キャリアコーチングって何?怪しい!
今回の記事では、このような不安に応えていきたいと思います。
山奥エンジニアかどいちです。こんにちは。
キャリアコーチングサービスって最近よく聞きませんか?
いろんなブログとかで紹介されてて、TVなんかでも取り上げられることも増えてるみたいです。
そんな感じで、どうも最近流行ってるっぽいんですが、名前だけ聞くとちょっと怪しいですよね…
- そもそもキャリアコーチングって何なの?
- 転職エージェントとどう違うの?
- デメリットは無いの?
みたいな感じで、気になることが多かったので調べてみました。
今回の記事では、これらについてまとめて行こうと思います。
結論、キャリアコーチングには他のサービスにない特徴とメリットがあります。
ビジネスモデル上、利用者にコミットしてくれる構造となっていて面白いと思いました。
20代後半~30代の人達にとって、今後重要なサービスになってくると予想します。
それでは、早速見ていきましょう。
目次
怪しい?キャリアコーチングサービスとは?
初めに、キャリアコーチングサービスとは何か?って話ですよね。
”キャリア”とか”コーチ”とか言われるといかにも怪しい。
上手いこと言いくるめて、金銭を要求するんじゃないの!?
そういう風に感じてしまいますよね。
そこで、キャリアコーチングってどんなサービスなのか詳しく調べてみました。
キャリアコーチングのサービス内容
キャリアコーチングサービスの概要を一言で表現すると
利用者の現在・将来のキャリアをサポートする
そんなサービスになっています。
サポートの内容は幅広くユニーク。
転職支援に止まらず、自己分析・仕事の分析から、起業のアイディア探しまで相談に乗ってくれます。
僕自身、調べていて驚きましたが、サポート内容が多岐にわたるだけでなく非常に充実しているみたいです。
少し大げさですが、生き方に踏み込んだキャリアサポートをしてくれるといっても過言ではないと思います。
転職エージェントとは違って有料のサービスになりますし、サポート内容も全然違います。
では、その違いや特徴について詳しく書いていこうと思います。
キャリアコーチングサービスの特徴
キャリアをサポートしてくれるのは転職エージェントも同じ。
だったら無料で使えるエージェントの方がいいじゃん!
そういう風に考える人も多いでしょう。僕も初めはそう考えていました。
でも、調べるにつれて、転職エージェントとは全然違うサービスだという事が分かってきたんです。
違いを3行で説明すると
- 利害関係なくキャリア相談ができる
- 利用者の利益にコミットしてくれる
- 幅広く充実したサポートが受けられる
といった感じです。
同じようなサービスである転職エージェントとは、実は全く異なるサービス。
どのような特徴があるのか?それぞれまとめていきます。
利害関係なくキャリア相談ができる
転職エージェントとキャリアコーチングの最も大きな違いは、
転職先の企業|アドバイザー|利用者の間に利害関係がない
という事です。
そもそも転職エージェントの仕組みは、
- エージェントが企業に人材を紹介する
- 企業がエージェントに報酬を支払う
という利害関係があります。
なので構造上、エージェントは利用者を転職させたい というバイアスが、必ず働きます。
これに対してキャリアコーチングでは、企業とコーチの間で金銭のやり取りがありません。
そのため、より利用者に寄り添った、利用者ファーストのサポートが受けられるって訳です。
利用者の利益にコミットしてくれる
キャリアコーチングサービスでは、利用者がお金を払うという特徴があります。無料で利用できないんです。
えー!無料の方がいい!
