もう50代。なのにまだ平社員なんだけど…どうしよう。
そんな悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
今回の記事では
- 40代・50代の平社員は無能なのか?
- このまま平社員だと何が起こるのか?
- これから何をしていけばいいのか?
と言ったことについて解説していきます。
かどいちと言います。ドイツでシニアマネージャーとして働いています。
長いこと同じ会社で働いているのに、未だに平社員。
同期の社員が昇進しいていく中、自分は無能なのか?と心配になりますよね。
そこで、今回の記事では、40代・50代の悩める平社員へ向けて、
これからどう考え、何をしていけばいいのか?
についてお伝えしようと思います。
結論、今からでも遅くありません。
副業をはじめましょう。
なぜこのような結論になるのか?記事の中で詳しく解説していきます。
記事を読み終わるころには、これからの人生に希望が見えてくるはずです!
それでは早速見ていきましょう。
目次
40代・50代で平社員…これって無能なの?
この記事にたどり着いた人が悩んでいる一番の事は
未だに平社員な自分は無能なのか?
ということでは無いでしょうか?
初めに、40代・50代でも平社員という人が、本当に無能なのか?について考えて行こうと思います。
そもそも無能とはどういうことか?
一口に無能と言っても、かなり抽象的ですよね。
そこで、あなたが無能かどうか?を論じるため、まずは
「無能」とは何か?
について、ハッキリさせていきたいと思います。
無能とは、字に書く通り「能力がない事」を言います。
では、能力とは何でしょうか?
突き詰めると能力とは、
目的を達成する力
じゃないかと思います。
例えば大学受験における目的は、問題に回答すること。
それが出来れば有能だし、出来なければ無能という事ですね。
一方で、一流のスポーツ選手が難関大学の問題に答えられるか?というと、Noでしょう。
つまり、一流のスポーツ選手は
- スポーツをする上では有能
- 大学受験では無能
となる訳です。
有能|無能は「何に対して」で変わる
ここから言えるのは、有能|無能を議論するためには、
〇〇をする上で
という前提が必須という事です。
ただ一口に無能といっても、意味を無しません。
「何に対して」という前提があって、初めて意味がある
という事を忘れないようにしましょう。
例えば仕事について考えた場合でも、
- 営業として注文を取れる人
- エンジニアとして有能な人
この両者では「有能」であるフィールドが違いますし、
ある分野で有能な人も、それ以外では無能かもしれません。
このように、より具体化して考えると、
全てにおいて有能|無能なんて人はいない
のではないかと思います。
40代・50代で平社員なのは無能なの?
ここまでの前提をふまえた上で、
40代・50代で平社員なのは無能か?
という問に対する答えは、残念ながら
- 今の会社の中で
- 昇進のために評価される
という事に対しては、無能だと言わざるを得ません。
ただ、これはあくまで”会社員としては”という前提です。
誰しも必ず、何かしらの有能な分野を持っているはずです。
自己理解を進め、自分の強みを活かせるような活動をしていくことで、
あなたが有能になれる分野
を見つけていきましょう。
40代・50代で平社員だとどういうことが起こるのか?
では、40代・50代で平社員だと、どのようなリスクがあるのでしょうか?
僕がドイツで働いた経験を絡めながら、解説していきます。
この記事を読んでいるという事は、既に不安な気持ちや危機感はお持ちだと思います。
それを煽るようで申し訳ないのですが、前に進むためには現在地を理解しなければいけません。
何ができるのか?を考えるため、現状をしっかりと受け止めましょう。
転職しにくくなる
基本的に、歳をとるほど転職は難しくなります。
下記のグラフは、転職前後の年収の変化を、年代別に見たものです。
年代が進むにつれ、
年収が増えた人の割合は減り、減った人の割合が増えている
ということが分かります。
(出典:厚生労働省)
この中には、役職を持った人へのいわゆる”エグゼクティブ求人”も含まれます。
従って、40代・50代の平社員にとっては、さらに厳しい状況であると言えるでしょう。
当然、年齢を重ねるごとに求人数も減少しますし、書類の通過率も下がります。
その分応募の数も増やさなければいけないので、
難易度が上がるだけでなく、転職にかかる手間も増える
のです。
真っ先に切られる
ドイツでは、日本よりもリストラが一般的です。
僕は何度も”その場”に立ち会ってきましたが、そんな時切られるのは
- 高齢の人
- 特殊な技能がない人
- リーダーとして働けない人
といった人達です。
労働者を手厚く保護するドイツでは、上記の人達を一定数会社に残さなければいけません。
しかし、日本ではどうでしょう?
