ロンドンに一人旅したいけど英語できないんだよね…大丈夫かな?
そういった悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
今回の記事では、英語が苦手な人がロンドンに一人旅するときの
- 注意点
- 必需品
- オススメ観光地
などについてまとめていこうと思います。
かどいちといいます。ドイツで駐在員として働いています。
憧れのロンドンに旅してみたいけど、英語はできない。不安ですよね。
僕自身、海外赴任するときのTEOICスコアは400点でした。
なので、英語力なしで海外へチャレンジする事の不安はよくわかります。
しかし、そんな僕だからこそ言えることがあります。
英語力が無くてもロンドン旅行は全然大丈夫。
今回の記事では、英語なしでロンドン旅行を思う存分楽しむためのポイントについてまとめていきます。
読むだけであなたのロンドン旅行が充実する…そんな記事にしていきますので、ぜひご一読ください。
それでは早速見ていきましょう!
目次
事前調査をしっかりと
冒頭で、英語ができなくてもロンドン旅行は余裕と書きました。
これを読んで、
英語なしでも余裕なんだ!今すぐ行こう!
そのように考えている人は、ちょっと待ってください。
いくら何でも、準備せずに突撃すると大変な思いをします。
確かに、英語が無くてもロンドン旅行は可能です。
しかし、旅行を充実させるためには、なんといっても事前準備が重要です。
まずは、どのような準備をすればいいか?についてまとめていきます。
フライト予約|できれば直行便
ロンドンに行くために、まずは国際線の航空便を予約しなければいけません。
国際線の検索には、スカイスキャナーが便利。ルートと価格の一覧表が確認できます。
さて、調べてもらえれば分かると思いますが、海外への航空便は、乗り継ぎをした方が安い場合もあります。
しかし、英語ができない場合は、可能な限り乗り継ぎ回数の少ない便を選びましょう。
なぜなら、空港で迷うから。
海外の空港は、構造が複雑だったり、ターミナル間の移動がわかりにくかったりすることが多いです。
そして、空港マップを事前に確認しても、ほぼわかりません。
例えば、ロンドン・ヒースロー空港のマップはこちら。
ターミナル3を拡大してみると…?
なるほど、わからん。
そもそもいった事がない空港のMapを見ても、全然イメージがわきません。
そして、現地で地図を見たとしても
- 自分がどこにいてどの方向を向いているのか
- どこへ向かって行けばいいのか
と言った事が分かりづらいのです。
なので、似たような価格なら直行便がオススメです。
乗り継ぎをするにしても、時間には十分余裕をもってください。
慣れていないなら、3時間くらいは見ておいた方が安心です。
スケジュールと観光地
これはロンドン旅行ではなく海外旅行全般に言えることなのですが
観光地を調べてスケジュールを立てておく
ことが重要です。
えー、現地で新しいものを発見したいのに!
そんな気持ちもよくわかります。というか、僕もそうでした。
しかし、海外旅行の場合、特に英語ができないと、そう上手くはいきません。
行き当たりばったりで旅行しても
訳が分からないまま時間が過ぎ、十分に楽しめない
といったことになりがちなのです。
海外赴任中に10カ国以上を旅して感じた、僕自身の経験です。
記事の後半では、一人旅にオススメの観光地も載せておきますね!
チケットは事前にオンライン予約
チケットが必要な観光地に行く場合、
事前のオンライン予約
をオススメします。
なぜかというと、
- チケットが売り切れになる可能性があるから
- 現地で英語のコミュニケーションを取らずにすむから
といったことが理由です。
また、チケットは時間指定であることが多いので、スケジュールを立てる意味でも予約しておいた方がいいでしょう。
チケットの予約は公式ページから可能。
そして、google mapに公式ページのリンクが掲載されています。
観光地の場所や行き方などの下調べと合わせて予約してしまいましょう!
