上司からLINEの返信が来ないんだけど…もしかして怒ってる??
そんな悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
この記事では
- LINEを既読無視する上司の心理
- 既読無視された時の正しい対処法
- 既読無視された時にやってはいけないNG行動
などについて解説していきます。
かどいちといいます。ドイツでシニアマネージャーとして働いています。
上司の機嫌って気になりますよね。些細なことで怒らせてしまったのではないか…と不安になったりする気持ち、よくわかります。
僕も同じ空間に機嫌が悪い人がいると胃が痛くなります。
僕の肩書はシニアマネージャー…といっても、タダの中間管理職。上司の顔色を伺う日々を過ごしているのは僕も同じです。
LINEの連絡が返ってこなかったりすると、
なんか失礼なこと行っちゃったかな..
と心配になりますよね。
その一方、中間管理職の僕には、既読無視する上司の気持ちも多少は分かります。
そこで今回の記事では、そんな僕がLINEを既読無視する上司の心理について解説していきます。
なので、記事を読むことで
上司の気持ちが手に取るように分かります。
その上で、
全然心配する必要ない
という事に心から納得できると思います。
それでは早速見ていきましょう!
目次
LINEを既読無視する上司の心理【気にしなくていい】
上司にLINEを既読無視されて
嫌われたのかも…
と心配しているようであれば、結論、全く気にしなくていいです。
とはいえ、似たようなことを友人や同僚から言われたことがあるかもしれませんね。
そんなこと言われても気になる!
ええ、分かりますその気持ち。なので、まずはその不安を解消していきましょう。
LINEを既読無視する上司の心理と、気にしなくても良い理由について、
上司側の視点から見て解説していこうと思います。
初めに結論をいうと、上司はこう考えています。
- そもそも返信が必要ないと思っている
- なんて返信したらいいのかわからない
- 返信するのがめんどくさい
- 単純に忙しくて時間が無い
それぞれ見ていきましょう。
返信の必要がないと思っている
仕事とプライベートはきっちり分ける。
上司がこのようなタイプの場合は、
仕事に関係のない連絡は必要ない or 極力するべきではない
そのように考えている可能性があります。そして、このタイプの人は
返信いらないだろ。
こんな風に考えている可能性が高いです。
この場合
- 「了解」などの返事
- 「お疲れさまでした」などの挨拶
等のメッセージをわざわざ送りません。
いわば、既読無視は上記のメッセージの代わりと言ってもいいでしょう。
せっかくやり取りしてるんだから、最後に一言欲しい気はしますけどね。
でも、そういう生き物なのです。魚がエラ呼吸するのと同じです。
何で魚は水の中から出てこないの!?息できないじゃん!
そんな風に考えないですよね?
それと同じように、上司は返信を返さない生き物なのです。心配いりません。
なんて返信したらいいのかわからない
上司は、部下との距離感を測りかねている場合があります。
あまりコミュ力が高くない場合や、気難しい性格であった場合、軽い雑談程度の話にどう反応していいのか分からないのです。
このパターンでは、挨拶や社交辞令的なメッセージが無視されます。
なので、
- 明日もよろしくお願いします!
- 課長っていつもしっかり仕事してて凄いです!
- 今日の打ち合わせ、良い感じでしたね!
こういうメッセージに返信が帰ってこなかったりします。
でも大丈夫。別に怒っているわけではありません。戸惑っているのです。
童貞男子が女子と話すときオロオロするように、部下からちょっと距離を詰められて、ビビっているだけなのです。
なので、他に聞きたいことがある場合、気にせず追いLINEすれば良し。
特に用事がない場合はそのままスルーでOKです。
キョドってる童貞、くらいのノリで考えてください。
返信するのがめんどくさい
重要・緊急ではないが、質問をしたのに返事がない
このパターンの場合、返信をめんどくさがっている可能性があります。
例えば
来週の会議のテーマ、どうしましょう?