40代・50代の平社員…というのは、真っ先にリストラ候補に上がるのではないかと思います。
やりがいが無い
一番の問題は、働いていてやりがいが無いという事ではないでしょうか?
元々、出世にこだわるタイプでは無いし、偉くなっても大変だとは思っては来た。
でも、気づいてみれば、プロジェクトを自分で動かす事もできないし、自由に使えるお金も人もいない。
何となく過ぎる日々に身をゆだねるしかない。
あなたの人生、本当にそれで良いのでしょうか?
良くないから、この記事を読んでいるんですよね。
そんな人は、ぜひ記事を読み進めてみてください。
大丈夫、今から行動すれば、決して遅くありません。
40代・50代の平社員が今すぐ始めるべき事
では、今の状況を抜け出すためには何をすればいいのか?解説していこうと思います。
先に結論を書くと、大きなリスクを取りたくないなら
副業一択
です。
詳しく解説していきます。
選択肢は多くない
これから何かをはじめようと思ったとして、残念ながら選択肢は多くありません。
- スキルアップして昇進を目指す
- 転職で一発逆転する
これらの可能性もあるとは思いますが、決して高くはないでしょう。
そもそも、今の会社で昇進を目指すことに向いていないから平社員なんです。
転職しようと思っても、40代を超えてから一発逆転…というのは現実的ではありません。
リスクなく始められるのは「副業」
でも、選択肢が多く無いという事は、やるべき事が決まっているということでもあります。
では、何をやるべきなのか?
- 大きなリスクを取らず
- 収入と人材価値を高めて
- やりがいも手に入れる
そのためにダントツでおすすめなのが
副業
です。
冒頭でも書きましたが、有能|無能は「何に取り組むか?」で決まります。
会社の中では無能だったとしても、今の能力を活かせるフィールドが、どこかにあるはずです。
何より副業は
結果を出すのに過去の経歴が必要ありません。
自分が有能となれる領域を見つけ、それを副業に活かせば、一発逆転だって十分にあり得ます。
でも、うちの会社は副業禁止…
いやでもうちの会社副業禁止だし…
と思う人もいるかもしれません。
でも、大丈夫です。副業は上手にやればバレません。
というか、副業でこのブログを書いている僕の会社も副業禁止です。
- ちゃんと確定申告する
- 住民税を自分で払う
ということに注意すれば、自分で言わない限り、まず会社にはバレないでしょう。
それに、初めてすぐに稼げるようになるわけではありません。
稼げてないうちは「趣味」と一緒。
やらない理由を探していても、現状はずっと変わらないままです。
とりあえず行動。始めることが重要です。
会社員へのオススメ副業
ただ、副業なら何でもいいか?というとそんなことはありません。
絶対にやってはいけないのが
土日でアルバイト
です。
確かに収入は増えるかもしれませんが、人材価値もやりがいも増えません。
あと、細かいことは省略しますが「労働所得」は本業の会社にバレる確率が高いです。
なので、副業をはじめるなら「事業所得」を得られることにしましょう
具体的には
- ブログ
- Youtube
がおすすめです。
特にブログは、会社員がリスクを取らずに、収入|人材価値|やりがいを増やせる副業。
僕もブログをはじめてから、メキメキと人材価値も収入も上がってますし、なによりやってて楽しいです。
ぜひチャレンジしてみてください!