ホテルの設備やアメニティ
ホテルに備わっている設備やアメニティは、しっかり確認しておきましょう。
日本のホテルと違って、ドライヤーがなかったりシャンプーがついていなかったりします。
英語が苦手な場合、ホテル調べはBooking.comがオススメです。
ホテルの詳細が日本語で記載されていますし、価格の比較も簡単です。
booking.comの詳しい使い方はこちらのページにまとめています。
Booking.comを使って海外のコスパ良いホテルを予約しよう
最大の関門|入国審査
英語が苦手な人が海外旅行をするにあたり、最大の関門が入国審査でしょう。
特に、初めての人は緊張すると思います。
そういうわけで、入国審査時の注意点について少し掘り下げておこうと思います。
結論、心配は要りません。なぜなら
聞かれることは決まっているから
です。
聞かれることは決まっている
観光で海外へ行く場合、入国審査で聞かれるのは
- パスポートを出してください
- 目的は何ですか?
- どのくらいの期間滞在しますか?
- どこに宿泊しますか?
ほぼこれだけです。
なので、これらの質問に対する準備をしておけばOK。
聞かれることの内容や文脈が分かっていれば、意外と聞き取れるものです。
特定の単語を聞き取ろう
いくら質問の数が限られているとはいえ、いろんな聞かれ方をする可能性ありますよね。
ちゃんと聞き取れるか心配…
でも、大丈夫です。
ちゃんと聞き取る必要はありません
なぜなら、質問の内容がある程度決まっているので、特定の単語を聞き取れば内容が分かるからです。
例えば
〇〇〇 passport ×××
といった感じで、”Pasport”という単語が聞こえた場合、パスポートを出しましょう。
他にも
- Purpous(パーパス)
- Why(ホワイ)
- Business(ビジネス)
といった単語が聞こえた場合、目的を問われています。
Sightseeing(サイトシーイング)
と答えましょう。
これと同じように、
・”How long”とか、”How many days”などが聞こえたら滞在日数(〇〇days)を回答。
・”Where”が聞こえたら宿泊場所を答えればOK。Google mapでホテルの場所を見せても大丈夫。
と言った感じで対応していきましょう。
よくわからなかったらあてずっぽうでも大丈夫です。間違ってたら審査官の反応でわかります。
必要以上にしゃべらない
入国審査の質問に対する回答は、一言でOKです。
というか、必要以上にしゃべると逆効果。
あ、コイツ英語喋れないんだな…
このように思わせる事が重要。
そうすることで、気を使って喋ってもらえるからです。
また、発音も気にしなくていいです。というか変にカッコつけると逆に通じません。
スァイトゥオゥ..スィーイングゥ!
What?
コテコテのサムライイングリッシュでも通じます。
緊張するとは思いますが、頑張ってください!
現地での注意点
さて、準備ができたらあとは旅立つだけです。
しっかりと下調べをしてから行けば、英語なんて無くても何とかなるものです。
ただし、道中いくつかのポイントを押さえておけば、より安心で快適な旅ができるでしょう。
ここからは、旅行中に気を付けるべきポイントについてまとめていきます。
現地での移動方法|クレカ直課金でOK
ロンドン市内の移動は、バスや地下鉄が便利です。
特に、二階建てのロンドンバスに乗るのは、移動手段だけでなく観光としてもやっておきたいところ。
ここで心配なのが
チケットの買い方がよくわからないよ…
という事だと思います。
でも大丈夫。ロンドンでは、公共交通機関のチケットを買う必要がありません。
駅の改札やバスの車内にICカードリーダーが設置されており、そこにクレジットカードをかざすだけで、直接課金されるからです。
乗り換えの時にも、必要な金額だけ課金されるようになっています。便利で安心です。
少しややこしいバス停
ただ、バスに乗るときは少しポイントを抑える必要があります。
同じバス停の名前でも、バス停”G”、バス停”F”みたいな感じで、路線が分かれていたりするからです。
そんな時に便利なのがGoogle map。バス停や路線名も含めて経路を教えてくれます。
例えば、バッキンガム宮殿から大英博物館までのバス路線を確認するとこんな感じ。
