駐在員がガチで選んだ海外赴任に最適なおすすめクレジットカード3選 | 山奥エンジニアの お金と海外とデータ分析
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駐在員がガチで選んだ海外赴任に最適なおすすめクレジットカード3選

かどいちといいます。ドイツで駐在員として働いています。

海外赴任の準備をする時、クレジットカードをどうしようか?迷う人も多いかなと思います。

クレジットカードって種類ごとに色んな特典があって、どれを選べばいいか分からないですよね。

そこで、今回の記事では

海外赴任の内示を受けて準備を進めている人に向けて

海外赴任に持って行く最適なクレジットカード3選

をご紹介します。

記事の中では

  • 海外赴任中にクレジットカードを使う場面
  • 海外赴任に持って行くカードの選び方

などを解説し、根拠を明確にしながら海外赴任に特化したカード選びについてまとめていきます。

その上で、赴任前の手続きや、海外でカードを使う際の注意点についても書いていくので、海外赴任の準備に役立つ記事になっていると思います。

海外旅行と海外赴任では、カードの選び方が全然違います。

今回の記事では、僕や同僚の駐在員の体験から、駐在員に本当に必要なクレジットカードをガチで選びました。ぜひご一読ください!

それではさっそく見ていきましょう!

海外駐在員のクレジットカード事情

まず、どのクレジットカードが最適か選ぶために、海外のクレジットカード事情を説明します。

カード選びの背景・根拠となる内容なので、くわしくまとめて行こうと思います。

日本のカードを使う場面【そんなにない】

海外赴任において、日本のクレジットカードを使うのはどんな時か?というと、

  • 海外赴任初期
  • ホテルの予約や本人確認をする時
  • 一時帰国の時
  • 日本のECサイトを利用する時

といった感じ。

海外赴任直後~3ヵ月くらいは決済手段が無いので頻繁に使いますが、それ以外で日本のクレジットカードを使う機会は意外と少ないんです。

と、いうのも、海外で日本のクレジットカードを使うと

  • 為替レートが悪い
  • 海外利用手数料を取られる

というデメリットがあるから。

マイルやポイントが溜まるとはいえ、手数料に負けてしまうのが実際のところです。

それよりも、現地のクレジットカード|デビットカードを作った方がお得。

せっかく円安ですしね。できるだけ現地通貨を使いたいところです。

海外でクレジットカードは作れない?【作れる】

海外赴任前の人
海外赴任前の人

海外ではクレジットカードって作れないじゃないの?

そういう話を聞いた事があるかもしれません。

しかし、実際に駐在してみるとそんなことはありません。

確かに”渡航直後”にクレジットカードを作るのは難しいです。

でも、先進国なら3か月くらい働けば問題なく作れます。給与口座を開設する銀行でカードを作ってもらえたりします。

また、国によっては外国人のクレジットカード発行不可というところもありますが、その場合もデビットカードで事足ります。

僕自身、ドイツでの決済の9割以上はデビットカードで済ませてます。

クレジットカードでないといけない事ってそんなにないんですよね。

日本のカードは必要?【絶対いる】

海外赴任前の人
海外赴任前の人

という事は、日本のクレジットカードはいらないの?

いいえ、そんなことはありません。日本のクレジットカードは絶対必要になります。

使う頻度は低いとはいえ、確実に使う必要があるからです。

例えば

・旅行の際のホテル予約や本人確認
 →ホテルによってはデビットカード不可の場合もある

・一時帰国のホテルや交通機関予約
 →日本のカードが必須

・日本の家族や友人にプレゼントを送るとき
 →ECサイトを使って購入・送付する

などなどです。

なので、日本のクレジットカードは

あまり使わないけど無いととっても困る

という感じになるんです。

”最低”2枚は持って行くべき

海外赴任前の人
海外赴任前の人

今1枚カード持ってるから、これ持って行けば大丈夫!

