海外駐在すると婚期を逃すんじゃないか…?と不安な人に、婚期を逃さないための戦略をお伝えする試みです!
かどいちと言います。ドイツで海外駐在員として働いています。
海外赴任すると婚期を逃しそうで不安…。独身で海外赴任する場合、こういう悩みがあるんじゃないかと思います。
そこで、今回は海外赴任と結婚についてまとめてみました。
海外赴任したいけど…ライフプランとの両立が不安!
そんな人の参考になる記事だと思いますので、ぜひご一読ください!
目次
独身で海外赴任すると婚期を逃すのか?
初めに結論を書きます。
独身で海外赴任をすると
統計的に見て婚期を逃す可能性が高い
と言わざるを得ません。
ただしあくまで「統計的に見た場合」です。しっかりと作戦を立てて行動することで、もちろん結婚できる可能性も十分にあります。
どういうことなのか?詳しく解説していきましょう。
統計的にみると|婚期を逃す可能性が高い
初めての海外赴任の年齢は、早くて20代後半、遅ければ35~40歳と言う人もいます。また、海外赴任の期間は3〜5年が一般的。仮に30歳で海外赴任したとして、帰国するのは35歳くらいになるかもしれません。
一方で、結婚時の平均年齢は女性で約29歳、男性で約31歳。
結婚する人が最も多い年齢(再頻値)は、女性で約26歳、男性で約27歳。
海外赴任中に結婚する人はかなり少数派ですから、
”海外赴任する時に結婚していないと婚期を逃す”
この主張は、統計的に見ると正しいと言えるでしょう。
個人で考えると|結婚できないことはない
しかし、統計的に見て婚期を逃す可能性が高いからといって、結婚できないということは在りません。統計はあくまで「全体」の話なのです。実際に僕の周囲には、
”海外赴任中に知り合った人(日本人)と結婚した・海外赴任中に籍を入れるために一時帰国した。”
なんて人達もいます。
やり方次第で出会いもあるし、海外赴任中に結婚だってできる、ということが言えます。
全体|個人を切り分けて考えよう
この手の話をすると
「婚期を逃すからオススメできない」だから転職しましょう、とか
「婚期は逃さないから大丈夫!」だから海外赴任を目指しましょう、みたいな単純化した無責任な意見とともに、色んな商材を売るための記事が散見されます。
でも話はそんなに単純ではありません。赴任先や本人の性格、その他様々な要因に影響されるのです。
したがって、
「統計的に見て環境は有利|不利のどちらか?」
「自分の環境でどのような状況になりそうか?」
これらは切り分けて考える必要があるでしょう。
とにかく行動しよう
統計的に見て婚期を逃す可能性があるとはいえ、それが自分の環境に当てはまるか?は分かりません。
環境が厳しかったとしても、自分の行動次第で結婚できる可能性だって十分にあります。婚期を逃すかも….と海外赴任をあきらめる必要はないのです。
とはいえ、一つだけはっきりしていることがあります。
それが「行動しなければ婚期を逃す」という事。
これは海外だろうが日本だろうが同じです。
海外赴任で婚期を逃さないためには、戦略を立てて行動すること。では、どのように行動したらいいのか?についてこれからまとめていこうと思います。
婚期を逃さないための婚活戦略
~学生の「恋人ができない」は自販機の前でジュースを選んでいる状態
駐在員の「恋人ができない」は砂漠で水がない状態~
そんなことを、昔の偉い人は言いました。
…嘘です。僕が勝手に言いました。
でも、これって間違いでも無いと思うんですよね。
海外赴任時は日本に比べてさらに出会いの場が少なくなるものです。
なんとなくダラダラと過ごしていては、婚期を逃します。
まぁ、これは日本でも海外でも同じなんですが。
では海外赴任中どのようなことに気を付けて過ごせば婚期を逃さずにすむのでしょうか?
ここからは、婚期を逃さないためのポイントについて解説していこうと思います。
赴任地について調べる
まず、海外赴任前に重要なポイントがあります。
それは、赴任地はどこか?という問題。
赴任先の国・都市に住んでいる日本人が多ければ多いほど、新たな出会いに期待できるのは言うまでも在りませんよね。
ただ、一口に海外と言っても日本人の居住者数は全然違います。
例えばアメリカ・ロサンゼルスであれば日本人の数はなんと65,000人!僕の地元の町の人口が5000人とかなんで、その13倍です!地元ぉ…これだけ日本人がいるなら、恐らく相手を見つけるのはそう難しくないでしょう。
一方で、例えば南アフリカであれば”国全体”で約1000人。これは絶望的….