そう考えているあなた、ちょっと待ってください。
前述したように、転職エージェントは利用者を転職させることで報酬を得ています。
なので、ぶっちゃけた話、あなたの将来がどうなろうと転職させればお金が貰えるわけです。
(実際には評判とかもあるんで、そこまで強引な転職斡旋はしないですが。)
一方でキャリアコーチングサービスでは、顧客から報酬を貰わなければいけません。
つまり、利用者の利益が出なければ評判が落ち、商売が成り立たなくなってしまいます。
つまり、あなたがお金を払う分、あなたの利益にコミットしてくれるサービスになってるんです。
幅広く充実したサポートが受けられる
キャリアコーチングサービスは、転職先の企業と利害関係がありません。
なので、利用者が転職しようがしまいがどちらでもいいわけです。
そのため、転職以外にフォーカスしたサービスが充実しているのも特徴です。
具体的には
- 人生や仕事に対する自己理解をサポート
- キャリア論や心理学など、必要な知識を動画で配信
- 副業・起業のアイディアや、その支援
みたいなサービスもあります。
各社、自己理解のための各種診断も揃っていて、診断だけなら無料で受けられたりします。
例えば、20~30代の相談実績が業界1位のポジウィルキャリアでは、
・EQ診断
→自分の性格や能力から適職を診断
・キャリア診断
→キャリア自律する上での課題を判定。
・転職力診断
→自身への理解度や、それを売り込む力を判定
といった、コーチングサービスならではのユニークな診断が揃っています。
さらに、初回のキャリアカウンセリングまで無料で受けられるんです。
自分のキャリアを考える上で、カウンセリングと診断を受けるだけでも、かなり役に立つんじゃないかと思います。
キャリアコーチングのデメリットは?
キャリアコーチングにデメリットはないの?
調べてみると、残念ながらデメリットもあるようです。
どんなものかというと
- 利用料がかかる
- すぐに転職できるわけでは無い
- 主体性が必要
といった感じです。
それぞれ見ていきましょう。
利用料がかかる
キャリアコーチングの最も大きなデメリットは、利用料がかかるという事です。
しかも、結構お高いです。二桁万円とかします。
なぜこんなに高いのか?というと、理由があって、
プロが本気のキャリアコーチをしているから
です。
キャリアコーチングは、基本的にマンツーマンの指導になりますので、その分人手がかかります。
しっかりとしたサポートが受けられのですが、その分費用もかさむのです。
ただ、結果的に年収が上がったり、自分の人生を見つめなおすことができたりと、効果も高いようです。
安くはないが、その分効果にも期待できる、強めの自己投資って感じです。
すぐに転職できるわけでは無い
キャリアコーチングは転職エージェントと違い、求人を紹介してもらえるわけではありません。
なので、今の会社を一刻も早く抜け出したいという人にはオススメできません。
とにかくブラック企業から逃げ出したい人は、リクルートエージェントやdodaといった、全方位型のエージェントを利用するのが良いと思います。
シニアマネージャーが教える!あなたに最適な転職エージェントの選び方と上手な使い方の全知識
効果的に使うには主体性が必要
キャリアコーチングでは、進むべき方向性や答えを教えて貰えるわけではありません。
自分自身を見つめなおして今後のキャリアを決めるための”手助け”をしてもらえるだけです。
なので、自ら学ぶ主体性が必要になります。それが無ければ高い利用料を支払っても効果が得られないでしょう。
無料体験ができるスクールも多数
キャリアコーチングは有料のサービスになるので、始めるかどうか慎重に決めたいという人は多いでしょう。
そこで「無料体験を上手く使う」ことをオススメします。
というのも、初回のカウンセリングが無料というコーチングはたくさんあります。
例を挙げると
などなど。
1社だけのではなく、複数社受け、比べて選ぶことで失敗しにくくなります。
とはいえ、どのように選べばいいかわからない!という人も多いと思いますので、選び方とオススメスクールを下記の記事にまとめてみました。
シニアマネージャーが本気で選んだキャリアコーチング8選【目的別の選び方も徹底解説】
カウンセリングを受ける前のポイント
カウンセリングを受ける前に、一つ注意点があります。
それが、今悩んでいることや今後のキャリアの選択肢等について、
頭を整理して準備をしておく
ということ。
コーチングは、答えを教えてくれるサービスではありません。
自分で答えに気付く、そのための助けとなるサービスです。
なので、限られた時間をより有効に使うためには、準備が重要となる訳です。
ちなみに、僕は
の無料体験を受けてみました。
1回のコーチングでしたが、自分が働く意味に気付くことが出来ました。
コーチも非常に感じが良い人で、本気でこちらのことを考えてくれている感じがしました。
【体験談】ポジウィルキャリアの無料体験を受けてみたら働く意味を見つけた
どうして流行ってるの?
