職場で雑談したくない!と言う人が損をする3つの理由を解説 | 山奥エンジニアの お金と海外とデータ分析
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職場で雑談したくない!と言う人が損をする3つの理由を解説

かどいちと言います。ドイツで駐在員として働いています。

職場での雑談、得意ですか?それとも苦手でしょうか?

苦手な人にとって。雑談するのには緊張やプレッシャーが伴いますし、自分の存在感をアピール出来ず寂しい思いをすることもあるでしょう。

私も雑談は得意ではないですが、それでもマネージャーとして色々な人と話さなければいけません。苦手な人の気持ち、よく分かります。

そこでこの記事では、

職場での雑談が苦手な方や、雑談を避けたい人

に向けて、僕が試行錯誤しながら培った雑談のノウハウをまとめていこうと思います。

具体的には、

・雑談の重要性や3つのメリット
・雑談の具体的な活用法
・雑談が上手くできない理由と対策

と言ったことを書いていきます。

この記事を読むことで、雑談が苦手…という悩みを解消し、職場で良好な人間関係を築くことが出来るようになるはずです。

それでは早速見ていきましょう!

いらない?雑談への誤解と重要性

そもそも雑談が苦手な人にとっては、わざわざ職場で雑談をする意味が理解できないのではないかと思います。

深みのないの世間話、上司や同僚の悪口…不毛な時間ですよね。

僕自身、なぜ雑談が必要なのかわからず、早く帰りたいのに長話に付き合わされるのが苦痛でなりませんでした。

しかし、マネージャーとして勉強しながら働く中で、雑談が持つ本質的な意味や重要性に気付きました。

この項目では、多くの人が持っている雑談への誤解をとき、その重要性を明らかにしていこうと思います。

日本での雑談の位置づけと誤解

雑談。そう聞いて、どんなことを想像しますか?

日本企業での雑談はこんな感じじゃないかなと思います。

・天気や季節の話

・週末の予定や過ごし方

・上司の愚痴や会社への不満

ですが、これらの内容、目的も着地点も分かりません。

得られるものがない、当たり障りのない話が容易に想像できます。

こんな雑談、そりゃしたくないですよね。

かどいち
かどいち

そんなこと話すくらいなら早く帰りたい。

たしかに、これでは時間の無駄なのです。

ムダな雑談はしなくていい

多くの人が雑談のことを”仲良くなるための内容の無い世間話”だと思っていますが、それは違います。

一口に雑談といっても、その内容は様々。上記は典型的なムダ雑談の例です。

冒頭で雑談は重要!と書きましたが、もしやりたいことがあるなら、自分の人生を充実させたいなら、

生産性が無い雑談は一切しなくていい

僕はそう思います。

本質的な雑談をするべし

じゃあ雑談なんて一切しなくていいかというと、そんなことはありません。

むしろ、会社の中でやりたいことがあったり、仕事以外の自分の時間を大切にしたいという人ほど雑談を大事にして欲しいのです。

と言うのも、”本質的な雑談”には、オフィシャルな会議や面談では得られない大きなメリットがあるからです。

本質的な雑談とは?

では、本質的な雑談とは何か?という話ですが、簡単に言うと

明確な目的を持った雑談

の事です。

後述しますが、雑談の中でしか得られない本質的な情報というのは案外多いものです。

他人の本音を聞き出したり、新しい切り口のアイディアを得るためには、会議や面談よりも雑談が向いています。

しかし、ただ雑談をすれば本音が聞き出せるか?というと、そんなことはありません。

信頼関係がなければ、本音を話してもらえないからです。

つまり、雑談の目的を具体的化すると

・本質的な情報を得る

・そのための基盤(信頼関係)を作る

という事です。

信頼関係を構築する

本質的な情報を得るためには、相手に本音で話してもらうことが何より重要です。

ただ、本音で話をする時、こういった不安が頭をよぎりますよね。

・自分の本音を周囲に言いふらされたり悪用されたりしないか?

・本音を話したとして、それを受け入れて貰えるか?

このような心理的なハードルを取り除くためには、事前に信頼関係を構築することが不可欠です。

では、どうやったら信頼関係を構築できるか?と言う話ですよね。

実は、やることよりも先にやってはいけない事を意識する必要があります。

それが

・相手の事を否定・ダメだしする

・話を途中でさえぎって自分が話す

・上から目線で意見する。

という事。

にもかかわらず、上記をやってしまう人って沢山いますよね。

つまり、これらに気を付けるだけで周囲の信頼を得ることができると言っても過言ではないでしょう。

周囲の人の価値観を理解する

相手との信頼関係を構築するために、やってはいけない3つの事は理解して貰えたかなと思います。

では、やった方が良いことは何か?って話です。ズバリそれは…

かどいち
かどいち

人によって違います

元も子も内容なことをいうようですが、これが事実。

例えば食事を奢られて嬉しい!と言う人もいれば、借りを作るみたいでイヤ!って人もいますよね?

