【旅行記】治安がヤバいと悪名高いマルセイユに子連れで行った | 山奥エンジニアの お金と海外とデータ分析
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【旅行記】治安がヤバいと悪名高いマルセイユに子連れで行った

かどいちと言います。ドイツで駐在員として働きながら、20か国を旅行してきました。

中でも、強く印象に残っているのがマルセイユ。

治安が悪いと評判で、現地に行くまでは非常に不安でしたが、

  • 港町の街並み
  • 町が一望できる高台の寺院
  • 名物のブイヤベース

といったものが、非常に魅力的な街でした。

そんな街の魅力をお伝えすると共に、子連れで旅行してみた感想や注意点についても、詳しく書いていきます。

マルセイユへの旅行を検討している人が、参考になるような内容だと思うので、ぜひご一読ください。

できるだけ詳しく・分かりやすく書こうとした結果、長い記事になってしまいまして、全部読むのは面倒だし大変だと思います。

そこで、目次から各項目に飛べるようにしてます。必要な部分にジャンプしてみてください。

それでは早速見ていきましょう!

マルセイユの基本情報

旅行記を書く前に、まずはマルセイユの基本情報をまとめて行こうと思います。

海外旅行のポイントとして、事前調査が何より重要。

というわけで、まずは

  • 事前調査の内容
  • 実際に行ってみて感じたこと
  • 事前情報とのギャップ

について、比較しながら、リアルな情報をお伝えしたいと思います。

先に旅行記を読みたいって人はこちらをクリック

行き方(空港まで)

マルセイユへは、各国の空港からLCCが飛んでいます。

ただ、あまりメジャーな空港ではないので、曜日によっては飛行機が飛んでいないこともあります。

例えば、デュッセルドルフからユーロウィングスで飛ぶ場合、オンシーズンの月・金曜日しか飛行機がありません。

経路の検索はスカイスキャナーが便利。日付を指定すれば、航路を一括検索できます。

ただし、スカイスキャナーで表示されるのはLCCの最安プランで、荷物が預けられなかったりします。

なので、

  • スカイスキャナーで経路にあたりをつける
  • 航空会社の公式ページから予約

といった手順で予約するのがオススメです。

行き方(空港→市街地へ)

空港からは、マルセイユ中央駅までシャトルバスが出ています。

バス停はこちら。空港を出て左に進むと見えてきます。

すみません。写真を取るのを忘れてました。

…が、上記の場所に行くとチケットカウンターがあります。行けば分かると思います。

カウンターの人は英語も通じるので、

かどいち
かどいち

マルセイユの中央駅まで行きたい

と英語でいうと、バスのチケットを売ってくれます。

大人一人で10ユーロ。ここ最近のインフレで、もしかしたら値上がりしてるかもしれません。

中央駅まではバスで45分くらい。乗り換えも無く、意外と快適です。

治安【場所によってはヤバそう】

治安が悪いと名高いマルセイユ。

世界中の都市の治安を数値で確認できるNumbeoというサイトがあるのですが、 この指数によると

65.7(ヨーロッパ最悪値)

