持ちを尊重することで、関係の悪化を防ぐことができます。

例えば、

「ご依頼頂けて非常に嬉しいのですが…」

といった前置きをすることで、あなたが依頼を軽視しているわけではないことが伝わります。

建設的な関係を築く土台として、感謝とリスペクトの表現を忘れないようにしましょう。

代替案や提案を準備する

仕事を断る際には、単に「できません」と伝えるのではなく、可能な範囲で代替案や提案をすることが鍵となります。

そうすることで、協力的な姿勢があり、相手の課題解決に一緒に取り組む意思があることが伝わるからです。

例えば、

「今は優先すべき仕事があるので無理ですが、来週まで待っていただければ可能です」

などといった提案をすることで、断る理由とともに解決策も示すことができます。

このように、断る+提案の形をとることで、信頼関係を保ちつつ、生産的なコミュニケーションを維持することができるでしょう。

断るタイミングを見極める

仕事を断る際、基本的には依頼された時点で断るのがオススメですが、会話の流れの中で断るタイミングを見極めることが重要です。

依頼内容を詳しく聞き、無理だと思った場合は、相手の言葉を遮ることなく自分の意見や状況を伝える適切な瞬間を見つける必要があります。

相手が一区切りつける瞬間や、質問の後など、自然に意見を挟むことができるタイミングを探ることが重要です。

適切なタイミングでのアプローチは、相手との関係をより良好に保ち、円滑なコミュニケーションを促進します。

会話の断り方の具体例

それでは、これまで紹介してきたテクニックを用いた、具体的な断り文句をいくつかご紹介します!

・例1: 「ご依頼ありがとうございます。ただ、今月は他のプロジェクトが大詰めで手一杯となっていて…次の月でしたらサポート可能なのですが、お待ちいただくことは可能でしょうか?」

・例2: 「ご依頼頂いた仕事の重要性は十分に理解しているのですが、会社全体の状況を考えると現在着手しているプロジェクトの方を優先すべきだと考えています。家庭の事もあるので長時間の残業も難しく、部分的にであればお手伝いできると思うのですが、それでも大丈夫でしょうか?」

参考になれば幸いです!

それでも仕事を断れない理由

それでも仕事を断れない理由

これまで断ることの重要性や断り方のポイントを解説してきました。

でも、

「そんなことは分かってる。それでも色んな感情が邪魔して断れない!」

そんな人も多いんじゃないかと思います。

当然、仕事を断ることに躊躇する背景には、多くの感情が影響してきます。

自分が断ることで他者に迷惑をかけるのではないかという不安、職場内での人間関係、さらには他人からの評価についても気になりますよね。

ここからは、仕事を断ることができない心理的な理由について深堀りしていきます。

その上で、断れないマインドを変えるための考え方についても解説していこうと思います!

自分が断ることで誰かが困るかも

人は社会的な生き物と言われています。

つまり、周りの人々との関係性を大切にするのは我々の本能なのです。
従って、仕事を断ることで他人に迷惑を掛けるのではないか?という心配が生まれるのも当然です。

しかし、あなたが仕事を断った場合、その仕事は

・余裕がある人
・もっと仕事がしたい人
・より短時間でできる人

こういった人のところへ行きつく可能性が高いです。

それに、行き場の無くなった仕事は、そのほとんどが消滅します。

というのも、会社でやっている仕事の中で、全く価値を生まないムダな仕事と言うのは少なくないのです。

なので、皆が断る仕事、つまり優先度の低い仕事というのは

ほぼムダ

なんです。

むしろみんなで断って消滅させた方が会社のためです。

結論、あなたが断ったとしても誰も困りません。サクッと断ればOKです!

社内の居場所がなくなりそう

仕事を断ってしまうと「自分の居場所をなくしてしまうのではないか」ということが不安になる人も多いでしょう。

しかし、大切なのは

どのくらいの価値を生んだのか?

という事です。どのくらいの仕事をこなしたか?ではありません。

下手に仕事を受けすぎると、その分仕事の質が下がってしまい、生み出せる価値の総量が減ってしまいます。

高い価値を生み出すことができていれば、どれだけ仕事を断ったとしても組織内での居場所はなくなりません。
そういう風にして、仕事を断りまくっているのにみんなから尊敬されている人がドイツには沢山います。

価値を生み出すために、断ることが最適な場合も多いです。自信を持って断るようにしましょう!

他人からの評価が下がりそう

仕事を断ることで、上司や同僚からの評価が下がる事が気になる人も多いと思います。

「断ってばかりのできないヤツ」と評価されると自己肯定感も下がりますし、そういった辛さを回避するために無理して仕事を受けている人も多いのではないでしょうか?

ただ、少し考えて欲しいのです。仕事を断ると本当に評価は下がるのでしょうか?

