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英語が…どうしてもできない!
そのような悩みを持ってこの記事にたどり着いた理系の人、こんにちは。
この記事では、そんなあなたの悩みに答えていきます。
具体的には
- 英語が苦手な理由
- 英語を勉強するメリット(しないデメリット)
- 英語を克服するための正しい勉強法
といった事がわかる内容になっています。
かどいちと言います。ドイツで海外駐在員として働いています。
理系にとって、英語ってマジで面白くないですよね。
単語の暗記とか例外ばっかりの文法とか、英語学習はとにかく理系と相性が悪い。
僕はこれまで、高専→工業大学→メーカーと理系一筋20年の道を歩んできていまして、理系の気持ちはよくわかります。
僕自身英語はとても苦手でした。海外赴任する前のTEOICスコアは400点とか。悲惨ですよね。
でも、さすがに海外赴任するとなると英語が必要です。
赴任後必死に勉強し、英語に困ることはほぼ無くなった訳ですが、その中で、
- 今まで英語が苦手だったのは何故なのか?
- あんなにもモチベが上がらなかった理由は何なのか?
といった事を考え、結論にたどり着きました。
先に結論を言うと、英語学習の必要性を「言葉」ではなく「心」で理解できていなかったからです。
その「覚悟」があれば、勉強するって思った時には既に勉強しているのです。
この記事では、僕の体験を元に、理系の皆さんの英語に関する悩みを解決していきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう!
目次
理系が英語をできない理由【目的意識が持てない】
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まず、苦手な英語を克服するためには、英語が苦手な理由を明らかにしなければいけません。
理系一筋20年、完全な理系脳の僕が思うに、理系が英語を苦手とする理由は
英語を勉強する目的に納得できていない
ということだと思います。
具体的には
- 英語を使う機会がない
- 英語学習が楽しくない
- 英語が無くて困ったことがない
といったことが原因で、英語に対する目的意識が持てないのです。
個別に解説していきます!
英語を使う機会が少ない
僕が住んでいるドイツを初めとして、ヨーロッパの人の英語力は日本人と段違いです。
スーパーの店員さんやウーバーイーツの配達員さんも普通に英語を喋れたりします。
その理由の一つが
ヨーロッパでは英語を使う機会が多い
からです。
というのも、ヨーロッパ諸国はそのほとんどがEUに加入しており、パスポートがなくても国境を行き来できます。
車で2時間走ったら外国。ドイツに住んでいて、オランダのアウトレットに行くとかベルギーにチョコ買いにいくとか、そんなことザラにあります。
また、移民も多く、そういった人とのコミュニケーションにも英語を使うことがあります。
したがって、”外国人”と話す機会が日本よりも多いのです。
一方で日本国内にいると、英語を使う機会なんてほぼゼロですよね。1年に1度も外国人と話さない、そんな人の方が多いはず。
そもそも英語を使う機会が無いのです。モチベーションが上がらなくて当然です。
英語学習が楽しくない
そもそも英語っておかしいんですよ。論理的に成り立っていません。
なんでStartが過去形になるとStartedなのに、haveが過去形になるとhadなんですか?