となっています。

ちなみに東京は24.7。

かどいち
かどいち

えぇ…2.5倍も治安が悪いの…

このような前評判もあり、非常にビビりながら街を訪れました。

で、中央駅~中心街のホテルへ歩いた感想ですが、

かどいち
かどいち

こ…これはヤバい。

Google mapの経路案内に従うと、最短距離が表示されるため、細い路地も通らなければいけません。

大通りから一本外れると、何というか雰囲気がヤバい。

怪しげな人も多いし、正直怖いと感じました。

一方、大通りや人通りの多いところは、全然大丈夫でした。

なので、マルセイユを歩く際は

Google mapの経路を鵜呑みにせず、大通りを歩く

ということに注意するべきかなと思います。

とはいえ、市街地やホテル周辺の治安は良かったです。

ポイントを絞って注意すれば、子連れでも十分旅行できると感じました。

治安の悪い場所での財布の管理方法について、別記事にまとめているので参考にしてみてください。

海外旅行に財布はどうする?選び方・分け方も解説【駐在員おすすめ】

通貨&物価【外食は高い】

フランスはEUなのでユーロが使われていて便利です。

現金はほぼ不要。全部カード決済で片付きました。

物価はどうかというと、観光地という事もあって外食は高いです。

レストランで、ブイヤベース+パスタ+水で75ユーロ(12,000くらい)でした。

一方でスーパーで売っている物の価格はそれほどでもありません(日本よりは高いですが)。

費用を抑えたければ、朝食はスーパーで購入しておくなど、外食を減らすと効果的です。

気温と服装【夏が涼しくてベスト】

マルセイユは南フランスなので、夏は少し暑いです。

とはいえ、日本とは違って湿度が低いため、比較的過ごしやすいと思います。

僕は5月に行きましたが、涼しくて過ごしやすく快適でした。この時期の服装は、薄手の長袖くらいでOKだと思います。

こんな感じの服でした。

海外旅行に行く際の服装の選び方については、別記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

ヨーロッパ旅行の服装はどうする?季節別の注意点を駐在員が解説

ベストシーズンは春~初夏くらいかなと思います。プールに入るなら真夏もアリ。

気温や天気を調べる時は、Weather Sparkのサイトが便利です。

過去のデータが見やすくまとめられていて、僕もよく利用します。

言語は?【英語でOK】

フランス人は英語をあまり話さないというのは有名な話。

しかし、実際にマルセイユへ行ってみたところ

  • チケットカウンター
  • レストラン
  • ホテル

といった要所では、しっかりと英語でコミュニケーションを取ることができました。

フランス人の発音なので、初めは聞き取り辛いかもしれませんが、なんとかなるレベルだと思います。

ヨーロッパ20カ国を旅して感じたのが、英語さえ話せれば、ほとんどの国を旅行できるという事。

なので、英語が喋れるとめちゃくちゃ便利です。人生における自由度や行動範囲が劇的に変わります。

英語を勉強するための、オススメの勉強法や英会話スクールの選び方をこちらの記事にまとめてます。

よかったら参考にしてみてください。

海外駐在員がガチで選んだ本当の英語力が身に着くオンライン英会話スクール3選【選び方と勉強法も解説】

【旅行記】マルセイユに子連れで行ってみた

では、実際にマルセイユに行ってみた旅行記をまとめます。

マルセイユはクルーズ船の停泊地。

この記事を読んでいる方も、もしかしたらクルーズ目当てかもしれませんね。

かどいち
かどいち

僕も、クルーズの出発地として立ち寄りました。

そういう事情もあって、長期間の滞在をしたわけではありません。

しかし、ブイヤベースは2回食べれたし、観光地も回れて、かなり満喫できました。

観光スケジュール

僕がマルセイユを回ったコースですが

〇1日目

  • 15:10  マルセイユ空港着
  • 16:30  マルセイユ中央駅着
  • 17:00  ホテルにチェックイン
  • 17:30  ホテル屋上のカフェで休憩
  • 18:00  旧港エリア散策
  • 19:00  レストランで夕食
  • 20:30  ホテルへ帰って就寝

〇2日目

  • 9:00    ホテル周辺を散策
  • 9:30    ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院
  • 11:00   市街地散策
  • 12:00   昼食
  • 14:30   タクシーで港へ移動
  • 15:00   クルーズ船乗船