いいえ、大丈夫ではありません。

海外では

  • スリに会う
  • 不正利用される
  • 詐欺や盗難に会う

といった確率が、日本とは全然違います。

僕自身、不正利用1回、フィッシング詐欺1回やられました。

同僚は盗難にあったことがありますし、社外の友人からスリや車上荒らしにあったという話もたくさん聞きました。

なので、有事の際の予備を持って行くのは必須だと思います。

また、セキュリティに対してしっかりと対策されているカードを選びましょう。

カードを選ぶ時のポイント

では、海外赴任に最適なクレジットカードを選ぶとして、どのような切り口で考えればいいのでしょうか?

ここからは、カード選びの際のポイントについてまとめていきます。

国際ブランドを選ぶ

まずはカードの国際ブランドを選びましょう。

メジャーなところでは

  • VISA
  • Master Card
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

などがあります。

国際ブランドによって細かい違いはありますが、一番の違いは使えるお店の数。

例えばヨーロッパではVISAやMaster Cardならほとんど使えますが、JCBは使えないところも多いです。

メジャーなブランドがどこか?は赴任先によって変わってきますが、ほとんどの場合VISAかMaster Cardを選んでおけば間違いありません。

ただし、中国に赴任する場合は別。

他の国でメジャーなブランドが、中国では使えない場合が多いです。

中国に赴任する場合は、銀聯カードを選ぶようにしましょう。中国国内では圧倒的なシェアを誇っています。

付帯サービスを確認する

次にカード会社を選んでいきますが、その際には付帯サービスを確認しましょう。

カード会社によって、空港ラウンジが使えたりコンシェルジュがいたりと、魅力的なサービスが用意されています。

ただ、ラウンジやコンシェルジュなどは、海外赴任中に使う機会は多くありません。
海外赴任で重視して欲しいのは下記のサービス。

・セキュリティ
 →ECサイト利用時の3Dセキュアやワンタイムパスワード設定、利用通知のメールサービスなど。

・紛失|盗難|不正利用対策
 →カード不正利用監視や、紛失・盗難時の対応時間(24時間かどうか?オンライン手続き可能か?)等。

・海外送付サービス
 →カード更新時、海外にカードを送付してくれるサービス

セキュリティ関係のサポート体制が手厚い、信用できるカード会社を選ぶのが良いでしょう。

特に、カードの有効期限切れや紛失|盗難時、海外送付サービスがあるとありがたいです。

年会費は無料がベター

クレジットカードの中には、年会費を払って高いポイント還元率や豊富な特典が得られるカードもあります。

ただ、海外赴任に持って行くカードは年会費無料の物がベター。

駐在中にカードを使うと、ポイントよりも手数料が勝ってしまうことが多いので、年会費を取り戻すことが出来ません。

海外利用手数料は安い方がいいが…

クレジットカードを海外で利用すると、利用料金に対して数%の海外利用手数料がかかります。

確かに安い方が良いのですが、カード会社毎にさほど大きな違いはありません。

例えば1.5% or 2%という違いだと、10万円分利用してもその差は500円程度。

さほど重視する必要は無いでしょう。

マイルやポイントはそんなに重要ではない

マイルやポイントの還元率を売りにしているカードもありますが、重要視する必要はないでしょう。

海外赴任中、日本のクレジットカードは利用頻度が下がりますので

  • セキュリティ
  • 維持コスト

などを優先した方が良いです。

保険にはこだわらなくてもいい

クレジットカードには、海外旅行保険がセットでついてきます。

保険の内容が手厚いものを…と考えるかもしれませんが、実はこれも重要ではありません。

なぜなら、クレジットカードの海外旅行保険は、出国後3ヵ月程度で期限切れとなるから。

海外赴任期間中の大半はカバーされないのです。

それに、赴任先の会社でちゃんとした保険に入ると思います。海外は医療費高いので。

駐在員がガチで選んだ海外赴任に最適なおすすめクレジットカード3選

それでは、ここまでご紹介してきたポイント・注意点を踏まえた上で

駐在員がガチで選んだ海外赴任に最適なおすすめクレジットカード3選

をご紹介していきます!

