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海外赴任中に遭遇したパワハラを徹底解説 実体験とメンタル不調にならないための対策も

ドイツ駐在員かどいちです。こんにちは。

今回の記事では、海外赴任中に遭遇したパワハラについてまとめていこうと思います。

海外赴任と言えばなんだかいいイメージがある方も多いかもしれませんね。

もちろんメリットはたくさんありますし、楽しい体験もあります。
ただ、同時に大きなストレスがかかるのも海外赴任の特徴。

そういった中で、実は海外赴任中は、日本よりもパワハラが発生しやすい構造にあるのです。

そこで、今回の記事では、僕や同僚が実際に受けたパワハラの体験談をご紹介しながら

パワハラを受け続ける人|そうでない人の特徴

これを観察し、比較してみました。

その上で、

・パワハラを受けないための注意点

パワハラされた場合の対策や対処法

みたいな事についてまとめていきます。

・現在海外赴任中で、パワハラを受けていて辛い…
・これから海外赴任するけど、人間関係が心配…
・将来海外赴任したい!

そういった人の不安や悩みを解決できる記事だと思います。

ぜひ読んでみてください!

海外赴任中はパワハラが発生しやすい

華やかなイメージのある海外赴任。もちろんメリットもたくさんあります。

ただ、海外拠点はパワハラが発生しやすい構造であるのも事実。

ここでは

・なぜパワハラが発生しやすいのか?
・海外拠点はどのような構造になっているのか?

こういったことについてまとめていこうと思います。

閉鎖的な環境

海外駐在員の労働時間は、現地の駐在拠点での管理となります。
ですが、残業や休みのルールが決められていない場合も多々あり、結構いい加減なことも多いです。

そんな中、ほとんどの駐在員は裁量労働制。
拠点の主幹者やマネージャー次第では、長時間労働の常態化も珍しくありません。

そんな中、海外駐在拠点の労務環境がどのようなものか?日本から見てもほぼわかりません。
時差があったり距離があったり、労働基準監督署の目が届かなかったりするためです。

