かどいちと言います。ドイツで海外駐在員として働いています。
海外赴任の準備の際、荷物の送料は会社が負担してくれるので、船便や航空便で荷物送付することができます。
でも、いざ送るとして、何を送るか?迷う人も多いのではないでしょうか?
特に、船便。
必須の荷物を詰め込んだはいいけどめっちゃ余ってしまった!
もっと送ればよかった!
みたいなことって、駐在員の中では良くあることなんです。
そこで今回の記事では、船便の容量が余った時に
プラスαで送っておくといいもの
をリストアップしてご紹介しようと思います。
慣れない海外生活や、仕事の忙しさ。
海外赴任初期は色々とストレスがかかるものですが、
船便をできるだけ有効活用することで、生活にかかるストレスを軽減できると思います。
お役立ちグッズばかりですので、参考にしてみてください!
目次
食料品・消耗品編
まずは食料品や消耗品のご紹介です。
海外で日本の食は手に入らないorとても高いので、日持ちするものをまとめて送ると良いでしょう。
特に移住後2~4か月はストレスがかかりやすい時期です。
海外の食べ物は合う/合わないが分かれたり、慣れるまで時間がかかったりしますので、心配な場合は多めに送っておきましょう。
真空パック無洗米
海外赴任中、日本食が恋しくなることって度々あります。そんな時にはまずお米が食べたくなるもの。
ですが、お米は精米後時間が経つと鮮度が落ちてしまうため、長期保管は推奨されてません。
船便は輸送に1~2か月かかる上、食べきるまでにはさらに時間がかかってしまうので、普通のお米を大量に船便で送るのはオススメできません。
そこで、お勧めなのが、真空パック無洗米。
真空パックなので鮮度長持ち。虫が湧いたりする心配もありません。
無洗米だから洗わなくていい!めんどくさくない!
ストレスがかかりがちな海外赴任初期に、手早くお米が食べられるありがたい一品です。
ふりかけ
お米と一緒に送っておきたいのがふりかけです。
渡航先の食べ物がどんなに不味くても、とりあえず米とふりかけがあれば生き延びることができます。
ただし、肉や卵が入っていると、船便・航空便で送付することができません。
残念ながら、定番の「のりたま」もダメです。
原材料をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。
オススメなのは、ソフトタイプのふりかけ。
合わない食事と厳しい仕事ですさんだ心を癒してくれること間違いなしです。
乾燥野菜とドライ味噌
海外赴任中、日本食が恋しくなった時に、お米と一緒に欲しいのが味噌汁ですよね。
そんな時に非常に助かるのが、乾燥野菜とドライ味噌です。
ドライ味噌と乾燥野菜をお椀に入れて、お湯を注げば味噌汁が完成です。
インスタント味噌汁よりもおいしいし、かさばらないので大量に送れます。
野菜を取れるのも嬉しいポイント。
実は海外の食生活、野菜取るのが難しいんですよね、、、
国によっては生野菜食べるとお腹壊したりするし。
でもこれを送っておけば、野菜たっぷり味噌汁をいつでも食べることができます。
乾燥しているので賞味期限もほぼ無限。船便でも安心です!
酒・醤油・みりん
日本食三種の神器です。これさえあれば現地食材を使って日本食がなんでもできます。
現地でも一応手に入るのですが、非常に高いのです。3倍くらいはすると思います。
船便の容量は余る場合が多いので、事前に確認して余裕がありそうならば、入るだけ入れておくのが良いでしょう。
だしパック
調味料に加えてちょっといいだしパックを使えば、おうち料亭が可能となります。
適当に料理しても、だしさえいいのを使ってればおいしくなります。
茅乃舎だしは有名ですよね。
でも、個人的には兵四郎だしの方が好きです。しっかりした味のだしが取れます。
食品については送っといてよかったなと思うものが多かったので、別途ランキング形式にまとめてみました
駐在員がガチで選んだ海外赴任に持って行くべき日本食ランキング
日用品・キッチン用品編
普段何気なく使っている日用品。
でも海外で生活してみると、日本の物のクオリティの高さを実感することがあります。
その中で、持って行っておくと便利な日用品・キッチン用品類をご紹介していきます。
特に、帯同で行くという人は重宝するものが多いと思いますよ!