Danはダン、Gerはガー、なのにDangerはデンジャーです。単語にしろ文法にしろ、ルールに例外が多すぎるのです。
数学のように美しくない。
これが理系にとっては許せないし、モチベーションが上がらないポイントです。
まぁこれは全ての言語に共通すること。というか日本語の方が例外多いですしね。
そういう意味では、理系は外国語全般を苦手としているのかもしれません。
英語が話せなくても困らないから
例えばチェコ人。ほとんどの人が英語かドイツ語を喋れます。
なぜなら
チェコ語が超マイナーだから
です。
チェコ語の話者数は約1,000万人。日本語の話者数が1億2,500万人なので、約25倍ほどの差があります。
マイナー言語が母国語だと大変です。
例えば教科書。母国語に翻訳された本が十分にありません。
仕事だって国内で完結できません。国外に対して物を売る必要があります。
従って、英語が出来なければ困るのです。切実に。
だからモチベーションが上がる。目的意識を持って英語を勉強する。そして喋れるようになるのです。
英語が必要だと、「言葉」でなく「心」で理解する必要がある
英語を勉強した方がいい。そんなことは言われなくても分かっています。
でも、そのことに心から納得が出来ないのです。
![理系女子](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/理系女子(困り顔).jpg)
だって、テストと受験以外には使わないんだもの
つまり、理系が苦手な英語を克服するためには、英語を勉強する事を
「言葉」でなく「心」で理解する
必要があるのです。
英語が出来ないとどうなる?【できるとこうなる】
![](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/DALL·E-2024-01-21-20.42.39-A-simple-wide-anime-style-illustration-for-a-blog-article-titled-Why-Science-Minded-People-Struggle-with-English-to-be-used-as-a-featured-image.--1024x585.jpg)
理系が英語を苦手とする理由は目的意識を持てないから。
この事は理解して頂けたかと思います。
そこでここからは、英語を学ぶ目的意識を持ち、モチベーションを高めていくため
- 英語が出来ないとどうなるのか?
- 逆に、英語が出来たらどうなるのか?
こういったことを、実際に海外で働いた僕の経験をもとにお伝えしたいと思います。
英語が話せるようになった自分の姿をイメージしながら、モチベーションを高めていきましょう。
英語の情報にアクセスできない
世界で最も情報量を持っている言語は恐らく英語でしょう。
ネット記事、論文、書籍など、英語で書かれている文章の数は日本語とは比較になりません。
英語が全く使えないということは、この情報にアクセス出来ないということ。
翻訳機などもありますが、多少は自分で読めなければ情報の精査が出来ませんし、そもそも英語で検索するという発想になりません。
逆に言うと、英語を少しでも自分のモノにできれば、英語のWebサイトや論文を読んで、必要な情報を得ることができます。
これ、想像以上に便利。例えばヨーロッパで海外旅行をする時などは、日本語と英語で情報の量が段違いなんです。
また、AIなどの最先端技術についても英語で検索した方が情報量が多いです。
日本語でも「不便はない」けど、英語だと「メチャメチャ便利」くらいになります。
日本でしか仕事が出来ない
外国で、寿司屋をやれば、高年収。
最近出稼ぎとか流行ってますよね。
このトレンドに乗って
![意識高い人](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2023/12/批判的な事を言う若者.png)
日本はオワコン。これからは海外で働くべき
みたいな意識高い系SNSからの発言もよく目にします。
英語が苦手な理系としては、こんな極端な意見は無視したいところですよね。
確かに、日本だっていいところは沢山あるし、海外に出たとして幸せになれる訳ではない。
これは海外で働いている経験からもそうだと確信しています。
とはいえ、これは選択肢の問題です。
- 海外でも働けるけど日本で働く
- 日本でしか働けない
この両者には大きな違いがあります。
別にネイティブレベルで喋れなくても、海外で仕事は出来るのです。実際に働いてみてそう思います。
未来の選択肢を確実に広げる力が英語にはあるのです。
日本人としかコミュニケーションがとれない
日本語が話せれば、1億2,500万人とのコミュニケーションが取れます。
その一方、英語が話せるだけで、それが約15億人に増えます。
つまり、コミュニケーションを取れる人の数が10倍に増えるのです。
それだけ気が合う友達が出来る確率も、なんなら彼女が出来る確率だって上がります。
日本に来た外国人に道案内してドヤ顔も出来ます。
![理系](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/理系男子(ドヤ顔).jpg)
How can I help you? (ドヤァ)
