海外に出張に行くんだけど、現地の人へのお土産は何にしよう…?
そういった悩みをもってこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
この記事では
- 外国人に渡すお土産の選び方
- 外国人に喜ばれるオススメお土産
- お土産についての失敗談と反省
などについてまとめていきます。
かどいちといいます。現在ドイツで駐在員として働いています。
これから海外赴任や海外出張に行く人にとって、お土産を何にしようか悩む人は多いのではないでしょうか?
駐在している日本人に喜ばれそうな物は分かるけど、外国人とは話したことないし、よくわからないですよね。
僕も外国人の好みがよくわからず、お土産を持っていったものの微妙な顔をされた…という経験が何度もあります。
今回の記事では、その経験を活かし
- 外国人に本当に喜ばれるお土産
- 逆に避けた方がいいお土産
についてお伝えしていこうと思います。
僕自身の体験談や失敗談も含めて、経験者ならではの情報をお届けしたいと思います。
それでは早速見ていきましょう!
目次
外国人へのお土産の選び方|注意点
外国人にお土産を買う時には、いくつか注意しなければいけないことがあります。
それが、
- 外国人と日本人では味覚が違う
- 相手の「日本好き度」で温度感が変わる
- 形に残るものはハイリスクハイリターン
と言ったことです。
これらをふまえた上で、失敗しないためのお土産の選び方を解説していきます。
味覚が違う|食べ物の選び方
外国人は日本人とそもそもの味覚が違います。
唾液が多かったり、あんこの甘さに慣れてなかったりして、同じものを食べても日本人とは感じ方が違うみたいなのです。
僕の経験上、日本人が美味しいと感じるものを渡したとしても、なかなか喜んでもらえませんでした。
また、味だけでなく食感や見た目に慣れていないという問題も。
なので、相手の国の人が美味しいと感じるという視点で考えるといいでしょう。
具体的には、渡航先で食べられているものと類似の物を選ぶのがベター。
例えばドイツであればハリボーのグミがあるので、グミは抵抗無く受け入れてもらえました。
他にもアメリカなら、日本にしかない味のポテトチップスや、上品な味の洋菓子なども喜ばれると思います。
相手の「日本好き度」にあったお土産を
日本が好きな外国人の「日本好き度」は計り知れません。
ドイツ人でも普通に日本語で話してきたり、日本の写真を集めている人もいます。
一方で、そんなに興味がない人との温度差も大きいです。
例えばお箸や切子などのザ・日本という感じの物は、日本が好きな人には非常に喜ばれますが、そうでも無い人に対しては微妙。
良く知らない相手には、お菓子などライトな物が無難だと思います。
形に残るものはハイリスク・ハイリターン
形に残るものを買って行ったとして、実際に使うかは分かりません。
特に日本的なものは、海外では使う機会が少なかったりします。文化や生活様式などが違うからです。
なので、良く知らない相手に対して形に残るものをプレゼントするのはリスクが大きいでしょう。
一方、良く知っている友人で日本好きなのであれば、この上なく喜ばれるプレゼントになると思います。
駐在員がガチで選んだ外国人に喜ばれるお土産【はじめて会う人編】
では、外国人に喜ばれるお土産の選び方を踏まえた上で、オススメのお土産をご紹介していきます。
まずは海外赴任や出張などの際に持って行く、初対面|あまり親しくない外国人向けのお土産です。
実際に渡して外国人に好評だったものの中から、ガチの本気で選んでみました!
東京ばな奈
日本人なら誰もが知っている東京バナナ。
こんなに美味しいケーキは食べたことがないよ!
と好評でした。
ケーキやバナナは外国でも普通に食べられているものなので、抵抗なく受け入れて貰えるみたいです。
ヨックモック
ヨックモックのクッキーを事務所に置いておくと、必ず翌日には全部無くなっています。
これは…悪くないわね
ヨーロッパのクッキーも美味しいのですが、ヨックモックは口当たりや甘さの上品さが違います。
世界共通で喜ばれること間違いなしです!
