上司が嫌いすぎる!何とかならないの!
そういった悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
今回の記事では
- 嫌いすぎる上司6タイプの特徴
- タイプ別に見た上司の攻略法
- 上司に振り回されず、自分を大切にするためのコツ
とったことを解説していきたいと思います。
かどいちと言います。ドイツでシニアマネージャーとして働いています。
僕はシニアマネージャーという肩書ではありますが、実際のところはただの中間管理職。
上司と部下の関係が如何に難しいかという事を日々思い知らされる毎日を過ごしています。
PRTIMESの調査によれば、上司が嫌いな人の割合は、なんと70%を超えるとか。
上司が嫌いな人のなんと多いことでしょう…
職場での人間関係の難しさを改めて感じるデータですよね。
…とはいえ、嫌いな人に振り回されて日々の幸福度が下がるのはもったいない。
そこで今回の記事は、
嫌いすぎる上司への正しい対処法が分かる。
内容にしていこうと思います。その上で、
上司に振り回されて幸福度を下げないための秘訣
をお伝えしていきたいと思っています。
実践すれば日々の幸福度が確実に上がる、そんな内容になっていると思いますので、ぜひご一読ください。
それでは早速見ていきましょう!
目次
独自調査で分かった上司が嫌いすぎる本当の理由6選
今回の記事では、独自の調査によって
上司のことが嫌いになってしまう6つの理由
を明らかにしました。
具体的な調査方法ですが、PRTIMESの調査といった、公開されているアンケート結果に加えて、Googleでよく検索されているワードを網羅的に調査していきました。
さらに、それらの共通点をまとめ上げ、
多くの人が深い悩みを抱えているのは、上司のどんな言動か?
ということを整理していきました。
その結果、嫌われる上司の特徴は下記の通りでした!
- 否定的で傲慢
- 口だけで動かない
- フェアじゃない
- 感情的で気分屋
- 発言が信用できない
- 部下の話を聞かない
今回の記事では、これら6つのタイプ別に、嫌われ上司の特徴・心理や正しい対処法をまとめて行こうと思います!
タイプ別|嫌いな上司の心理と対処法
一口に ”嫌いすぎる” といっても、その理由は様々です。
上司のどんな言動に不快感を覚えるのか?
もう少し具体的に、解像度を上げて考えて行こうと思います。
そして、上司をタイプ別に考えた時、その特徴や心理を考えることで、正しい対処法が見えてきます。
順に見ていきましょう!
否定的で傲慢な上司
どんなアイディアにも否定から入ったり、部下を見下したりする傲慢な上司。
全然褒めてくれないどころか、常にバカにしてくるような態度が嫌われる要因です。
その特徴は
- プライドが高い
- コミュ力が低い
- 完璧主義
といった感じ。
否定的で傲慢な上司と上手く付き合うためのキーワードは ”自尊心” です。
対処法のポイントは
- 上司の自尊心を満たす
- 先に上司の話を聞いて肯定する
- 称賛する・持ち上げる
という事。
とにかくプライドが高いので、上司のいう事を先に聞いて肯定し、さらに持ち上げてみましょう。
そうすることで、ようやく話のスタートラインに立つことが出来ます。
その上で、自分の意見をまっすぐ通すのではなく、上司のいう事を軌道修正するようなイメージで柔らかくコントロールするのがポイント。
さらに詳しい攻略法は、こちらの記事にまとめています。
口だけで動かない上司
調子のいいことをいうけれど、自分では何もしない口ばかりな上司。
発言が薄っぺらく、行動が伴わないのが嫌われる要因です。
その特徴は
- カッコつけるけど中身が無い
- 仕事を丸投げ|押し付けてくる
- 戦略も行動力もない