こんな感じの、Yes/Noで答えられない質問。
複雑な回答が求められるので、考えたり打ち込んだりするのが面倒で、先延ばしにしている内に忘れてしまうパターンです。
えーどうしよう…まぁいいか、後で返そう。
そして忘れる。
もちろん上司が怠けている場合もありますが、一方でLINEでの回答が難しいのも事実です。
変な誤解を与えないためにはしっかり文章を考える必要がありますし、それなりに時間もかかります。
仲のいい友達同士であれば短文のやり取りを繰り返せばいいですが、上司と部下の関係だとそういう訳にもいかないでしょう。
この場合、急ぎでないのであれば、その場はスルーしてOKです。
後日会った時に対面で質問をすれば、しっかりと回答が貰えるでしょう。
単純に忙しい
重要かつ緊急の連絡が無視された場合、
単純に忙しくて返信ができていない
ということが考えられます。
というのも、30代後半~40代の上司は、仕事と家庭の両方がどんどん忙しくなる時期だから。
仕事の面では、頼られそれに答えるうちにどんどん仕事が増える。
家庭では子どもが小さく、共働きの場合は家事や子育ても結構な負担です。
とはいえ、重要・緊急の連絡には返事を貰わなければ困りますよね。
この場合、
再度メッセージを送るか、電話するのが良いでしょう。
必要な連絡ならば問題ありません。
特に、上司が気にしないような人ならば、電話の方がベター。上司の時間を節約できます。
上司が怠け者
重要・緊急の案件であるにもかかわらず
返信を後回しにしているうちに忘れてしまっている
といったケースもあります。こういう上司って本当に困りますよね…
いずれにしても、必要な連絡は返してもらわなければ困ります。
上司だからと遠慮する必要はありません。返事の催促をしていきましょう。
もしそれで上司が怒るようであれば、しっかりとキレ返していきましょう。
上手なキレ方はこちらの記事で解説しています。
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既読無視された時の対処法
上司がLINEを既読無視する心理・理由が分かったところで、対処法について考えていきましょう。
どのようなメッセージを無視されているのか?によって正しい対処が変わってきまます。
「送ったメッセージの内容」別に正しい対応をざっくりまとめると
- 挨拶や社交辞令など:気にしない
- 急ぎでない質問など:後日対面で確認
- 重要・緊急な要件 :返事を催促する
といった感じです。それぞれ見ていきましょう!
挨拶や社交辞令への無視は気にしない
やり取りの終わり際に送った挨拶や社交辞令に返信がない場合、完全に気にしないで大丈夫です。
前述したとおり、上司は
- 返信する必要がない
- なんて返せばいいかわからない
このように考えているだけです。
追加の要件があれば気にせず追いLINEすればいいですし、無ければスルーでOKです。
もちろん、会社で会った時に言及する必要もありません。
気になる気持ちも分かりますが、気した分だけ幸福度が引く時間を過ごさなければいけません。もったいない。
美味しいもの食べて早く寝て忘れましょう。
急ぎではない質問は対面で
急ぎでは無い質問に対して返事が帰ってこなかった場合は、後日上司と会った時に改めて質問しましょう。
文面では回答が難しいような質問でも、対面であれば回答のハードルが下がりますし、誤解も少なくなります。
上司は
うーん…なんと返したものか、難しい…
こんな風に思っていると思いますので
そういえばこの前LINEでお聞きした〇〇の件、どうでしょう?
みたいな感じで、タイミングを見計らってそれとなく聞くのがよいでしょう。
複雑なことをLINEで伝えたり、それを正しく読み解くのは案外難しいものです。
急ぎでない場合は、そもそもLINEで聞くのでははなく、できるだけ対面で聞く方が良いかもしれませんね。
重要・緊急な用事の場合は催促を
重要・緊急な用事であるにも関わらず上司が返事をくれない場合は、返事を催促しましょう。
追いLINEをするのもいいですが、電話の方が良いかと思います。
- 上司がLINEを打つ手間を省ける
- 回答を先延ばしにできない
といったメリットがあるからです。
急ぎの連絡を無視するなんて失礼。そして上司だからと言って失礼な態度を取っていいわけではありません。
当然上司が悪いのですが、一方で忙しい上司の気持ちも分かってあげましょう。
お互いの立場を分かり合ったうえで、問題を解決するために協力し合う。それが健全なコミュニケーションですので。
勝手に勘違いして謝罪とかしない
どのようなケースにしても、やってはいけないのが
勝手に勘違いして謝罪
これです。
(あわわ…返信返ってこないどうしよう….)
すみません何か失礼なこと言いましたか?怒ってるなら謝ります!すみません!
ん、なんかLINE来てるぞ?なんで謝ってるんだコイツ?
こうやって客観的に見ると、明らかなコミュ障ですよね。
でも、心配になってパニックを起こしてしまうと、正しい判断ができなくなるもの。まずは落ち着いて考えましょう。
とはいえ、仕事上のコミュニケーションって難しいですよね。
色々な情報から相手の気持ちを読み取り、人間関係に配慮しながら言いたいことを伝える…
こんなことが苦もなくできるコミュ強の人には、憧れつつも嫉妬してしまいます。
でも、コミュニケーションは才能や性格で決まるものではありません。
重要なのは
スキルとテクニック
なのです。
ただし、コミュニケーションは、知識だけあっても実践できません。
サッカーのルールを知っていたとして、実際にプレーできるとは限りませんよね?
