海外赴任はストレスだらけ?現役駐在員が語る7つのストレス 体験談と発散法も紹介 | 山奥エンジニアの お金と海外とデータ分析

海外赴任はストレスだらけ?現役駐在員が語る7つのストレス 体験談と発散法も紹介

質問者

海外赴任に興味はあるけど、ストレスも多いって聞くし心配だな…

この記事は、そんな人の疑問に答える内容になっています。

ドイツ駐在員のかどいちです。こんにちは。

海外駐在中、楽しい事はたくさんありますが、反面ストレスも山ほどありました。

海外駐在中のストレスって異質で、日本で働くときとは違う種類のストレスが幅広くあるんです。

今回の記事では、

・海外赴任はストレスだらけ?
・どんなストレスがあるの?
・どうやって解消したらいいの?

みたいなことについてまとめていこうと思います。

記事の中では、色んな国への駐在経験者に聞いた体験談についてもご紹介。
海外赴任のストレスや対策・心構えをリアルにイメージできるのではないかと思います。

ぜひ読んでみてください!

海外赴任6つのストレス

海外赴任時のストレスと言っても、どんなことをストレスに感じるかは人それぞれですよね。

そこで今回は、色んな国に駐在経験がある人達の体験談から
多くの人にとってストレスになりがちな事をまとめてみました。

その結果、下記の7つが主なストレスとなっていたようです。

・マネジメントの難しさ

・日本と現地の板挟み
・人間関係のこじれ
・言語が通じない
・治安や環境

・食生活・日常生活
・家族の問題

それぞれ個別に解説していこうと思います。

マネジメントの難しさ

各国・各拠点でマネジメントの正解が違う

どこに駐在しても、マネジメントの難しさにストレスを感じる人がほとんどでした。
というのも、文化・国民性・環境などでやり方が全然違うので、初めのうちは手探りになってしまうのです。

例えばドイツやアメリカなどの先進国ではこんな傾向。

先進国の傾向

・納得しないと言う事を聞かない
・信頼していないと言う事を聞かない
・日本人は見下される傾向

このような感じでとにかく言う事を聞きません。
根気強く会話し、信頼関係を築きながら納得してもらう必要があります。

反面、ボトムアップで良いアイディアが出てきたりするので、軌道に乗ればある程度任せられます。

一方でタイやインドネシアなどの新興国ではこんな感じ

新興国の傾向

・トップダウンで指示を出す方が早い
・基本的に日本人の言う事は聞く
・指示されたことをそのまま実行

いちいち話していては時間ばかり浪費するので、
トップダウンでマネジメントした方が効率が良いようです。

反面、言われたことはそのままやるので、細かく具体的な指示が必要だとか。

これらはあくまで傾向で、実際には派遣先の拠点ごとに正解が違ってきます

初めはマネジメントが手探りとなるため、難しさにストレスを感じる人は多いようです。

対策は一筋縄ではいきませんが、
現地の人と話しながら、色んな本を読んだり勉強したりすることで解決策が見えてくるかもしれません。

【駐在員が推す】海外赴任に行く人にオススメの本【駐在員が推す】海外赴任に行く人にオススメの本

日本と現地の板挟み

日本からの指示 VS 現地社員の反発

この構図はどこの国・会社でも発生し、典型的な駐在員のストレスとなるようです。

現地のことを何も知らない日本人が、日本のやり方・価値観を押し付けてきます。

日本人

それはダメだろ!ルールんだんだからやれよ!

これに対して、日本のルールが外国では非効率だったりします。

現地人

棚の上に物を置くな?ここには地震なんて来ないよ?非効率だ。

ごもっとも。だいたいこういう場合は現地人の主張が合理的です。

でも、駐在員とはいえ日本の会社員。上司の指示は聞かないといけません。

日本人から来る、評論家的で的外れな批判・指摘、これに対する現地社員の合理的な反論。

この板挟みはどこの海外拠点でも発生するようで、僕自身も本当にストレスを感じました。

国際感覚が弱い日本人はとても多いです。
背景や文化を細かく説明しながら、日本側の理解が得られるように根気強く説明する事が唯一の解決法かなと思います。

突拍子もない主張を論理で納得してもらう方法。

肉まんをさかさまに食べると美味しい…みたいな論理の話 山奥エンジニアの論理的日常①


人間関係のこじれ

拗れたらややこしいけど拗れがち

海外拠点では、少ない日本人と一緒に仕事をします。
そのため、駐在員同士の距離が近く、人間関係が拗れたら非常にややこしいことに。

そんな中、一つの拠点に、複数の部門|子会社から駐在員が派遣されることも珍しくありません。

そのため、やり方の違い・価値観の違いが元で派閥ができてしまい、対立構造となることも珍しくありません。

このように、人間関係の拗れが発生しやすいのも海外拠点の特徴です。

【元カナダ駐在員(元社長)】

カナダ駐在員

違う事業部から来た人が派閥を作って、やる事全部にケチ付けられるんだよなぁ…社長だったのに(笑)