キャリアコーチングの力を借りる手も
副業にチャレンジすると言っても、
副業なんてどう始めればいいかわからないし、全然自信ないよ…
という人も多いと思います。
そんな人は
キャリアコーチング
を活用してみると良いでしょう。
例えば
では、現在のスキルや、それを活かした副業についてのコーチングが受けられます。
経験豊富なコーチが、実際に稼げるようになるまで並走してくれるので、自信がない人でも安心です。
詳しい内容はこちらの記事に書いていますので、参考にしてみてください
あなたが無能な理由|自分の責任ではない
有能・無能は目的によると冒頭で書きました。
しかし、目的に関わらず、どんなフィールドでも活躍する人っていますよね。
そんな人は何が違うのか?
あなたがいまだに平社員なのは、何が原因なのか?
最後に、これらの事についてまとめて行こうと思います。
実力も運のうち|突き詰めると運で決まる
まず、一番にお伝えしたいことがあります。
それが、
無能は自分のせいではない
という事です。
日本では、能力不足は自己責任という考え方が多数派ですよね。
しかし、ヨーロッパでは少し違っていて、
能力不足は運の要素が大きい
という考え方が主流です。
というのも、近年の研究で
- 学力と有意に相関があるのは親の年収
- 一流大学の親は一流大学を卒業している
- 知能の大半は遺伝で決まる
ということが分かっています。
ハーバード大学の教授ですら、実力も運のうちという本を出版しているくらいです。
なので、自分を責める必要はありません。
まずはリラックス。そこから再スタートしても良いと思います。
“能力を獲得する”能力
どんな分野でも活躍できる人は、
能力を獲得する能力
が高いです。
だから、新しいことに取り組みながら必要な能力をどんどん獲得し、幅広い分野で活躍していくのです。
有能|無能を決める分岐点はここにあります。
そして、近年の様々な調査によって、能力を獲得する能力は
遺伝と親の教育
によってほぼ決まるということが分かってきています。
無能は「受け継いだ負債」である
僕もシニアマネージャーとしての責任を果たすため、色々な本を読んだり勉強したりしてきました。
その結果、能力を獲得する能力は、
- 読解力
- 自己肯定感
この2つに集約されている、という結論にたどり着きました。
なぜなら
- 読解力と学力に強い相関があると科学的に証明されている
- 失敗受け止めて反省し、改善するための基盤が自己肯定感である
からです。
だから、あなたが「今」無能なのは、あなたのせいではありません。
遺伝と親の教育によって引き継いだ「負債」。
そして、人との出会いや環境といった「運」。
これら、自分ではコントロール出来ないものが、原因なのです。
※読解力と学力には非常に強い相関がある。~AI VS 教科書が読めない子どもたち~
※正しいフィードバックが得られて、初めて改善できる。
暗闇でゴルフをしても、永遠に上達しないのである。~失敗の科学~
それでもできることは「今から行動」
ぶっちゃけると、大企業でそれなりの評価を受けて海外赴任してる僕は、まぁまぁ有能な方です。
でも、若い頃の僕は、それこそ無能の固まりだったという自負があります。
- 学ばず
- 失敗から目を背け
- 物事の意味を理解しない
そんな人間でした。
ただ、これまでの人生で、運よく出会った人達や環境が、僕を今の僕にしてくれました。
それこそ、運が良かったのです。
だから、同じように、自分は無能だと思い悩んでいる人に対して、変わるきっかけを作りたいと思っています。
これまでの人生は、運が悪かったのかもしれません。
でも、あなたはこの記事に出会った。きっと変われるハズです。
やるべき事が分かれば、あとは行動するだけ。
人生に手遅れなんてありません。頑張りましょう!
まとめ|今からでも遅くない
今回の記事では、40代・50代の平社員が今すぐやるべき事について解説してきました。
有能|無能は、”何に取り組むか?”によって変わります。
自分の能力を活かせる分野を探していきましょう。
大きなリスクを取らずに、収入|人材価値|やりがいを高めたいなら、副業がダントツでオススメです。
稼げる自信が無い人は、キャリアコーチングを活用するのも一つの手です。
今からでも遅くありません。現状を抜け出すため、行動していきましょう!
このブログでは、今後も”無能から抜け出すための方法”について発信していこうと思っています。
気になる人は、ぜひブックマークしておいてください!
また、こんな記事を書いてほしい!というリクエストがあれば、コメントして貰えると嬉しいです!
今回の記事は以上です。
それでは、また。