この場合、グリーンパークステーションのJのりばから、14番のバスに乗れば良いというわけです。
バスの乗り場は下記の様になっていて、乗り場番号と停車するバスの番号が明記されています。
わかりやすい。
出典:google
なので、
Google Mapで検索 → バスの番号を確認 → バス停に書いてある番号を確認
この流れで確認していけば良いでしょう。
美味しい外食は高い|スーパーは許せる
一人旅をするにあたり、できるだけ安く旅行したい人も多いと思います。
しかしながら、ロンドンは全ての物が高いです。
特に外食。日本の3倍くらいすることもザラです。
一方で、スーパーに売っているパンや出来合いのものは、まぁ許せる値段。味も悪くありません。
特にスコーンは美味しいです。少し温めて紅茶と一緒に食べると最高。お土産にも良いと思います。
現地についたら、まずはスーパーに入ってみることをオススメします。
帰りのヒースロー空港で油断は禁物
帰りのヒースロー空港ですが、少し注意が必要です。
というのも、搭乗ゲートが掲示板に表示されるのが、すっげぇ遅いのです。
僕の体験談ですが、ゲートが表示されたのは、搭乗開始の5分前でした。
これが原因で乗り遅れた人もいるらしいです…恐ろしい!
なので、どのゲート番号がどの位置にあるのか、だいたいの位置を確認しておきましょう。
帰る直前ですが、油断は禁物です。
絶対に必要な物
ここまで、英語できないロンドン一人旅の注意点をまとめてきました。
ここまで読んで頂ければ分かりますが、絶対に必要なものが3つだけあります。
それが
- Google map
- 通信手段
- タッチ可能なクレジットカード
です。
これさえあれば、快適なロンドン旅行が楽しめるでしょう。
google map
ロンドン旅行だけでなく、海外旅行全般で無双の活躍をしてくれるのがGoogle map
観光地の検索だけでなく、バスの番号や乗り場も含めた行き方も教えてくれます。
何を当たり前のことを…と思われるかもしれませんが、お伝えしたいのはここからです。
Google mapは
- 施設の評価やレビューで詳細がわかる
- レストランのメニューが読めない時に画像で注文
- 観光地の公式サイトリンクからチケット予約
といった使い方もできるのです。
逆に、これ一本あればガイドブックやシティマップなどがほぼ必要ありません。
通信手段
最強ツールであるGoogle mapをどこでも使えるようにするため、
携帯通信の手段を確保
することがなにより重要です。
海外での通信手段として、下記のような使い捨ての海外SIMを購入していくという方法があります。
また、最近では、eSIMといって通信でデータを購入するタイプもあります。
しかし、海外SIMは使用期間が限られていたり、データ量が必要以上に多かったりするのが難点。
そこで、海外旅行をするときにオススメなのが
です。
理由は、世界72カ国で、2GBまでのデータローミングが無料で使えるから。
しかも、使い切ってしまった後は500円/1GBで追加購入可能です。
ロンドンでは、ホテルやスーパーなどにWi-Fiがついているので、データ量はさほど必要ありません。
楽天モバイルでは、追加料金がなく使用期間も気にしなくていいので、海外旅行が好きな人には最適なSIMだと思います。
\ 楽天ポイントを大量ゲット!! /
タッチ可能なクレジットカード
バスや電車にチケットレスで乗るために、タッチ決済可能なクレジットカードは欠かせません。
ロンドンで使うなら、国際ブランドはVISAがオススメ。Master cardも使えるところが多いです。
新しく作るなら、楽天モバイルと合わせてポイント取得倍率が上がる楽天カード(VISA)がオススメです。
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必需品は意外と少ない
実は、上記3つの他に”絶対に必要な物”はほとんどありません。
電源コードの端子形状が違いますが、ホテルにはUSB充電がついていることが多く、変換プラグさえ必要なかったりします。
また、現地にはユニクロもあるし、無印もあるし、日用品はスーパーでほぼ手に入ります。
万一忘れ物をしても大丈夫。思い切って行きましょう!