逆に駐在員が一丸となって仕事をしているとこもあるそうです。
そうなれば公私共に楽しく充実した海外生活となるとか。

赴任する前に、現地の事は色々調べておいた方が良いと思います。

地獄を回避!海外赴任で後悔しないため調べておくべき3つの事

言語が通じない

言いたいことを言えない|伝わらない

海外赴任するにあたり、真っ先に不安になるのは言葉の問題ですよね。

仕事|プライベートどちらに関しても、言いたいことが思うように伝えられないというのは強いストレスになります。

また、仕事中は疎外感を感じたりすることもあるようです。

【元アメリカ駐在員】

アメリカ駐在員

現地人同士でスラングを多用されると全然ついていけなかった。こっちの悪口言われてるんじゃないかと疑心暗鬼になりました。

話せるようになって、現地社員と仲良くなれれば楽しいんですけどね。
ストレスを減らすためだけでなく、充実した海外生活を送るためにも、頑張って勉強してみましょう。

英語についてはこちらの記事にもまとめています。

英語ができない海外駐在員はTEOICやってる場合じゃない理由を解説【駐在員が分析】英語ができない海外駐在員の特徴 解決策やオススメ勉強法まで一挙に解説

治安や環境

日本よりも治安・環境の良い国は多くない

なんだかんだ言いつつも、日本の治安・環境は世界トップレベル。
いくら手厚いケアがされていたとしても、治安が悪いことがストレスになる人は少なくありません。

特に新興国では、その国ならではの問題もあるようです。

【元メキシコ駐在員】

メキシコ駐在員

道路の状態が悪くて、しょっちゅうパンクしてました。車上荒らしにも3回くらい会いました。

食生活・日常生活

僻地であるほどストレスが大きい

違う国で働くので、初めは慣れない環境です。
食生活や日常生活については、多かれ少なかれストレスを感じると思います。

特に赴任直後、現地での生活に慣れるまではストレスが大きいでしょう。

ただ、大都市に住む場合はさほど大きなストレスにはなりません。
日本食や日本の物が手に入る環境も整っていたりします。

特に問題になるのは、インフラの整っていない僻地に赴任する場合です。

【タイ駐在経験者】

タイ駐在員

自分で運転するのは危険なので運転手が付くんですが、一人でどこにも行けないのは不自由でした。

【インド出張経験者】

インド経験者

シャワーから出る水が臭くて、浴びた後何も食べてないのにお腹を壊しました。口に入ったのか肌から吸収されたのか…

新興国に赴任する場合、体質やストレス耐性によっては致命的なストレスを受ける場合もあります。

危険だと感じたら、無理せず断るのも一つの選択です。

海外赴任を断ってもいい? Yes/Noチャートで解説してみる 上手な断り方も紹介

事前に船便で日本食を送っておくのが一つの対策になると思います。

海外赴任に持って行って良かった日本食ランキング海外赴任に持って行って良かった日本食ランキング

家族の問題

家族もストレスを感じている

ここまで紹介したいろいろなストレス、一緒に赴任した家族も感じています。
他にも、子連れで帯同している奥様は、子供の成長・教育の面などにも悩みが多いでしょう。

そんな中、家族に対するケアが不十分だと関係が悪化してしまいます。

【ドイツ駐在員】

ドイツ駐在員

家でブログばっかり書いていたら、家の中で妻に避けられるという事態に…必死で改善活動をしましたが、3カ月くらい続きました。

どうやら似たような経験をしている駐在員は多いようです。
皆さんは気を付けるようにしてください。

ストレス解消も難しくなる

海外赴任中は、さまざまな環境が日本とは違うため、
ストレスが強くなるだけでなく、解消も難しくなってしまいます。

どのような環境となるのか、簡単にご紹介します。

友人と話せない

当然のことですが、海外に住んでいる日本人は多くありません。
プライベートでの人間関係も職場の同僚との繋がりになることが多くなるでしょう。

休日に職場の同僚と出かけると、ついつい仕事の愚痴を言い合ってしまいますし、気分を切り替えることが難しくなってしまいます。

できるだけ職場外での人間関係も形成するようにしましょう。
その方が気分が変わり、ストレスの解消につながると思います。

娯楽が少ない|わからない

海外では日本にいるときと同じような娯楽があるとは限りません。

テレビを付けても外国の番組なのでよくわからないし、映画館に行っても外国語。結構ハードル高いです。
ショッピングモール的な所も日本とは勝手が違います。

休日何をしたらいいかわからず、結局仕事をしているという駐在員は少なくありません。
特に単身赴任している場合、このパターンが多いですね。

TVゲームやYoutube、または読書などは日本と同じように楽しめますが、
娯楽の幅は狭くなると言わざるを得ません。

逆に海外にしかない娯楽もあるので、そういった楽しみ方を見つけることができれば、新鮮で刺激的な休日が手に入るでしょう。