ポテトチップス わさび味
お寿司の世界的な人気と共に、外国でもわさびがメジャーになっているようです。
ドイツ製の「わさび豆」なんていうのもあるくらいで、外国人のわさびに対する抵抗はほとんどありません。
ドイツ人にわさびチップスを買っていた時の話ですが
これが俺の探していた味だ!ダンケシェーン!
と大喜び。一瞬で無くなってました。
果汁グミ
外国人でも抵抗なく食べられるお菓子の一つにグミがあります。
少しソフトで果汁感たっぷりの果汁グミは、欧米でメジャーなハリボーと違った新鮮な味として喜ばれました。
ばらまき用に山ほど買って事務所に置いておいたんですが、すごい勢いでみんな持ち帰ってました。
えっもう無くなってる!
ヨーロッパだけでなくアメリカでも人気だったので、欧米人に幅ひろく喜ばれるお土産じゃないかと思います。
3色ボールペン
日本の複数色ボールペン、実は世界でも有数の安さと高品質を兼ね備えています。
例えばドイツで同じものを買おうとすると、普通に1000円以上します。しかもすぐに先が潰れて書けなくなったりします。
意外にもハズさない、鉄板お土産になってます。
駐在員がガチで選んだ外国人に喜ばれるお土産【親しい友達編】
では、次に何度も会っている人や親しい友人で、日本が好きな人にターゲットを絞ったお土産をご紹介します。
切子グラス
切子のグラスはとても魅力的だ、とドイツ人が言っていました。
こんなきれいなのはドイツにないし、グラスとしてだけでなくインテリアとして飾ってもいい!
らしいです。こういうグラスを「飾る」っていうのがドイツ人的にはグッとくるみたい。
日本好きな外国人に、日本らしさと実用性を兼ね備えたお土産として最適だと思います。
ウイスキー
日本のウイスキーは海外でも人気です。
特に、山崎みたいなガチのやつはめったに売ってないですし、売ってても超高いです。
お酒好きな人にはきっと喜ばれる一品になるでしょう!
お箸
ラーメンや日本食の人気と共に、お箸を使える外国人も増えてるようです。
ラーメン屋さんで周りを見てると、上手にお箸を使うドイツ人が沢山います。
ただ、日本っぽいお箸はなかなか売っていないので、日本食好きな人には喜ばれるんじゃないかと思います。
駐在員がガチでミスって自分で食べたお土産
最後に、外国人にあまり喜ばれなかった…というか食べてもらえなかったお土産をご紹介します。
これらの品々は避けた方がいいと思います。
仕方なく自分で食べました。
ようかん
とらやのようかんを買っていきましたが、事務所全員で2個くらいしか食べてもらえず、結局自分で食べました。
あんこの甘さが苦手なのに加え、食感もダメだったみたいです。
うーん、ネチャネチャするね
結局自分で食べましたが、自分にお土産買ったみたいな感じになってしまいました。
味噌汁
欧米人にとって味噌汁は見た目がグロいし味も気持ち悪いしで、ちょっとウケが悪かったです。
ただ、お寿司屋さんとかで味噌汁を出してるところもあるし、食べてる外国人もいるので、好きな人には喜ばれる…のか?
ポテトチップス梅味
わさび味は好評だったのですが、梅味は全然ダメでした。
そもそも梅干しを食べる文化が外国にはないので、あの酸っぱさが気持ち悪いと感じるのかもしれませんね。
まとめ
今回の記事では、僕の実体験を通じて感じた、外国人に喜ばれるお土産について解説しました。
外国の人とは味覚や文化が違う事を念頭においてお土産を選ぶことで、喜んでもらえるのではないかと思います。
実は、外国ではお土産を持って行くという文化は一般的ではありません。
でも、美味しい物を持って行くと喜んでくれますし、外国人との話のネタにもなって楽しいです。
日本ではお土産って文化があるんですよ!
なので、現地の人へのお土産を買っていくのはオススメです。ぜひ検討してみてください。
今回の記事は以上です。
それでは、また。