三井住友カード(NL)【イチオシ】

国際ブランドVisa, Master Card,銀聯
年会費無料
発行日数最短10秒
セキュリティ3Dセキュア、ワンタイムパスワード、24時間不正利用監視など
海外送付サービスあり
海外利用手数料2.2%(銀聯カードは2.5%)

しっかりしたセキュリティや24時間不正利用監視など、信頼できるカードです。

海外送付サービスも付いていて紛失時も安心できます。1枚は持っておきたいところ。

僕自身、三井住友カードを不正利用されましたが、

  • カード会社からのアラートで不正利用を検知
  • 不正利用時、カードを自動で一時停止
  • 不正利用分(3000円程度)は全額返金

と、非常に安心できるカードだと思いました。

かどいち
かどいち

イチオシのカードです!

セキュリティがしっかりしすぎてて、自分で使った時にもたまにブロックされるのが難点。

このあたりはトレードオフなので仕方ないかなと思います。

\ 最短10秒でカードができる /

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楽天カード

国際ブランドVisa, Master Card,American Express,JCB
年会費無料
発行日数1週間前後
セキュリティ3Dセキュア、ワンタイムパスワード、24時間不正利用監視など
海外送付サービスなし
海外利用手数料1.63%(Visa, Master Cardの場合)

楽天ポイントが溜まる!と有名な楽天カードですが、実はセキュリティもしっかりしてます。

海外送付サービスは付いていませんが、海外手数料も安く年会費も無料。

かどいち
かどいち

手軽に作れる2枚目のカードとしてオススメです。

\ 新規入会で5000ポイントゲット /

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エポスカード

国際ブランドVisa
年会費無料
発行日数10日程度
セキュリティ3Dセキュア、ワンタイムパスワード、24時間不正利用監視など
海外送付サービスなし
海外利用手数料1.63%

海外手数料が安いエポスカードもオススメできます。

セキュリティもしっかりしており安心。

かどいち
かどいち

使う頻度が低いとはいえ、手数料が安いのは嬉しいですね

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海外赴任する前の手続き

さて、海外赴任に持って行くカードが用意できたら、各種手続きが必要です。

ここからは、海外赴任前に必要な手続きをまとめていきます。

必要な手続きを忘れてしまうと面倒なことになってしまいますのでご注意ください。

有効期限に注意【事前更新できる】

海外赴任中にクレジットカードの有効期限が切れてしまうと面倒です。

海外送付サービスが無い場合、新しいカードが日本に送付され、使用できなくなってしまいます。

そこで、有効期限が近い場合はカード会社に事前更新出来ないか相談してみましょう。

多くのカード会社では、6か月前くらいから更新が可能です。

かどいち
かどいち

僕も赴任前に事前更新してもらいました

住所変更

クレジットカードの住所変更も忘れずに。

基本的に海外の住所は登録できないので注意が必要です。

実家や親戚などに連絡し、住所を登録させてもらうのが良いでしょう。

これを忘れると、更新後のカードを受け取れなくなってしまいます。

また、変更時、電話による本人確認が必要な場合もありますので、必ず渡航前に住所変更しておきましょう。

海外送付サービスに申し込み

海外送付サービスがあるカードの場合、手続き方法の確認と、(可能であれば)申し込みをしておきましょう。

渡航前には海外の住所が確定していないケースもありますので、その場合は渡航後の連絡で大丈夫です。

Web明細へ変更

紙の明細が送付されるような設定だと、実家や親戚の住所に毎月明細が送られてしまいます。迷惑!