それでは、どうしてキャリアコーチングサービスが流行るのか?について考えてみようと思います。
少し前から転職ブームって雰囲気はあったし、転職エージェントはずっと前からあるサービスなのに…
どうして今更キャリアコーチングなのか。
働き方の変化や時代の流れと合わせて、僕なりに考えてみました。
先に結論を書くと
- 年功序列が終わったから
- 転職で失敗する人が増えたから
- 自分で考えないといけなくなったから
この3つじゃないかと思います。
それぞれ解説していきます!
年功序列が終わったから
会社のおじさん達を見ていて思うんですが
今の会社で出世することが全て
みたいな価値観の人ばかりなんですよね。
実際、昔はその価値観が一般的だったし、だからこそ
会社に言われた通りに働く
という事が重要だったようです。
こういった人たちにとって、キャリアは、自分で選んで切り開くという性質では無かったように感じます。
一方で、そんな時代も終わり、今の会社で働き続けるか?転職するか?選択肢が増えてきています。
選択肢が増えれば迷いも増える。
そういった人々の迷いに合わせて、キャリアコーチングというサービスが流行ってきているのかなと思います。
転職で失敗する人が増えたから
イヤならすぐやめよう!転職すれば年収は上がる!
みたいなことを言う意識高い人ってそこそこいますが、実際はそんなことないです。
誰もが仕事を選べるような能力を持っているわけではありません。
流行りに乗って短期間で転職を繰り返し、年収がどんどん下がっている人達も一定数いるのです。
それに加えて、転職エージェントは転職を促進する性質を持っています。
転職が「決まる」ことでしか、エージェントは報酬を貰えないからです。
従って、転職が流行れば、転職で失敗する人も増えます。
現在は、転職で失敗する人の絶対数が増えつつある状態と言えるでしょう。
キャリアコーチングサービスは、こういった失敗をした人達、もしくは失敗を不安に感じている人達へ向けたサービスです。
転職が一般的になってきたからこそ重要視されているのではないかと思います。
自分で考えないといけなくなったから
一生一つの会社で、いう事を聞いて貢献し、出世する
この価値観の中では、自身のキャリアについて考える必要がありませんでした。
なぜならキャリアは「会社から与えられるもの」であって、「自分で選ぶもの」では無かったから。
言われたことに全力で答え、社内で評価されて出世することがキャリアだったのです。
しかしこのご時世、今の会社が潰れない保証なんてありません。
会社のいう事をただ聞いて、なんのスキルも能力も無いまま外の世界に放り出されて路頭に迷う…
そんな最悪なシナリオも現実味を帯びてきているわけです。
つまり、自分のキャリアに真剣に向き合い、自己責任で切り開かなければいけない時代になったと言えるのではないでしょうか?
だから、それをサポートするキャリアコーチングが流行るのだと思います。
まとめ|ちゃんと考える事って大事
今回は、最近流行っているキャリアコーチングサービスについて、その内容をまとめてきました。
調べてみると、怪しいサービスかと思いきや、ちゃんと利用者に寄り添って全力でニーズに答える充実したサービスでした。僕自身びっくりしてます。
自分でお金を払わないといけませんが、その分サポートは幅広く充実しているようです。
診断や初回のカウンセリングは無料で受けられるので、気になる人は試してみると良いでしょう。
今回の記事は以上です。
それでは、また。