といった感じ。
口だけで動かない上司と上手く付き合うためのテーマは “自立心” です。
対処法のポイントは
- 期待しない
- 自分で考える
- 上司の顔を潰さない
という事。
いう事の耳障りはいいですが、中身は全くないので何も言われていないのと同じ。
上司の指示や助言には初めから期待せず、自分で考えて行動する方がストレスが少ないでしょう。
ただ、上司の顔を潰してしまうと社内での立場が悪化する可能性があるので、それだけ気を付けてください。
さらに詳しい攻略法は、こちらの記事にまとめています。
フェアじゃない上司
仕事の成果ではなく好き嫌いで評価を決めるフェアじゃない上司。
特定の人ばかりえこひいきして、部下を平等に扱わないところが嫌われるポイントです。
その特徴は
- 評価や待遇に私情を挟む
- 自分の都合だけしか考えない
- 時には下心が見えて気持ち悪い
といった感じ。
フェアじゃない上司と上手く付き合うためのテーマは ”スルースキル” です。
対処法のポイントは
- 実害がない限りはスルー
- 自分の事に集中する
- 必要に応じて上司の機嫌をとる
という事。
他人がえこひいきされていたとしても、自分に実害がないのであればスルー一択です。
ただし、上司に意見を通したいタイミングで、必要な時だけ機嫌を取りましょう。
それが終わればまたスルー。評価は気にせず、自分のやるべき事に集中するのが最も効率良いです。
さらに詳しい攻略法は、こちらの記事にまとめています。
えこひいきをする気持ち悪い上司の心理と対処法を解説する【会社がヤバい】
感情的で気分屋な上司
すぐに感情的になってキレたり、気分によっていう事がコロコロ変わる上司。
常に機嫌が悪く、振り回される部下はたまったものではありません。
その特徴は
- 論理的に考えられない
- 言語化ができない
- 序列意識が高い
といった感じ。
感情的で気分屋な上司と上手く付き合うためのテーマは ”ヒットアンドアウェイ” です。
対処法のポイントは
- できるだけ距離を置く
- 要所で機嫌を取る
- 仕事の成果をアピールする
という事。
振り回されないように出来るだけ距離を置いて関わらないことが基本です。
ただし、要所で機嫌を取り、「いい気分」の状態で判断させることで簡単に意見が通ったりします。
序列意識が強いので、カースト下位と思われてしまっては不利。仕事で成果を出すだけでなく、それをアピールすることも心がけましょう。
傾向として、機嫌悪いアピールをする上司は、言語化できないかまってちゃんです。
さらに詳しい攻略法は、こちらの記事にまとめてます。
上司の機嫌が悪い!めんどくさい上司の心理と正しい対処法を解説する
発言が信用できない上司
言う事がコロコロ変わり、自分の立場が悪くなるとすぐ手のひらを返す上司。
好きとか嫌い以前に信用できませんよね。
その特徴は
- 責任逃れ・責任転嫁ばかり
- いう事に誇張や嘘が多い
- 人の秘密を守らない
といった感じ。
発言が信用できない上司と上手く付き合うためのテーマは ”自己防衛” です。
対処法のポイントは
- 信用しない
- 報告を形に残す
- 自分で考えて判断する
という事。
信用できない上司に秘密を話したりすると、すぐに広まります。信じてはいけません。
仕事の上では、手のひら返しをされないように、形の残る報告を心がけましょう。
また、上司のいう事を鵜呑みにすると痛い目を見る可能性があります。
しっかりと自分の頭で考えて、自分で判断することが重要です。
さらに詳しい攻略法は、こちらの記事に書いてます。
上司の事を信用できない…不信感を持ってしまう上司の特徴と正しい対処法を解説
話を聞かない上司
自分の話ばっかりで、全然部下の話や意見を聞き入れてくれない上司。