ちなみに、Netflixやアマゾンプライムですが、海外からの接続では日本と同じ番組を視聴することができません。
VPNというサービスを使えばこの問題は解決できますが、少し複雑です。
別記事にて契約・接続方法を解説しますのでしばしお待ちを。

海外赴任中のストレス解消法

ここからは、海外赴任中のストレス解消法について書こうと思います。

ストレスの解消に有効なのは

・適度な運動
・人との会話

これに尽きるかなと思います。
また、前向きな気持ちになるためには自己肯定感を高めることも重要です。

個別にご紹介していきます!

散歩|ランニング|スポーツ

適度な運動は何よりのストレス解消になります。

特に散歩やランニングは場所を選ばずできるので、オススメ。

実際、駐在員だけでなく出張に来る人も、休日にランニングをするという人が多いです。

他にもスポーツはオススメ。運動すると同時に人間関係の形成ができます。

ドイツ駐在員

僕はラケットを持って行ってバドミントンをやっています。国ごとに違うプレースタイルを体験出来てとても新鮮ですよ!

地域|競技ごとに日本人のコミュニティがあるので、経験のあるスポーツについて調べてみると良いでしょう。

オンライン飲み会

日本の友人と会話するのは一つの気分転換になるかなと思います。

時差があるので、どちらかの時間に合わせる必要がありますが、
僕は日本時間に合わせてやってます。

例えばドイツ⇔日本だったら、

ドイツ時間:11:00
日本時間 :19:00

みたいな感じ。昼間からお酒を飲む口実にしてます。

飲み会だけの時もあれば、オンラインでTVゲームつないで一緒にやることも。
桃鉄とかがオススメです。

現地人に過ごし方を聞く

現地人に休日の過ごし方について聞くのもいいでしょう。
その地域ならではのエンターテイメントを教えてくれます。

僕もたくさん教えてもらいました。子連れでいける自然公園とか乗馬クラブとか。
日本とは違った雰囲気で楽しかったです。

そのうち、聞いてないのに教えてくれるようになります。
現地の良い所を知って欲しい!という思いがあるのかな、と。

詳しく聞こうと思ったら英語は喋れるようにならないといけないですが、
”現地人にオススメスポットを聞く”という一つの目標になるので、勉強のモチベーションもアップすることでしょう。

英語の勉強法はこちらの記事にまとめてます。

【駐在員が解説】海外赴任で必要な英語力を3か月で身に着ける勉強法

ちゃんとした文法とかは必要ないので、思い切って聞いてみてください。
きっと現地ならではの楽しみ方を教えてくれるはずです。

転職サイトに登録で自己肯定感アップ

海外赴任のストレスでどうしようもなくなったら、転職エージェントに登録すると良いです。

理由は自己肯定感が爆上がりするから。

海外駐在の経験があると、転職にはかなり有利になります。
なので、転職サイトに登録すると山ほどオファーが来たり、面談を申し込まれたりして自己肯定感が爆上がりです。

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ストレスで仕事がイヤになった時、一度試してみるといいでしょう。
チヤホヤされて自己肯定感が爆上がりするし、視野が広がって前向きな気持ちになれると思います。

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ただ、本当に転職しようと思った場合は注意が必要。
ほとんどの転職エージェントでは、海外居住者に対して仕事を紹介することが出来ません。
つまり、Dodaに登録したとしても、帰国するまでは実際に転職ができないのです。

本気で転職したい場合は、ビズリーチなどの海外からでも使える転職エージェントを利用するのが良いでしょう。

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まとめ|海外赴任中のストレスと上手に付き合おう

今回の記事では、海外駐在経験のある人たちの実体験から、海外赴任中の大きなストレス7つをご紹介しました。

今回ご紹介したストレスは誰もが感じるものだと思います。
事前に心構えをしたり出来るところは対策したり、可能な限り準備をしておきたいですね。

ただ、海外赴任中はあらゆる環境が日本と違うため、ストレスが増加するのはやむを得えません。
ストレスをため込まず、上手に解消するのが何より重要です。

また、今回ご紹介したようなストレスに耐えられる自信が無い場合、思い切って海外赴任を断ることも検討してみて下さい。

みなさんが、健康で充実した海外生活を送れることを祈っています。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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