なので、明細はWeb版に変更しておきましょう。

海外でクレジットカードを利用する時の注意点

無事海外に渡航できた…

それは良いとして、安心するのはまだ早いです。

海外でクレジットカードを使う時には特有の注意点があるからです。

ここからは、海外でクレジットカードを利用する際の注意点をまとめていきます。

スリやスキミングに注意

海外では、スリやスキミングに会う確率が日本よりも各段に高いです。

人込みや地下鉄など、注意しておかなければやられてしまいます。

気を付けて欲しい行動として

  • 無防備にカードを取り出さない
    (持っている場所がバレる→スキミング)
  • 取り出しやすいポケットにしまわない
  • 背負うタイプのカバンは前に持つ

といった注意が必要です。

スリやスキミングに会いやすいのは

  • 空港
  • 電車や地下鉄
  • 観光地
  • イベント会場

といった場所。

スリ側としても警戒している人に手は出してきません。このような場所では油断しないよう気を付けましょう。

スリの対策としては、体に密着するファスナーのついたカバン(サコッシュなど)がオススメ。

本革スキミング防止サコッシュ。オススメです。

スキミング対策カードケースを持って行くのも良いでしょう。

オンライン決済でカードが使えない場合は

海外のECサイトで日本のクレジットカードを使おうとすると、決済に失敗することがよくあります。

そういった場合、クレジットカードで直接決済するのではなく、Paypalを使うと良いでしょう。

Paypalは、クレジットカードや銀行口座などを登録しておき、安全に決済ができるサービス。海外で作ったデビットカードなども登録できます。

渡航前に日本のクレジットカードを登録しておき、渡航後に外貨で精算できるカードを追加すると良いでしょう。

海外でのクレジットカードトラブル体験談

最後に、海外で僕や僕の知人が遭遇したトラブルをまとめておきます。

海外でのトラブルを避けるため、参考になれば嬉しいです!

不正利用

 ある日突然日本の電話番号にSMSが。

「カード不正利用の疑いがあります。」

確認すると本当に身に覚えがない利用。

三井住友カードを使っていましたが、カード会社が不正利用を検知して、自動でカードを一時停止&連絡をくれました。

おかげで被害が拡大せず、不正利用された分の金額も全額返金してもらいました。

かどいち
かどいち

何も心当たりがないので、どうやって不正利用されたか今でも分かりません。

セキュリティがしっかりしたカードであれば自動検知してくれる可能性が高いですが、クレジットカードの明細は定期的に確認した方が良いでしょう。

フィッシング詐欺

旅行を控えて準備を進めていたところ、オンライン旅行代理店の公式アプリからメッセージが届きました。

「あなたの予約が確認出来ません。クレジットカード番号を入力してください」

 つい入力してしまい、おかしいなと思ってホテルに電話すると、それは詐欺だ!と言われました。

 急いでカードを止めました。幸い不正利用はされていませんでした。

かどいち
かどいち

公式アプリからフィッシングメールが来るとは思わなかったよ…

巧妙な手口で盗難

同僚が、現地で作ったデビットカードの盗難にあった話です。

銀行にお金をおろしに行った時、銀行員のような人がこちらに近づいてきて、

かどいち
かどいち

本人確認のためカードをお預かりします

と、カードを渡すように促してきました。

ついカードを渡してしまったのが失敗。その後すぐにカードは返してもらいましたが、何故かお金が引き出せません。

カードを確認すると、番号が違う!サインもない!

カードを止めるまでの間に20万円くらい不正利用されましたが、カード会社に金額は保障してもらいました。

スリや詐欺、不正利用は気を付けていてもやられることがあります。

クレジットカードは、セキュリティや盗難時の対応がしっかりしたものを選ぶようにしましょう。

 

まとめ|渡航前には準備をしっかりと

今回の記事では、海外のクレジットカード事情や、海外赴任前のカード選びのポイントなどをご紹介してきました。

駐在員がガチで選ぶオススメカードは

  • 三井住友カード(NL)
  • 楽天カード
  • エポスカード

の3つです。

特に海外送付サービスがある三井住友カードは、1枚持っておきたいところ。

事前準備やセキュリティ対策など、渡航前にしっかりと準備をしておきましょう。

今回の記事は以上です。

海外赴任、がんばってくださいね!

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