何をしたらいいか?は、相手の価値観によって変わるのです。

つまり、雑談の中でやるべきことは、「何をしたら良いか?」を理解する事。すなわち

相手の価値観を理解すること

なのです。

とはいえ、なんとなく雑談をしていては、相手の価値観が見えてこない事も多いです。

そこで、こちらから上手く質問をしながら、相手の価値観にフォーカスした雑談に誘導することが重要。

具体的には

・どんな時に喜びを感じるか?
・どういう仕事にやりがいを感じるか?
・今やりたいことは何か?

みたいな事を聞きながら、少しずつ相手の価値観への理解を深めていきましょう。

本質的な雑談によって得られる3つのメリット

本質的な雑談の目的が

信頼関係を構築し本質的な情報を収集する

ということは理解して頂けたかと思います。

続いてここからは、雑談によって得られるメリットについてまとめていこうと思います。

信頼関係が出来ると何が嬉しいの?本質的な情報って何?

といったことが分かる内容になっています!

周囲の人の本音が聞きだせる

雑談には”相手の本音が聞きだせる”という大きなメリットがあります。

例えば上司に

上司
上司

面談しよう。ちょっと会議室に来てくれる?

みたいな感じで呼び出された場合、リラックスして本音を話すことは出来るでしょうか?

これは、例えるなら、初対面の女性に「好きな男性のタイプは?」と聞くようなものです。

身構えてしまい、当たりさわりのない話しか出来ないでしょう。

一方で、日常の中で交わす何気ない雑談の中では、構えることなくリラックスして話が出来ます。

その結果、相手から本音を聞き出せる可能性が高くなるわけです。

本音から得られる貴重な情報

忖度の無い本音からは、貴重な情報が山ほど得られます。

例えばリーダーの立場からは

・メンバーが大切にしている物事

・部下の仕事に対する価値観

・今のチームや組織に対する不満

みたいな話を聞くことで、部下のパフォーマンスを高めたり、チーム内の本質的な問題が見えてきたりします。

また、雑談を通して本音を聞きだすことは、部下や後輩が転職を考えている場合のリスクヘッジにもなります。

一方、相手が上司であれば

・こだわりたい仕事

・評価するポイント

・部下に対して求めること

などを聞くことで、それに沿った価値を提供することが出来るようになるでしょう。

その結果、自分の意見が通りやすくなって、やりたいことが出来るようになったり、評価されないムダな仕事に時間を割かなくても良くなるのです。

異なる切り口からの意見が得られる

会議中に思った事が言えなかった、そんな経験はありませんか?僕は何度もあります。

会議というのは、どうしても「声の大きな人」に引っ張られてしまいます。

しかし、複雑な問題を解決するために、議論で重要なのは批判的な視点や多様な意見。

そして、異なる切り口からの意見を収集するためにも雑談は効果的です。

本当に頭の良い人はムダな対立を好みません。

頭のいい人
頭のいい人

アレやった方が良いよな…
でも波風立つし、黙っとこう。

そんな人から雑談を通じて意見を引き出すことで、新しいアイディアが得られるのです。

自分も本音を伝えられる

雑談のメリットは、相手の本音が聞けることだけではありません。
こちらの本音や価値観を、角を立てずに伝える機会にもなります。

例えば部下に依頼した資料。提出が遅くて修正が十分に出来ない時。

資料が送付された瞬間に

厳しい上司
厳しい上司

もう少し早く提出してください。修正が間に合いません。

確かにこれでも伝わりますが、部下は傷つくでしょう。下手すりゃ泣かれます。

そこで、仕事とは何も関係ない雑談で

優しい上司
優しい上司

資料って議論しながら修正した方が効率いいし、
適当でもいいから早く持ってきてくれた方が助かるな。

こんな感じで日頃から自分の価値観を伝えておけば、角を立てずに要求を伝えることが出来ます。

他にも、子供が小さくて家事の負担が大きく、残業が出来ない事を上司に伝えたい。そんな時にも雑談で

かどいち
かどいち

小さい子供ってホントに手がかかるんですよね。
あんなの一人で面倒見るとか拷問ですわ。
しばらくは僕も手伝わないと離婚の危機が訪れるかもしれません。

こんな感じで伝えておけば、残業も断りやすくなるでしょう。

お互いの価値観を尊重して働きやすい職場を作るためにも、雑談を上手く活用していくべきじゃないかなと思います。

雑談は快適な職場を作るための手段