といった感じです。

乗船の前乗りだったので、実質1日弱しか時間がありませんでしたが、満喫することができたと思います。

逆に、何泊もする人は、マルセイユだけだと物足りないかもしれません。

その場合、ニースやカンヌなど南フランスの他の都市に、合わせて立ち寄ると良いでしょう。

マルセイユ空港→市街地

マルセイユ空港から市街地へは、シャトルバスで移動しました。

空港のバスターミナルから、駅まで45分くらいです。

5歳・1歳の子連れだったので、乗り換えなく移動できるのはありがたい。

バスの車内では少し騒がしかったかもしれませんが、同乗の人たちは皆さん親切で好意的でした。

フランスは全体的に子供に優しい人が多い気がします。

意外と快適で、あっという間に目的地に到着しました。

中央駅→ホテルへ

中央駅はさすがに大きく、人が多かったです。

人混みでスリとか怖いので、あまり長時間滞在せず、徒歩でホテルへ向かいました。

駅からホテルまで歩く途中、Google mapの経路通りに歩くと、細い道に入ってしまいました。

少し大通りを外れると全然雰囲気が違います。

かどいち
かどいち

正直、不安でした。

幸い何事もなくホテルに着きましたが、経路案内は参考程度に、できるだけ大通りを歩いた方が良いと思いました。

かどいち
かどいち

これ以降、Google mapを少しだけ疑うようになりました

ホテルの屋上カフェで一休み

今回はアパートメントホテル:THE BABEL COMMUNITYを予約しました。

部屋が広く、旧港まで歩いて5分と立地も良好。

※画像はBookin.comより引用

周辺の治安も悪くありませんでした。

そして何より素敵なのが、屋上カフェ。

オープンテラスで雰囲気も良く、しばし休憩です。

THE BABEL COMMUNITY屋上

ホテルのエレベーターから直結しており、非常に眺めがよかったです。

丘の上のノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院も良く見えました。

THE BABEL COMMUNITY屋上

旧港エリア散策

少し休憩したら、旧港エリアを散策します。

時間は既に18:00ですが、まだまだ明るい。

5月のヨーロッパは日が長く、夜10時くらいまで明るくて最高です。

旧港エリアは活気があって、漁船もたくさん泊まっており、港町の雰囲気が満喫できます。

マルセイユ旧港

港沿いにはレストランが立ち並んでおり、子連れでも入れそうなレストランを探して入ってみます。

マルセイユ旧港 レストラン街

ブイヤベースを味わう

世界三大スープ、ブイヤベース。マルセイユはその発祥の地らしいです。

かどいち
かどいち

へーなるほどー。まぁ、名物なんてどうせ美味しくな..

といった感じで、一口食べて、衝撃をうけました。

かどいち
かどいち

う…うまい!

下がったハードルを棒高跳びで飛び越えるくらいのギャップを感じました。

今まで食べたことのない、魚介の濃厚な味。

駐在中に食べたものの中でも、一番印象的な味でした。

オススメレストランを別記事にまとめていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

マルセイユで食べたブイヤベースが忘れられないので子連れで入れるレストランを紹介する

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院

2日目の朝は、ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院へ。

山の上にある修道院で、かなり古い建造物になります。

寺院へは、旧港からバスが出ていて、15分くらいで着きます。

くねくねとした道を登っていき、山頂の寺院へ到着。

寺院からは街が一望できます

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からの景色

少し階段を登って寺院へ。ここはベビーカーだと大変なので、下の子は抱っこ、上の子には頑張って歩いてもらいます。

寺院の外観はこんな感じ

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院

中に入ってみると、きらびやかな内装です。

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院内部

ロマネスク様式で、かなり古い寺院のようですね。

一通り見て回った後、寺院に併設されているお土産物屋さんへ。

マルセイユ石鹸やポストカードなどが売っていて、見ているだけでも楽しめました。

市街地散策 → 昼食

寺院から戻った後は、少し市街地を散策します。

街の中心地にはメリーゴーランドがあって、子供は大喜び。

かどいち
かどいち

観光ばかりだと退屈だもんね。。。

ここに常設であります。子連れの方、子供のガス抜きにどうぞ。

その後は再度旧港へ。おかわりブイヤベースが目当てです。

かどいち
かどいち

忘れられなかったのである。

昨日とは違うお店に入って注文。こちらも最高に美味しかったです。

お昼ご飯を食べたら、いざクルーズ船へ。港へ移動します。

港へ移動

港はアクセスが悪く、タクシーで移動しました。

クルーズ船はここから出航します。市街地よりもかなり北の方です。

タクシーだと30分くらいで、約52ユーロでした。

高くついたかもしれませんが、いろいろ心配だったのでやむなし。

タクシーはBoltというアプリで呼びました。アプリ上で決済が終了するので安心です。

ちなみに、タクシーの運転手は英語NGでした。

が、Google Mapで行き先を見せて、後はお願いしますという感じでなんとかなりました。

かどいち
かどいち

お願いします!

運転手さんは、言葉は通じませんでしたが子供にも優しかったです。

別れ際にアメくれました。ありがとう。

そんな感じで、心温まるマルセイユ旅行でした。

ちなみに。僕はMSCクルーズで地中海7泊8日に行きました。マルセイユ発で、こんな感じの航路です。

クルーズについては、別途旅行記をまとめようか考え中。。。

興味がある人は、ぜひコメントください。

まとめ|子連れでも大丈夫だった

以上、マルセイユ旅行記でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

事前調査では治安が心配でしたが、ポイントを絞って気を付ければ、子連れでも全然大丈夫だと思いました。

  • 細い路地へ入らない
  • 暗くなってからの外出は控える
  • 人混みではスリに警戒

こういった一般的なことに気を付けておけば、過剰な心配はいらないと思います。

マルセイユのブイヤベースは最高で、言葉だけでは伝えきれない味でした。

ぜひ現地へ行って味わってみてください。

このブログでは、他にも海外旅行のノウハウをまとめています。

参考になるかもしれませんので、リンクを張っておきますね。

海外旅行にリュックって危ないの?【危なくない】

海外旅行に財布はどうする?選び方・分け方も解説【駐在員おすすめ】

海外旅行中の洗濯はどうする?手洗いに便利な洗濯グッズも紹介

海外20か国を子連れで旅行した駐在員が持ち物を紹介する

ヨーロッパ旅行に必要な現金について駐在員が解説する【何泊だろうが300ユーロ】

今回の記事は以上です。

それでは、また。

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