もちろん、人口だけで全て決まるわけではありません。日本人が少ない都市はその分お互いの絆が強まったりするからです。
とはいえ、都市によって日本人の人口に大きな差があるのも事実。自分の赴任先の日本人居住者数はよく調べておきましょう。
婚期を逃す問題が深刻になりそうであれば、海外赴任を断るのも全然アリだと思います。
駐在員がガチで考えた海外赴任を断る理由【海外赴任は断ってもいい】日本人居住者が多い国・年のランキングはこちらの記事にまとめてあります。
【2022年下期版】日本人が多い国・都市ランキング趣味を持つ
独身で海外赴任すると、社外の友達がなかなか見つかりません。
どうしても会社の人との関わりが多くなり、それで満足してしまいがち。自ら行動を起こさなければ、社内の人間関係しか形成できなくなってしまいます。
そんな時にオススメしたいのが趣味を持つこと。人間関係の環を広げる助けとなるでしょう。
特にテニスやバドミントンなどの個人スポーツであれば、様々な国や都市にチームがあり、気軽に参加できてオススメです。フットサルなどのカジュアルな集団競技もいいかもしれません。
○○(都市名) ××(競技名)
で一度検索してみてください!
例)デュッセルドルフ バドミントン
また、ツイッターやインスタなどのSNSでも情報発信している人が沢山います。自分の興味のあることならなんでもよし。一度検索してみましょう。
これから海外赴任するって人は、日本にいるうちに何か初めてもいいかもしれませんね!
マッチングアプリを使う
趣味なんてないし、人見知り…
行ったことない所に一人で行くなんて無理だよ…
と言う人もいるかもしれません。
そんな人はマッチングアプリを使うのも一つの手です。
…が、日本のマッチングアプリは海外使用不可というものが多く、調べてみたところ下記の3つくらいしか使えそうなものがありませんでした。
- Marrish
- Tinder
- Match.com
僕は正直使ったことはないので、ハッキリとオススメはできませんが、調べる限りでは使えそうかな、という感じ。
近々潜入捜査してみようと思います!ご期待ください!
赴任前にパートナーがいる場合はどうする?
ここまで独身で海外赴任する前提でお話ししてきましたが、海外赴任する前にパートナーがいるという人もいるかもしれません。
そんな時はどうすればいいのでしょうか?解説していきます!
統計的にみると|付き合い続けるのは難しい
まずは統計的に遠距離恋愛が成就する確率について見てみましょう。マイナビウーマンの調査によれば、遠距離恋愛を経て結婚した男女の割合は…14.2%!1
おお…思ったよりもだいぶ低いぞ…しかもこのデータ、国内の遠距離恋愛が前提。
海外との遠距離となると確率はさらに下がるでしょう。
あくまでデータ上はですが、遠距離を選択した場合付き合い続けるのは難しいと言わざるをえません。
別れたくない場合|結婚して連れて行くのが現実的
それでも普通、海外赴任するからと言って彼女とは別れたくないですよね。
ただ、海外駐在員の視点から見ると、海外との遠距離恋愛にはかなりのハードルがあります。
例えばこんな感じ
- 時差
→連絡しようにも時間が合わない - 費用
→一回合うのに数十万円と何時間もの移動 - 海外赴任初期のストレス
→愚痴が増えたり機嫌が悪くなったりする
などなど。
もちろんLINEなどのビデオ通話でコミュニケーションはとれますが、なかなか厳しい環境だと思います。
なので、
付き合い続けたい|婚期を逃したくないならば、思い切ってプロポーズすることをオススメします。
パートナーとよく話し合う必要あり
ここで、大きな注意点があります。
それが
当然ついてきてくれると思わないことです。
冷静に、相手の立場に立って考えてみてください。パートナーの海外赴任について行く場合
- 仕事を辞める|キャリアにも大きく不利
- 友達はいないし、土地勘もない
- 準備や移住後の生活、言葉の問題
こう言った不安が山盛りです。
相手の気持ちによりそいつつ、お互い納得のいくように、しっかりと話し合って決めましょう。
海外移住は大きな決断、よく考えて決めよう!
海外赴任は人生のターニングポイントと言っても過言ではありません。
トータルで幸福度の高い人生にするためにはどうすべきなのか?
決断の際はキャリアだけではなく、ライフプランについてもしっかりと考えましょう。海外赴任の内示を受けるまでの流れはこちらから
【海外赴任スケジュール】準備とやることリスト 失敗談と注意点も解説!それでは、また。
かどいち@山奥エンジニア
32歳でドイツに海外赴任し、シニアマネージャーとして働きながらブログを書いてます。外国人と働きながら気付いた「自分らしく生きる方法」を発信中。頑張りたければ頑張ればいいし、休みたければ休めばいい。自分の価値観を大切にしたい人全員を応援します。