海外赴任でエリートになれる?チャンスを掴める理由と出世の手順を現役駐在員が解説 | 山奥エンジニアの お金と海外とデータ分析

海外赴任でエリートになれる?チャンスを掴める理由と出世の手順を現役駐在員が解説

かどいち

こんにちは、ドイツ駐在員かどいちです。

海外赴任のイメージって色々あると思いますが、

エリートコースに乗ったり、出世するチャンス

そんな印象を持っている人も多いのではないかと思います。

これって本当でしょうか?海外赴任すれば出世できる?

今回の記事では、

・海外赴任はエリートコースなのか?

・海外赴任で出世できるのはどんな人?
・なぜ海外赴任でチャンスが増えるの?

みたいなことを、現役駐在員としての体験談を交えながらまとめていこうと思います。

海外赴任してみたい!という人の参考になれば嬉しいです。

ぜひ読んでみてください!

海外赴任はエリートコース?

海外赴任をすればエリートコースに乗ったり出世したりできるのでしょうか?

結論を先に言っちゃうと

海外赴任すると出世のチャンスは増える

これは間違ありません。

ただし、海外赴任すれば誰でも評価されるのか?というと、そうではありません。

出世できるかは会社や人による

これも忘れずに覚えておいてください。

それでは

・海外赴任によって出世できる|できないパターンの違い
・海外赴任でチャンスが増える理由

これらについて順に説明していこうと思います。

出世できるかは人による

海外赴任すれば誰でも出世コースかというと、当然そんなことはありません。

場合によっては都合のいい労働力として使われてしまうこともあります。

では、出世コースに乗るのはどんな人なの?って話ですが、それを議論する前に、

会社が駐在員を派遣する目的

これについて少し考えてみましょう。

そうすることで、どんな人が出世コースに乗るのか?見えてくるはずです。

4つの枠と派遣の目的

会社はあなたに期待することは何か?
派遣する側の視点にから、目的を下記の2軸で整理してみます。

①ベテラン ⇔ 若手   の軸
②結果期待 ⇔ 成長期待 の軸

そうすると、派遣の目的はこんな感じに分類できると思います。

それぞれの枠を簡単に説明すると

・将来の幹部
→既に会社の中核を担う人材。経営者としての成長を期待
 結果を出せば経営幹部への出世も。

・海外戦力枠
→経験豊富な歴戦の猛者。海外拠点の立て直しを期待
 海外戦力枠として都合よく使われる可能性も。

・若手エース
→担当レベルでは既にエース級。
 海外での損益改善などを期待。もちろん成長も促す。

・研修生
→1~5年目の若手で育成がメイン。
 国際感覚の習得や語学力をアップが目的。

こんな感じの立ち位置・目的になると思います。

注意点|会社によっては枠がない

ちなみに、海外展開や若手の育成に力を入れていない会社は
将来の幹部候補”や”研修生”のために派遣する枠が少なかったり、無かったりします。

その場合、海外赴任は出世コースになりません。

自分の会社はどうなのか?
先輩や上司の経歴を確認すればある程度分かると思いますので、調べておくのが良いでしょう。

出世コースに乗るためには

では、自分の会社に育成枠将来の幹部枠があるとして考えましょう。

すると、海外赴任を何度か経験する中で、自分の立ち位置はこんな感じに変化していくと思います。

研修生or若手エースとして初めての海外赴任、その後経験を積み将来の幹部へ…

いわゆる”エリートコース”はこんな感じです。

一方で、海外戦力枠としてずっと海外駐在というパターンも。

この立ち位置になってしまうと経営幹部にはなれず、会社人生の大半が海外赴任となったりします。ずっと駐在員。略してズッ駐です。

上司

かどいち君、、、ズッ駐だよ!

海外赴任中に能力をアピールしたり結果を出したりすると、その後の出世に繋がります。
その反面、上手くいかなければ逆に出世から遠ざかってしまうこともあるので注意が必要です。