サランラップ
僕が赴任しているドイツですが、ラップがマジで使いにくいです。なんでこんなことになるん?って感じです。
まず全然密閉できない。ピシッと張れません。それに全然切れません。切るだけでぐちゃぐちゃです。
更には耐熱性もなく、ラップに包んで冷凍したものを電子レンジにかけることができません。
日本のラップの性能、感動です。多めに持って行くと確実に役に立つと思います。
やわらかティッシュ
海外のティッシュはやたらと硬かったりします。普段使いは別にいいですが、カゼを引いた時や花粉症の人にはツラかも。
余裕があれば2~3箱持って行くと良いかもしれません。
和食器
ごはん茶碗や汁椀などの和食器はなかなか手に入りません。
一応IKEAとかでボウルみたいな洋食器は手に入るのですが、なんか違う。
やっぱりご飯と味噌汁は、お茶碗で食べた方がおいしいのです。
リンク貼ってますが、オンラインでは〇〇焼きみたいなガチのお茶碗が出てきて結構高いです。
安く済ませたい人は、近所の100均とかで買った方が良いでしょう。
菜箸
僕が住んでいるデュッセルドルフには日本の物を売ってるお店が何件もあるのですが、その中でも菜箸が打っているのは1件だけで、見つけるのに苦労しました。
地域によっては手に入らないかもしれません。
そんなに荷物になるわけでもないし、一つ持って行って損はないと思います。
家電・小物類編
海外で使える家電や小物を日本で購入することが可能です。
もちろん現地でも手に入りますが、余裕があれば日本で購入して送ることをお勧めします。
なぜかというと
・海外赴任初期は忙しい
・海外で買うと割高(物価安・円安)
・海外で店員さんとコミュニケーションしながらの買い物はハードルが高い
等々。海外赴任初期は、あまり落ち着いて買い物ができないからです。
かく言う僕も、行ってから買えばいいかーと呑気に考えていましたが、
嫁が気を効かせて荷物を準備してくれていたので本当に助かりました。
ありがとう、嫁。
と、いうわけで
自慢の嫁が用意してくれた、本当に役に立った家電・小物たちをご紹介します。
海外で使える炊飯器
日本と海外では電圧が違うのですが、
海外で変圧器なしで使える炊飯器を日本で購入できます。
我が家も購入していきました。性能・使い勝手、共に問題なし。毎日使ってます。
海外に持って行く炊飯器の選び方や、オススメ炊飯器などをこちらの記事にまとめています。
ちなみに、日本の炊飯器を買って持って行く場合、必ず変圧器も必要になります。
選び方をこちらの記事にまとめています。
硬水を軟水にするシャワーヘッド
地域によりますが海外では、水道から出てくる水が硬水だったりします。
例えばヨーロッパやオーストラリア、中国などは硬水。
硬水にはミネラル成分を多く含むという特徴があるのですが、その影響で髪を洗うとバッサバサになったりします。
なので、ヨーロッパの人は毎日お風呂に入らない人もいるようです。
とはいえ、日本人的には毎日お風呂に入りたいし髪も洗いたい。
そんなときのお役立ちグッズが、硬水を軟水にしてくれるシャワーヘッドです。
毎日洗っても髪が傷みにくいです。バサバサしません。気になる人は買っておいた方がいいでしょう
キーボード(予備)
海外では言語が違います。
当たり前ですよね。でも、これが何を意味するかというと、海外では日本配列のキーボードが中々手に入りません
あったとしても種類が限られるので、配列が違ったりして、使い勝手がどうかわかりません。
英語圏なら大きな問題にならないかもしれませんが、国によっては深刻な問題に。
例えば僕が赴任しているドイツ、全然キーボード配列違うんです。
こんな感じ
YとZの位置が入れ替わってたり、変な文字がありますね。
ÖとかÄとか。”ウムラウト”といってドイツ語独特の文字です。
一方、キーボードって結構すぐに壊れるんですよね。僕はこの2年でエンターキーが2回壊れました。
何も決定できません。おじちゃんの会議か、僕のPCは。
海外赴任の仕事では、言うまでもなくPC必須です。壊れたキーボードでは作業効率が低下し、ストレスもたまります.
日本語配列のワイヤレスキーボード、予備で買っておいた方が良いかもしれません。
マウス
こちらはあまり壊れることは無いかもしれませんが、僕は海外赴任中にマウスが壊れました。
別に現地で買ってもいいんですが、日本で買った方が安いし、海外で売ってるものの使い勝手がどうかわかりません。
余裕があるなら入れておいてもいいかもしれません。
船便を最大限活用して快適海外ライフを
ここまでご紹介したものは、どれも僕(というか嫁)が実際に船便に乗せたもので、かつ送ってよかったと心から思える品ばかりです。
海外生活でかかるストレスを大幅に低減してくれるものばかりですので、船便に余裕があるという人は検討してみてください!
こんなの送ろうか迷ってるんだけど、、、って人がいればコメントください。
何かしらアドバイスできると思います!
それと、この記事を読んでいるあなたが、もし駐在員の奥さんなのであれば
こちらの記事も参考になるかもしれません。
準備大変だと思いますが、頑張ってくださいね!
それでは、また。
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【図解】海外赴任の準備とスケジュール 時期ごとのやることが一目でわかるよ!