こういうのも英語を勉強するモチベーションになるかもしれません。
海外旅行にいけない
英語が出来るだけで、海外旅行に全く困らなくなります。
僕は海外駐在中に、ヨーロッパ14か国を旅行して回ることが出来ましたが、その際コミュニケーションに困ることはほとんどありませんでした。
参考までに旅行した国はこんな感じ。
- オランダ
- ベルギー
- フランス
- スペイン
- イタリア
- スイス
- チェコ
- スロバキア
- オーストリア
- デンマーク
- ノルウェー
- リトアニア
- ラトビア
- スウェーデン
英語が出来ると、いける場所の選択肢がこんなにも広がります。
スペインのこんなビーチリゾートとか、
![](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2023/08/図2-1024x768.jpeg)
ノルウェーのこんな美しいフィヨルドの景色を見に行く事ができるのです。
![](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_5167-1024x768.jpg)
![](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_5394-1024x768.jpg)
個人的に英語を勉強して一番良かったことです。
英語の楽しさを「言葉」でなく「心」で理解する方法【オンライン英会話】
![](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/DALL·E-2024-01-21-21.12.34-A-simple-wide-anime-style-illustration-for-a-blog-article-titled-Ways-to-Understand-the-Fun-of-English-placed-directly-under-the-headline.-This-t-1024x585.jpg)
さて、英語に関するモチベーション、少しは上がってきたでしょうか?
ただ、ここまでの内容は英語の必要性を「言葉」で理解するためのものでしかありません。
「心」で理解するためには、実際に「行動」し、身をもって「体験」するのが一番です。
そこでここからは、具体的な勉強法や方法論についての話をしていこうと思います。
先に結論を言うと、理系の英語学習に最適なのは
オンライン英会話
です。
英語が苦手な原因は、目的意識を持てないから。さらにその原因は、英語を使わない・困らないから。
つまり、日常的に英語を使ったり、英語で困ったりする機会を作り出せばいいのです。
オンライン英会話では、これらの事を低コストで実現できます。
目的意識を持った勉強が必要
「心」で理解するためには、目的意識をもって英語に触れる必要があります。
そのためには
- 外国人と話す
- 英語が喋れなくて困る
- 英語で何かを伝える
こういった状況を定期的に体験するのが良いと思います。
オンライン英会話は定額で毎日外国人とのレッスンが可能。
しかも、外国人講師の多くは日本語を喋れないので、なんとか英語でコミュニケーションを取る必要があります。
英語が喋れなくて悔しい
この状況に毎日遭遇することで、英語に対する目的意識がしっかりと根付くのです。
コミュニケーションを取るための英語を学ぶ
![理系女子](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/理系女子(困り顔).jpg)
受験やテストのための勉強にやる気がでない…
そんな理系は多いと思います。
なぜなら、受験・テストといったことは英語の本来の目的ではないからです。
英語はコミュニケーションを取るためにあります。それが目的で、英語は手段。
やる気が出ないのは当然です。目的と手段が入れ替わっているのですから。
なので、英語学習をする際は、本来の目的である「コミュニケーション」をできるだけ意識しましょう。
オンライン英会話では、外国人と毎日話してコミュニケーションの練習ができます。
だから、正しい目的でモチベーションを保ちながら英語学習が出来るのです。
自分が使う英語を学ぶ
駐在員として英語を勉強する中で感じたことが
![かどいち](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/自分.jpg)
使う英語、めっちゃすぐ覚える
ということです。
たとえば、高校の教科書に出てきそうな英文の例として
“If we had known about the environmental impact earlier, we could have taken steps to prevent the damage.”
(もし私たちが以前に環境への影響を知っていたなら、被害を防ぐための措置を取ることができたでしょう。)
こんな文章、アリがちですよね。
でも、そもそも何の脈絡もないし、一方的に例文を並べられても全然頭に入ってこない。だからなかなか記憶に定着しません。
では、好きなゲームの話題ならどうでしょう。例えば
”ゼルダの伝説の新しいタイトルが去年出たんだけど、メチャメチャ面白くてまだ全然飽きないんだよね!”