逆に考えてみてください。

あなたは、”タスクA”と”タスクB”2つの仕事を部下にお願いしたとします。

このとき

①Bは断られたけどAは100点
②断られなかったけどAとBどっちも50点

どっちが嬉しいですか?

僕なら①です。
というか、②をやられると、「中途半端にやるくらいなら断ってよ!」と思います。

適切に断り、受けた仕事では高い価値を出す。長期的に見るとこの方が高い評価を得られるんじゃないかと思います。

「どちらか一つなら可能ですが、両方受けるとどちらも50点の出来になってしまいます」

こういった断り方、全然アリです。

注意点

上記の断り文句に対して

「いや、どちらも100点でやれよ」
「1日は24時間。死ぬ気でやれば出来る」

みたいな返しをされる会社は、残念ながらブラック企業と言わざるを得ません。

社外に目を向けるため、社内で強気に振る舞うために、一度転職活動をしてみることをオススメします。

自分の人材価値を確認するためには、求人の質と量のバランスが良い

転職エージェントのdoda

を活用するのがオススメです。

断れるマインドを手に入れるためのポイント

断れるマインドを手に入れるためのポイント

ここまでの内容で、断ることについて心配する必要はないとご理解頂けたでしょうか?

ざっとまとめると

・自分が断ることで誰かが困るかも
 →誰も困らない

・社内の居場所が無くなりそう
 →なくならない

・他人からの評価が下がりそう
 →受けた仕事をちゃんとやれば下がらない

と言った感じです。

さて、これらが頭で理解できたとして、それでも不安を感じる人は多いでしょう。

そんな人たちのために、不安な気持ちを減らすためにやるべき行動をお伝えしたいと思います。

これらを実行していけば、万が一仕事を断って社内に居場所がなくなったとしても、全然平気!となるはずです!

社外にも居場所を確保しておこう

仕事を断って、社内に居場所がなくなって困るのはどんな人か?

その答えは

会社にしか居場所が無い人

です。

そういった人ほど、社内の人間関係に依存しているため、社内での評価や評判に気を使い、結果的に仕事が断れなくなっていきます。

そこでオススメなのが、趣味を持ったり社外のコミュニティに所属したりすること。

そうすることで社内の人間関係への依存度が下がり、結果的に仕事を断りやすくなると思います。

スポーツのチームやオンラインコミュニティなど、選択肢は沢山あると思いますので、自分の活動範囲を広げてみると良いでしょう。

自分の市場価値を確かめよう

やりたい仕事を自分で選べれば最高ですよね!

でも仕事なんて選べる訳ない…そんな風に考えているあなた。

実際に試してみましょう!結構選べます。

具体的には転職エージェントに登録してみるのです。山ほど求人が来ます。

選択肢を持つことが優位に立つためのポイントです。

嫌なら辞めろ!と言われたらいつでも辞められるように準備をしておくことで、強気に仕事を断ることができるようになります。

転職エージェントは無料で登録可能ですし、「活動」するだけならリスクはありません。

自分が社会にどのくらい必要とされているか?を確認し、自己肯定感を高めると同時に、仕事を断れるバックグラウンドを形成しておきましょう!

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人材価値を高めよう

市場価値を確認すると同時に、人材価値を高める努力も必要です。そうすることで、自分の選択肢がより広がるからです。

・プログラミングを学んで仕事を効率化する
・読書を通じでスキルを得る
・英語を勉強してグローバルに通用する人材になる

などなど、できることは沢山あります。

自己投資する→自信を付ける→仕事を断る→時間を確保する→自己投資する

このループが上手く回り出せば、どんどん自分の時間を確保できるようになり、人生の幸福度が上がっていくはずです!

【まとめ】自分のためにも他人のためにも仕事は断ろう

自分のためにも他人のためにも仕事は断ろう

今回の記事では、仕事を断ることの重要性や、断る時のポイントについて解説してきました。

仕事を断る時には

・明確な理由を持って
・相手の気持ちを尊重しつつ
・断ると同時に代替案や提案をする

これがポイント。

また、仕事を断るために

・社外にコミュニティを作る
・自分の市場価値を確かめる
・自分の人材価値を高める

なども重要です。

仕事を断ることが自分にとっても周囲にとってもメリットとなる場合は少なくありません。

気が乗らない仕事、割に合わないと感じる仕事は、思い切って断ることで、人生の幸福度を高めていきましょう!

今回の記事は以上になります。

ではまた。

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かどいち@山奥エンジニア

32歳でドイツに海外赴任し、シニアマネージャーとして働きながらブログを書いてます。外国人と働きながら気付いた「自分らしく生きる方法」を発信中。頑張りたければ頑張ればいいし、休みたければ休めばいい。自分の価値観を大切にしたい人全員を応援します。

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