人間誰しも、自分の話を聞いてくれない相手の事は嫌いです。
その特徴は
- 自己中心的で配慮に欠ける
- 価値観を押し付けてくる
- 承認欲求が強め
といった感じ。
話を聞かない上司と上手く付き合うためのテーマは ”先に聞く” です。
対処法のポイントは
- 上司の話をまず聞く
- 承認欲求を先に満たす
- 根気よく続ける
といった感じです。
先に上司の話をひたすら聞き、共感したり称賛したりして、相手の承認欲求や自尊心を先に満たしましょう。
これを根気よく続けることで、話を聞いてもらえる準備が整います。めっちゃ時間かかるので根気が必要です。
でも、付き合い続けるためにはそれしか方法はありません。だって人の話を聞かないのだから。
さらに詳しい攻略法は、こちらの記事にまとめています。
また、自分の意見や価値観を押し付けてくる「ついていけない」上司についてはこちらの記事に書いています。
見えてきた!嫌いすぎる上司に共通する3つの特徴
ここまで嫌われ上司6タイプについてみてきました。
タイプ別に細かい特徴があり、攻略法もそれぞれ違いましたね。
しかし、これらの上司には共通する特徴もあるのです。
ここからは、嫌われ上司共通の特徴3つについて、詳しく見ていこうと思います。
能力が低い
嫌われ上司の特徴1つ目は、上司としての能力が低いことです。
リーダーとして組織を運営するための重要な能力
- 部下と信頼関係を築く力
- 部下を説得し納得させる力
- 問題を見つけ、戦略的を立てて解決する力
これらが不足しているのです。
能力が低い上司を持つと大変です。しかし、上司の能力を高める事は出来ません。
その代わり、上司を上手くコントロールすることで、状況は多少改善するでしょう。
詳しくはこちらの記事に書いています
会社をダメにするポンコツ上司の特徴とは?5つの対処法についても解説
頭が悪い上司の特徴とは?5つの共通点と正しい対処法を解説【実はチャンス】
自尊心と承認欲求が強い
嫌われ上司のほとんどは、自尊心と承認欲求が強く、それをコントロール出来ていない「こじらせ人間」です。
こう言う人とはなかなか分かり合えません。なぜなら、行動する目的が違うから。
普通の人が目標の達成や仕事の成果を目的としているのに対し、こじらせ人間の目的は
自分の自尊心と承認欲求を満たすこと
それだけなのです。
この目的を理解できれば、対処は意外にも簡単。
褒めたり持ち上げたりして自尊心と承認欲求を満たしてさえあげれば、簡単にコントロールできると思います。
どちらかというと、イラッとする自分との戦いになるでしょう。
さらに詳しくは、こちらの記事にまとめています
どうしてウザいの?承認欲求が強い人の特徴と上手な付き合い方を解説する。
自分の事しか考えていない
嫌われる上司は、とにかく自分のことしか考えていません。
自分の欲望を満たすために周りの犠牲を何とも思っていないこともあります。
こういった場合、とにかく自己防衛の姿勢が大切です。でないと、ひたすら犠牲を強いられて搾取され続けてしまいます。
結局は上司ガチャ…という話なんですよねぇ。
とはいえ、完全な当たり・ハズレというケースはさほど多くないんじゃないかと思います。
当たりハズレの基準をこちらの記事にまとめていますので、自分の上司微妙だなーという人は、よかったら参考にしてみてください。
上司ガチャの当たり|ハズレ特徴10選と対処法【ハズレ上司からは逃げましょう】
上司が嫌いで転職ってアリ?
ここまで、嫌いな上司のタイプ別攻略法や共通の特徴をまとめてきたわけですが…
どれも総じてメンドクサイ!
もうイヤ、仕事辞めたい。わかりますその気持ち。
本気で辞める。そう考えていた時期が僕にもありました。
でも、上司が嫌いというだけで仕事を辞めるのってアリでしょうか?