一人旅にオススメの観光地
ロンドン市街には魅力的な観光地が沢山あります。
その中でも特に、一人旅にオススメで、英語を喋る必要としない場所をご紹介しておきます。
定番ランドマーク
ロンドンに行くなら
- ビッグベン
- タワーブリッジ
- バッキンガム宮殿
などの定番ランドマークはぜひ押さえておきたいところです。
こちらはビッグベン
そしてタワーブリッジ
特にバッキンガム宮殿の衛兵交代式は迫力あります。一度は見ておきたいところ。
これらのランドマークは意外と距離が離れているので、しっかりと計画を立てて効率よく回っていくのが良いでしょう。
博物館|無料
ロンドンには有名な博物館が沢山ありますが、どれも無料で入場できます。
一人旅なら、自分が気になるところをじっくり見て回れるのでオススメです。
説明文は英語で書かれていますが、Google画像検索を使えば内容はわかります。
大英博物館など、一部の博物館には日本語オーディオガイドもあるので、英語ができなくても全然楽しめるでしょう。
僕は大英博物館と自然史博物館に行きましたが、どちらも凄い迫力でした
大英博物館
自然史博物館
博物館1つをガチで見て回ろうとすると、半日~1日かかります。
少し注意しておきたいのが
- 無料だけどチケットがいる
- しつこく寄付を求められる
というところ。
現地での英語トラブルを減らすためにも、行きたい博物館に目星をつけ、事前に予約しておきましょう。
尚、寄付の呼びかけはみんなスルーしていました。必須というわけではなさそうです。
大英図書館
ロンドンといえば、ハリーポッター。
そして、モデルになったキングクロス駅が有名なのですが…
こんな感じで写真を取ったりする場所で、一人で行って盛り上がるところではないかもしれません。
お土産物屋さんは作りが凝っているので、立ち寄ってみると楽しいとは思いますが、少し物足りないと感じるかも。
そんな時は、近くにある「大英図書館」に寄ってみてください。
日本人は意外と知らない観光スポット。有名作品の原本や、大量の本のタワーがある図書館です。
出典:google
実際に行ってみると長蛇の列。一人旅らしきバックパッカーもたくさんいました。
僕は列に並ぶ時間が無くて、中に入るのは諦めましたが、次は絶対入ってみたい。。。
英語ができた方が楽しめるのは間違いない
さて、ここまで英語ができなくてもロンドン一人旅を充実させる方法をお伝えしてきました。
この記事の読者さんは、英語ができない、つまり英語が嫌いなのではないかと思います。
だからこそお伝えしたいことがあります。
とにかくロンドン旅行に行ってください。
英語が嫌いな状態でを勉強するなんて無理です。身に付きません。
でも、ロンドンから帰ってきた時にはきっと
英語話せるようになりてぇ…!
こんな気持ちになっているハズ。その時こそ、英語を身に着けるチャンスです。
なのでぜひ、この記事をブックマークしておいてください。
そして、帰国後に下記の記事を読んでみてください。「英語を話す」ための勉強法をまとめています。
海外駐在員がガチで選んだ本当の英語力が身に着くオンライン英会話スクール3選【選び方と勉強法も解説】
まずは勇気を出して、ロンドン一人旅に行ってみましょう!
まとめ|準備すれば英語無くても余裕
今回の記事では、英語ができない状態でロンドン旅行を充実させるためのポイントをまとめてきました。
事前調査と準備をしっかりし、通信手段とGoogle map を持っていけば、それだけで最高の旅行になるはずです。
英語なんてなくても何とかなります。
勇気を出して、行ってみましょう!
今回の記事は以上です。
それでは、また。