ここまで書いてきた通り、雑談には様々なメリットがあります。

重要なのは、雑談を「何のために」「どのように」使うか?です。

良い組織は雑談によって形成されます。

・多様な意見と新しいアイディアがあふれる、活気あるチーム
・お互いの価値観を尊重出来る働きやすい職場

このような、働きたい!と思える快適な職場を自ら形成するためにも、本質的な雑談を上手く活用してください。

雑談が苦手な人の悩みと解決策

ここまで、雑談の重要性やそのメリットについて書いてきました。

でも、雑談の重要性は分かったけど、上手に話せない。雑談が上手く進められない。

こういった悩みを持つ人も多いと思います。

ここからは、雑談が苦手な人のために、上手く雑談を進めるためのポイントについてまとめていこうと思います。

雑談が苦手な理由【興味がない】

まず、そもそも雑談が上手くできない理由について考えてみましょう。

その理由はズバリ

興味がない

ではないでしょうか?

そう、興味が無いんですよね。社内の誰が付き合っているとか、週末ゴルフに行ったとか、本当にどうでも良いんですよね。分かります。

逆にどうでしょう?自分の趣味や興味のある話だけできれば、そこそこ話したいのでは?

つまり、興味を持てる雑談であれば、苦痛ではなくなるのではないかと思います。

目的とゴールを持つ

そこで、意識して欲しいのが

雑談に対して目的とゴールを持つ

という事です。

例えば

上司に対して、出来るだけ残業をしたくないことを伝えたい

他にも

部下に対して、もう少し小まめに連絡が欲しい事を伝えたい

そういった目的を定める。

それを達成するため、相手の価値観を理解しながら信頼関係を築く。

興味がない相手や話題も、ゴールへ近づくための布石だと考えれば、雑談に対する苦痛が少しは和らぐのではないかと思います。

話すのが苦手でも大丈夫

かどいち
かどいち

興味を持ったとして、話すのが苦手で会話が続かないんだよね…

そういった悩みを抱える人も多いかもしれません。

でも、安心してください。雑談で信頼関係を築くために特別な話をする必要はありません。

聞いた事がある人も多いかもしれませんが、世界で最も多く使われている言葉は「I(私)」です。

世界中の人が、自分に一番興味があり、自分の事を話したい|認めて欲しいと思っているのです。

だからあなたは、皆の話を聞くだけで十分。

聞く、同意する。聞く、賛成する。

それだけで信頼が積みあがっていきます。

また、それを続けることで、相手の価値観も分かってくるでしょう。

事前に質問を用意しておこう

目的を明確に定めて、意味のある雑談を進めるためには、

誰に対して、何を聞くか?

これを事前に考えておく必要があります。

自分が雑談をする目的→最終的なゴールを踏まえた上で、そのために必要な質問をある程度考えておくと良いでしょう。

そうすることでいざ雑談をはじめた時、話題に困らなくなるはずです。

雑談についての悩みに答える本

雑談で信頼関係を築くための基本は聞くこと。

ただし、さらに効果的に傾聴するためにはいくつかポイントがあります。

そういったことを学べる本をいくつかご紹介しておきます。

人は話し方が9割

令和で1番売れてる会話の本。

話し方…と書いていますが、「話すこととは聞くこと」という内容です。

読めばきっと毎日の会話が楽になります。

世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

効果的な雑談の方法が書かれています。

著者は元Google人事部長のピョートルさん。

ちなみに、こちらの本はKindle Unlimitedで読み放題対象。

初月30日間は無料なので、登録すれば無料で読めます。

▼Kindle Unlimitedで無料で読む▼

まとめ|雑談で働きやすい職場を作ろう

今回の記事では、雑談の重要性や具体的な活用法、上手く雑談をするためのポイントについて解説してきました。

記事の内容をまとめると

・雑談は信頼関係を築き、本音を引き出すための手段

・周囲の人の話を聞いて、価値観を理解しよう

・目的とゴールを定めて雑談の準備をしておこう

といった内容でした。

自分の職場を快適にするためには、日々少しずつの努力が必要です。

自分らしい生き方のために、一歩ずつ進んでいきましょう!

それでは、また。

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