結論から言うと、上司が嫌いというだけで辞めるのはちょっと早すぎます。
なぜなら
- 転職後に改善するとは限らない
- 上司はそのうち変わる
- 他人に振り回される人生になってしまう
といった理由があるからです。
転職後に必ず改善するとは限りませんし、普通に人事異動がある会社なら上司はそのうち変わります。リスクの割にリターンが低いのです。
また、他人に影響されて主体性のない選択をしてしまうのも、人生にプラスとは言えません。
ただし、真剣に退職を考えた方が良い場合もあります。
それが
- 上司だけでなく会社や組織もヤバい
- 実害のあるハラスメントを受けている
といった場合です。
メンタルがやられてからでは、正常な判断や積極的な行動が出来なくなります。
そうなる前に逃げる準備を始めましょう。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
嫌いすぎる上司に振り回されないために
嫌いすぎる上司の対処法はここまでお伝えしてきた通りです。
ただ、それが分かったとしても、感情的な問題でそれが実践できない事もあるでしょう。
上司の機嫌を取った方がいいなんて、理屈では分かっています。でも、怒りで自分がコントロールできないのです。
僕自身そうでした。よくわかります。
なので最後に、嫌いすぎる上司に振り回されないためにやるべき事をお伝えしたいと思います。
長期的なやりたいことを見つけよう
ちょっと自分語りします。
僕は海外赴任中、たくさんのパワハラに遭遇し、毎日上司の愚痴を言って過ごしていました。
海外赴任中に遭遇したパワハラを徹底解説 実体験とメンタル不調にならないための対策も
そんな僕が、自分のやるべきことに集中できるようになったきっかけは
人生の目標
を決めたことです。
死ぬまでにやりたいことは何か?20年後どういう姿でありたいのか?
そういった、自分が長期的にやりたい事を明確にしたことで、
自分が今何をするべきなのかがハッキリと分かりました。
詳しくはこちらの記事に書いています。
自分の事に集中しよう
自分で主体的に目標を決めれば、それを達成するための方法ややるべきことも自然と決まります。
すると、どうなるのか?
メチャメチャ忙しくなります。
ハッキリ言って、上司のグチなんて言ってるヒマありません。
空いた時間に考えることが、嫌いな上司の事から、自分の目標とやるべきことに変わるのです。
こういった変化により、僕は自分の事に集中できるようになりました。
判断の軸を決めよう
えぇ…人生の目標とか何言ってんのコイツ?
さすがに大げさでしょ。
そういう風に考える人は多いでしょう。
でも、人生の目標を決めれば、今後の人生で迷う事が圧倒的に少なくなります。
なぜなら、目標を決めるためには、
- 自分が何に対して幸福を感じるのか?
- それを最大化するために、お金と時間をどのように使うべきなのか?
といった、 “自分の価値観” としっかり向き合う必要があるからです。
このことが、あなたの今後の人生における “判断の軸” となってくれるでしょう。
嫌いな上司と距離をとるのか?それとも時間をかけてでも機嫌をとってコントロールするべきなのか?
そういった判断にも迷わなくなるはずです。
ぜひ一度試してみてください!
迷ったらコーチングを受けてみるのも手
とはいえ、価値観と向き合ったり人生の目標を考えたりするのは非常に長い時間がかかります。
僕も、海外赴任中のパワハラに毎日悩みながら長い時間考え、ようやく自分の価値観がわかってきました。
だから、一人で考えてもなかなか答えが見つからないという人も多いと思います。
そんな時に試してみて欲しいのが、キャリアコーチングです。
「キャリア」とかいう名前ですが、生き方にまで踏み込んだ相談に乗ってくれる、非常にクオリティが高いサービスです。
僕も
の無料体験を受けてみましたが、想像以上に気付く事が多く、
1回のコーチングだけで働く意味がバッチリ見つかりました。
体験談をこちらの記事に書いていますので、参考になれば嬉しいです。
【体験談】ポジウィルキャリアの無料体験を受けてみたら働く意味を見つけた
初回のコーチングは無料で受けられるので、気になる人はぜひ試してみてください!
まとめ|自分が主体となって生きよう
今回の記事では、嫌いすぎる上司のタイプ別攻略法について一挙にまとめてきました。
繰り返しになりますが、最も避けるべきなのは
嫌いな上司に振り回されて自分を失う事
です。
しっかりと自分のやりたい事|やるべき事を明確にし、それに集中していきたいですね。
そのためにも、まずは自分の価値観を明確にし、長期的にやりたいことについて考えてみましょう。
一人で考えがまとまらない人は、キャリアコーチングを利用してみるのも一つの手です。
プロのコーチと対話することで、自分の考えがまとまり、新しいことに気付くと思いますよ!
今回の記事は以上です。
それでは、また。