それと同じで、コミュニケーションスキルを身に着けるためには、正しい理論の元に繰り返し練習しなければいけません。
そして、正しい知識と習得のためのトレーニングができるのが
です。
学校では教えてくれなかった、でも社会で生きていくために最も重要なコミュニケーションスキル。それを体系的に学ぶことができるます。
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ひと手間かけよう!上司から既読無視されないための注意点
LINEが返ってこない….と心配にならないよう、できるだけ返信が返ってきやすい内容を考えることも重要です。
LINEの返信率がアップするような、上司が喜ぶひと手間をご紹介していこうと思います。
### 目的をはっきりと
上司とのLINEをする上で重要なのが
目的をハッキリとさせること
です。
特にコミュニケーション能力が高くない上司の場合、目的が分からなければ回答に困ってしまいます。
このLINE、俺に何をして欲しいんだ?まぁいいや、後で返そう
そして、返信するのを忘れます。
具体的に気を付けることは
- 遠回しな表現をしすぎない
- 依頼や質問をハッキリと書く
- 「回答が欲しい」という事を伝える
と言ったことです。
例えば
明日なのですが、急用が出来て可能であればお休みを頂きたいと思っています。
会議の予定があるのですが、日程を変更することは可能でしょうか?
大変恐縮ですが、ご回答お願いします。
こんな感じ。
- 「可能であれば」「大変恐縮ですが」といった表現を交えつつ
- 「休みが欲しい」「日程を変更したい」ということはハッキリと伝える
こういったことに気を付けると、メールでも冷たい印象になりにくいです。
LINEでの雑談は慎重に
相手との関係性にも寄りますが、目的のない雑談が増えすぎないようにしましょう。
いくら仲が良いとはいえ、上司は友達ではありません。
目的のないメッセージが続くと、既読無視の確率もどんどんと上がっていくでしょう。
とはいえ、良好な人間関係を作るためには雑談も重要です。
直接会った時に、適切な量とタイミングで行いましょう。
文面が与える印象には要注意
同じ内容だったとしても、口頭で伝えるのと文章で伝えるのでは印象が変わってきます。
ハッキリと要件を伝えることは大切ですが、冷たい印象にならないように注意が必要です。
例えばブログでも
明日、用事が出来たのでお休みします。
と、吹き出しで言うのと
明日、用事が出来たのでお休みします。
と文字だけで書くのでは印象違いますよね。
なので、メールの文面で冷たい文章にならないよう、少し表現を追加すると良いでしょう。
具体的には、
- 大変恐縮ですが
- 〇〇だと思っています。
- 〇〇だと幸いです。
といった表現が使いやすくてオススメです。
先ほどの例文を少し変えてみると、
大変恐縮なのですが、明日急用が出来まして、お休みを頂きたいと思っています。ご承認頂けると幸いです。
こんな感じで、かなり柔らかくなると思います。
文章の書き方を学びながら実践しよう
LINEに関わらず、文章で正確にコミュニケーションを取るというのは、思いのほか難しいものです。
でも、読みやすい文章を素早く書くことができれば、驚くほどスムーズに仕事が進みます。
それに、綺麗な文章が書けるという事は、自分の能力のアピールにもなるのです。
コイツ…優秀だな。
なので、本を読んで勉強しながら、日々実践してみましょう。仕事の効率爆上がりです。
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両手が塞がっていても読書ができるので、
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まとめ|自分が思ってるほど上司は気にしてない
ここまで、LINEを既読無視する上司の心理や、既読無視された場合の対処法などについてまとめてきました。
色んなパターンがあるとはいえ、上司が既読無視をするのは、怒っているからではありません。
あまり気にしすぎず、急ぎでない用事の場合は、次に会った時にじっくりと話をしましょう。
しかし、重要・緊急な用事がある場合は別です。必要に応じて電話などを使い、しっかりと回答をもらえるよう働きかけましょう。
こういった対人関係のコミュニケーションスキルを高めるためには、正しい理論をもとにした “練習” を繰り返すしかありません。
【コミュトレ】では、そういったコミュニケーションの知識を身に着け、実践を通してスキルを高めることが出来ます。
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今回の記事は以上です。
それでは、また。
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