チャンスが増えるのは間違いない

海外赴任が必ずしも出世の道ではないとはいえ、
ほとんどの会社においてチャンスが増えるのは間違いないと思います。

大企業の場合、役員は基本的に海外赴任を経験していますし、エリートコースと言っても過言ではないでしょう。

なぜチャンスが増えるのか?
理由はいくつかありますが、ざっとまとめるとこんな感じです。

・期待されている
・マネジメントの経験が積める
・目立つ|人脈ができる

それぞれ内容を説明していきます。

期待されている

海外赴任の仕事は簡単ではありません。

異なる文化でのマネジメント、英語を使った仕事
慣れない環境でのストレスもあります。

つまり、海外赴任を打診されるという事は

自分の能力やこれまでの仕事を評価されている

ということに他なりません。

また、会社として海外駐在員を派遣するためには、大きなコストがかかります。
給与だけでなく、保険や住宅・車といったところにもお金がかかるからです。

その額は、月間約200万円とも言われています。

それだけのコストをかけて送り出すのです。
会社側としては当然大きな期待をしていますし、それに応えることができれば出世の道も見えてくるでしょう。

逆に、駐在する側としては非常にいい待遇で働けます。

海外駐在で給料はいくら上がるの? 30代メーカー勤務駐在員のお金事情

マネジメント経験が積める

実力主義に変わりつつあるとはいえ、まだまだ年功序列の風潮が残る日本社会。大企業で若いうちに管理職になるのは難しいです。

でも、海外駐在中は日本にいる時より役職が2つくらい上がります。
若くして管理職となるのです。

つまり、

早期にマネジメント経験ができる

ということになりますね。

僕もドイツでは”シニアマネージャー”という役職ですが、日本で管理職になれるのは早くて5年後。
かなり先取りで実務経験を積むことができています。

経営幹部になるためにマネジメントスキルは必須。
早くから経験を積み能力を獲得できるのは大きなチャンスです。

目立つ|人脈ができる

海外拠点の業績報告は、本社幹部に対して行います。
また、本社の経営幹部が視察に来るという話は珍しくありません。

そういう事情で、海外赴任中は

幹部と直接議論・報告する機会が圧倒的に増える

ということになります。つまり、目立つのです。

僕もドイツに駐在している間、本社の事業部長を交えた会議で発言したり個人面談したりといった機会が何度もありました。

日本で働いていたらこんな事ありません。報告や会議は部長・課長級で、ヒラ社員は蚊帳の外です。

こういった中で上手く存在感をアピールすることができれば、出世コースに乗ることができるでしょう。


海外赴任に選ばれるのはこんな人

【海外駐在経験者が分析】海外赴任に選ばれる人の7つの特徴【海外駐在経験者が分析】海外赴任に選ばれる人の7つの特徴

結果を出せなければ逆に不利

一方で、赴任中に上手く結果を出せなかった場合
”ずっと海外駐在”枠になってしまったり、出世から遠ざかったりする可能性も。

目立つということは、ハイリスクハイリターンです。

軽率な行動でチャンスを逃さないよう、海外赴任中は特に気を付けるようにしましょう。

出世する人|そうでない人の共通点

”ずっと海外駐在”枠の人は、僻地に一人で10年駐在…なんて人もいて、都合よく使われているのが大変不憫です。

でも、こういう人達ってとても良い人なんですよね。
上司や同僚のいう事にいつも快く応える、面倒見のいい人格者。

なのに、ナゼこんなことになってしまうのか。

そこで、海外赴任で出世する人|そうでない人は何が違うのか?
僕なりに観察し、共通点をまとめてみました。

こんな感じ。

出世する人

・主体的な発信をする
・違った切り口からの提案をする
・経営センスがある

サラリーマンではなく経営者としての発信をする。こういう人が出世してるように思います。

そうでない人

・言われた通りにやる
・自分から強い発信をしない
・経営ではなく労働をしている

人格者なのに都合よく使われてしまう人は、このような特徴があるように思いました。

あまり自分の意見を主張せず、言われた通りのことを黙々とこなす。
このような姿勢、人としては素晴らしいと思います。

ただ、自分の安売りになってしまうと非常に危険。

時にはNoと言って自分の主張をしたり、信念を貫いたりすることも必要です。

自分の人生に責任を取れるのは自分だけ。

都合よく使い潰されないよう、しっかりと存在感をアピールしていきたいですね。

まとめ|海外赴任で出世する手順

ここまでの内容をまとめると、海外赴任で出世する手順が見えてきます。

まとめるとこんな感じです

1.自社における海外駐在員の立ち位置を確認
  →出世コースに乗れそうなら駐在
2.駐在中にマネジメントで成果を出す
3.本社の幹部に存在感をアピール
4.これらを繰返し上層部への人脈を作る

海外駐在としての結果を出すことができれば、出世コースに乗ることができるのではないかと思います。

断った場合はどうなる?

海外赴任することで、基本的にはチャンスが増えるという事になります。

ただ、家庭の事情などで赴任出来ない場合もありますし、赴任先によっては気が進まない場合もありますよね。

そんな時、海外赴任を断ったらどうなるのでしょうか?

僕の知っている限りでは断っても大丈夫な場合が多いようです。

実際に断ったという話も何件か聞きましたが、
ペナルティがある訳でも、キャリアに不利となる訳でもなさそう。

断った場合色々ある…って会社も無いことはないと思いますが、
その場合、さっさと転職した方が良いんじゃないかとは思います。

無理して海外赴任してもロクなことになりません。

海外赴任を断ってもいい? Yes/Noチャートで解説してみる 上手な断り方も紹介

出世にこだわらず、価値観を大事に生きよう

今回の記事では、海外赴任でエリートになれるのか?というテーマについてまとめてきました。

バリバリ仕事をして出世していきたい!という人は、ぜひ海外赴任で頑張ってみてください。
より広い世界を知ることで、人生が豊かになるはずです。

一方で、断ったら出世の道が閉ざされるという訳ではありません。無理せず断るようにしましょう。

どうしようか迷ってるって人、こちらの記事も参考になるかも。

海外赴任のメリット・デメリット【ドイツ駐在員が解説】海外赴任5つのメリットと3つのデメリット


海外赴任するか?大きな決断になると思いますが、迷ったら良い機会です。自分の価値観に合った生き方を考えてみるのもいいかもしれませんね。

最も悲しいのは、出世とか年収とか、そういうものに囚われて
自分の価値観を見失ったり選択肢が狭まってしまうことです。

例えば、海外戦力枠として、出世せずにずっと海外駐在。
確かに幹部にはなれないかもしれませんが、こっちの方が自分に合ってて楽しい!って人もいるのでは?

どのような形であれ、自分らしい生き方ができるように、価値観に合った選択をしていきたいですね!

それでは、また。

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