(”The new title of The Legend of Zelda came out last year, but it’s insanely fun and I’m not bored of it at all yet!”)
この記事を読んでいる人がゲーム好きかは分かりませんが、あくまで例です。
言いたいことは
自分の好きなこと|興味があることについて英語で話す
英語を記憶に定着させるために、これが最も重要だということです。
そしてこの方法を実現させるためには、ただ単純にオンライン英会話を使うだけでなく、ちょっとした工夫が必要です。
全ての条件が揃うオンライン英会話を使った勉強法
![](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/DALL·E-2024-01-21-21.16.05-A-simplified-wide-anime-style-illustration-for-a-blog-article-about-online-English-conversation-studies-with-a-bright-and-cheerful-atmosphere-and--1024x585.jpg)
ここまでに書いてきた、英語を上達させるために必要な要素
- 目的意識
- コミュニケーション
- 実際に使う英語
ですが、これらの要素が全てそろう英語勉強法をお伝えしたいと思います。
それが
オンライン英会話のフリートークを使う方法
です。具体的にやることは
- 日本語で日記を書く
- それを英語に翻訳する
- フリートークのチャット機能で添削してもらう
- 最後に添削後の英語を読み上げる
- 先生と日記についての雑談をする
この手順を取ります。
こうすることで、自分が使う英語を、実際のコミュニケーションに使うことができるのです。
さらに詳しく知りたい人は、関連記事も書いてますのでご参考にどうぞ
【海外赴任準備】駐在員に必要な英語力を短期間で上達させる勉強法
どのオンライン英会話を選ぶのが良い?
さて、オンライン英会話スクールを選ぶにして、山ほどあるスクールのどれを選んだらいいのでしょうか?
その答えは
![かどいち](https://hizuho-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/自分.jpg)
どれでもいい
です。というか迷ってるヒマがあったら早く始めてください。
…と、そんな正論言っても仕方ないので、海外駐在員的なオススメは
このどちらかです。理由は講師数が多くて予約がしやすく、毎日できてコスパがいいから。
独自メソッドやネイティブと話せるみたいなスクールも魅力的なのですが、現在英語が苦手なのであれば上記2つでおつりが来るほど十分です。
それぞれの特徴はこんな感じ。
・厳選された講師で質が高い
・コストパフォーマンスが良い
・日本人によるカウンセリングサービスがある
・レッスン回数が無制限
・予約なしでレッスン可能
・ネイティブスピーカーとも話せる
どちらも無料体験があるので、試しにやってみることをオススメしまsう。
ちなみに僕が使っているのはレアジョブ英会話。体験談も書いてますので、参考にどうぞ
レアジョブ英会話ってどう?海外駐在員が1か月使ってみたので感想をまとめる【ビジネス英会話コース|体験談】
\ 毎日話して英語力UP! /
まとめ|英語が出来たら世界が変わる
今回の記事では、理系が苦手な英語を克服するための方法について書いてきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
理系が英語を出来ない理由は
- 目的意識が持てないから
- 英語を使う機会が少ないから
- 英語で困ることがないから
といったことでした。
そして、これらの原因を取り除くためには、勉強する時に
- コミュニケーションを目的とする
- 自分の使う英語を勉強する
- 英語が出来なくて困る状況を作る
ということを意識する必要があります。
これら全ての要素がそろっているのが、オンライン英会話のフリートークをつかった勉強法です。
【海外赴任準備】駐在員に必要な英語力を短期間で上達させる勉強法
スクールはどれでもいいので、モチベーションが枯れないうちに今すぐ始めましょう!
迷ったら
のどちらかを選んでおけば間違いありません。コスパがよくてオススメです。
英語が喋れると世界が変わります。オンライン英会話は最初の数回無料体験がありますので、ぜひ一度試してみてください。
今回の記事は以上です。
それでは、また。