ドイツ駐在員のかどいちです。こんにちは。
先日、イヤホンを落としてしまいました。
落としたのは Air pods Pro。
高いものだけに悲しい!何とか取り戻したい…
というわけで、ドイツで落とし物をした時に取り戻す方法はないか?
いろいろ調べたりやってみたりしました。
同じように落とし物をしたドイツ在住者の助けになれば嬉しいです!
それでは早速見ていきましょう!
目次
ドイツで落とし物をしたらどうすればいいの?
さて、ドイツで落とし物をした時はどうすればいいのでしょうか?
調べてみると、下記の3つの手段があるみたいです。
- 落とした(と思われる場所)近くの警察署に行く
- 落とし物センターに問い合わせ
- 公共交通機関の拾得物取扱書に問い合わせ
一つずつ試してみましたので、どんな感じだったのかを書いていこうと思います。
近くの警察署に行く
僕がイヤホンを落としたのはバス停でした。
まず、バス停付近を探しましたが、落ちて無さそうだったので、近くの交番に行ってみました。
ちなみに交番ですが、Googleマップで”Polizeiwache”と調べれば出てきます。
見た目はこんな感じ。
そして、この交番を前にして思った疑問、、、
ところでこの建物、どうやって入るんだろう…?
バス停付近を探して時間は20:00ごろ。中に人はいそうだけど、扉には鍵がかかってるし…
と、そんな時に警察官らしい人が。後ろについて中に入ってみます。
すみませーん
誰だお前?どうやって入ってきた!?
中に入っていく人についてきました!
普通は呼び鈴を鳴らすんだ!ニンジャなのかお前は!?
…ダメだったみたいです。ゴメン!
どうやら入り口の呼び鈴を鳴らすのが正規ルートらしい。
やらかしたー邪険にされるかも…と思いきや、こんな不審なアジア人に対しても警察の人は親切に対応してくれました。
担当?の婦警さんが、台帳みたいなのを持ってきて、
何時くらいに落としたの?
お昼です。12時くらいかな?
何を落としたの?
イヤホンです。Air pods Proの中身だけ。
うーん、届いてないみたい。
残念ながら、届いてませんでした。
落とし物センターに電話してみたら?可能性は低いと思うけど…
落とし物センター!?
落とし物センター Fundbüro|Web上で落とし物を確認
どうやらドイツには、街それぞれに落とし物センターがあるらしい。
Fundbüroと言うそうです。
ちなみにFundbüroデュッセルドルフのホームページはこれ。
落とし物センター「Fundbüro デュッセルドルフ版」
他の街でも、
街の名前 + Fundbüro
で検索すればだいたい出てきます。
ベルリンやミュンヘンにもあるそうです。
電話しようと思ったけど、どうやらオンラインから確認できるみたい。
下記の要領で確認できます。
Fundbüro Onlineのページに進んだ後下にスクロールすると、下記の画面があります。
落としたもののカテゴリを選んでください。
僕が落としたのはイヤホンなので、”elektr. Gerät(電子機器)”をクリック。
落とした日|場所|詳細を確認します。それっぽいものがないかを見ていきます。ちなみに落とし物番号をクリックすれば、問い合わせすることができます。
そして、探してみる。
Air pods Proないかなー…
あるがな!
しかし、よくよく見ると
落とした日 :9月13日(僕が落としたのは9月14日)
落とした場所:Uber(僕が落としたのはバス停)
となっていて、微妙に違います。
うーん、どうなんだろう。詳しく話が聞きたい。
と、言う訳で、落とし物センターに問い合わせてみました。
落とし物センター|メールで問い合わせ
落とし物のリスト中にある、「落とし物番号」をクリックすると、問い合わせのページに飛びます。
そこからメールで問い合わせができます。
クリックして飛んだ先には、下記のようなお問い合わせフォームがあります。
落とした場所|日付に加えて、自分のものだと証明する方法を書いていきます。
その後下にスクロールしていき、住所などを入力します。
性別選択のタブ、女性が上の方にあるので気を付けてください。ドイツではレディーファーストなのです。
また、こういう入力フォームでは、性→名の順番で書くのが一般的みたいです。
ファーストネームを先に書かないように注意してください。
※印付きの項目が必須項目になります。全て入力完了したら、”Senden”を押して送信。
返答を待ちます。
待ちます。。
待ちます。。。。。
来ませんでした。
これはもう、あきらめるしかないかもね。
公共交通機関の拾得物取扱書
今回、僕はバス停でイヤホンを落としましたが、電車やバス中で落とした場合は公共交通機関の拾得物取扱所に問い合わせてみると良いかもしれません。
ドイツ鉄道の落とし物は下記のアドレスから。
DB:https://www.bahn.de/service/ueber-uns/fundservice
バスや路面電車は運営会社毎に問い合わせ先が異なりますので、
○○(運営会社)+Fundbüro
でインターネット検索すると何かしら見つかると思います。
ウェブページはドイツ語で出てきますが、どこかしらに英語への切り替えタブがあるはずです。
英語表記には尻込みするかもしれませんが、Google翻訳やDeepL等を使えば、意外と読み解けるものです。レッツチャレンジ!
落とし物を拾ったらどうすればいいの?
落とし物を拾ったときは、関連性の高い場所に届けるようにすればいいと思います。
落とした人もきっと、この記事に書いたような手順で探し物をするはずです。つまり、
- 近くに交番があれば交番
- 無ければ街や地区のFundbüro
- 公共交通機関であれば運営会社の窓口
上記の要領で、ぜひ落とし物を届けてあげてください。
まぁ落とさないのが一番だけどね
今回の記事では、ドイツで落とし物をした時の対応についてまとめました。
結局落としたものは届きませんでしたが、警察署の中に入ったり落とし物センターのWebページを見つけたり、経験値が溜まったからまぁ良しと…
しない!落とさないのが一番!!
みんなも気を付けてね。ではまた。
かどいち@山奥エンジニア
32歳でドイツに海外赴任し、シニアマネージャーとして働きながらブログを書いてます。外国人と働きながら気付いた「自分らしく生きる方法」を発信中。頑張りたければ頑張ればいいし、休みたければ休めばいい。自分の価値観を大切にしたい人全員を応援します。