つまり、会社としての労務的な問題が見えづらいのです。

パワハラなどのハラスメントについても同様。

なかなか問題として認識されにくいため、パワハラの歯止めがかかりにくい構造になっているのです。

理由① パワハラの歯止めがかからない

密接な人間関係

1拠点にいる海外駐在員の数は多くても10人程度。どうしても日本人同士の距離は近くなります。
平日は毎日、土日も頻繁に顔を合わせるなんてことも。

そんな中、性格が合わない人がいた場合大変です。

合わない人と長時間一緒にいると、その関係性は拗れがち。
特に上司|部下の関係だと大変です。

パワハラをしてくるような人は、好き|嫌いによって他人に対する態度が変わります。

拗れた人間関係が原因でパワハラが発生することは珍しくありません。

理由② 人間関係が拗れやすい

強いストレス

海外赴任中は、日本で働く以上に様々なストレスの要因があります。

例えばこんな感じです。

・マネジメントが難しい

・日本と現地の板挟み
・言語が通じない
・治安や環境が悪い

・不慣れな食・日常生活

詳しくは別記事にまとめてます。

海外赴任はストレスだらけ?現役駐在員が語る7つのストレス 体験談と発散法も紹介

心の余裕がなくなると、ついつい他人に厳しく当たったり、些細なことが許せなくなったりしてしまうもの。

また、責任が重くなるほどストレスも大きくなるものです。
強いストレスを受けた上司が頻繁に八つ当たりををしてくることも。

他人に優しくなれない環境がパワハラの引き金になったりします。

理由③ 余裕がないと優しくなれない

【実話】海外赴任中に遭遇したパワハラ

ここからは、僕や僕の同僚たちが実際に遭遇したパワハラについての体験談を紹介していこうと思います。

ありがちな事から信じられないような話まで、全部ガチの実話です。

なので、パワハラの実態がリアルにイメージできるんじゃないかと思います。

自分より早く帰るとキレる

昭和おじさんのパワハラあるある「早く帰るとキレる」
ただ、僕が実際に見たのは海外拠点が初めてでした。

毎日深夜0時とかまで働いて、時には会社に泊まる。
そんな働き方をしていた同僚の話。

被害者

先に帰ると機嫌悪いんですよね。機嫌を損ねると面倒なんです。

ややこしい上司との人間関係を維持するためには仕方ないのだとか。
早く帰って本でも読んだ方が、よっぽど会社のためになると個人的には思うんですけどね。

電話に出ないとキレる

会議中だろうが取り込み中だろうが、電話に出なければキレる。

そんな被害を受けてる話も聞きました。

上司

何で電話出んのや!何のために携帯持たせてると思ってんねんアホ!

いや、会議中に電話出れんわ。

そういう本人は電話に出ないどころかコールバックもしなかったりします。
どう考えても八つ当たりとしか思えない。

暴言を浴びせられる

普通に暴言を吐かれるというありがちな話も。

・アホ!
・ポンコツ!
・貴様ァ!ナメてんのか!

こういうのって、指導とパワハラをはき違えてますよね。

アホとかポンコツとか言って人格否定をされたところで、業務遂行能力は変わりません。
それどころかモチベーションが下がって悪影響。

このような暴言はパワハラ以外の何物でもありません。
録音して本社人事に送り付ければ勝てますが、本当にやるかはあなた次第。

経費を払わない

拗れたパワハラ君がコーポレート部門にいると、人事的な嫌がらせをしてくる場合も。

引っ越しの時に利用したリロケーション代行の料金(1200€|約17万円)を払わない!自費負担しろ!みたいなことを言われたって話があります。
※リロケーション代行移住に伴う住民登録や労働許可証の取得を代行してくれるサービス。
 海外赴任初期は代行を頼むのが一般的。

人事マネージャー

あなたは英語話せるんだから不要でしょう!不要なサービスを使ったのだから自費負担です!

いや、ここドイツだし。ドイツ語喋れんし、ルールも分からんし。

どうやら加害者である人事マネージャーと、被害者との仲が悪かったらしいです。
完全に私情による嫌がらせ。パワハラ以外の何物でもないですよね。

根拠のない言いがかり

立場の優位を利用して他人を陥れるみたいな話もありました。

某人気ドラマみたいな話ですが、ガチの実話です。

人事マネージャー

現地のスタッフが大量に溜めたのはあなたが原因です。もう現地社員とは話さないでください。

ちなみに根拠はありません。本人からの主張のみです。
でも、職務上のパワーバランスが悪いと、こんな無茶な話が通ってしまう事も。

このようなパワハラに遭遇した場合、しっかりと裏付けを取って論理的に否定する必要があります。

パワハラを受け続ける人の特徴

ひどいパワハラの話はたくさんありますが、このようなハラスメントは特定の人に集中する場合がほとんどです。

なぜこのようなことになるのでしょうか?

パワハラを受け続ける人の特徴を観察し、そうでない人との違いをまとめてみました。

波風を立てない

第一にパワハラを受け続ける人は、波風を立てないという特徴があります。

人間関係を拗らせないように、パワハラ上司に合わせようと努力する。
それ自体は素晴らしいことだと思います。

しかし、やり返さないでいると加害者は味を占め、パワハラはどんどんエスカレートしていきます。

一方でパワハラを受けた際に、逆ギレしたり怒鳴り返したりした人は、その後パワハラを継続して受けることが無かったようです。

【例① 怒鳴り返す】

うるっさいんじゃ!
お前なんかあったら責任取れんのか!?

【例② 冷静に脅す】

わかりました、じゃあこれから本社人事に電話してこの事を報告します。


パワハラを抑止するために、心を強く持って、時には言い返したり無視したりすることも重要みたいです。
※ただし、逆ギレは戦略的に、自己責任でお願いします。

自己犠牲の精神

継続してパワハラを受ける人は、自己犠牲の精神で人間関係の調整を行っているように見えます。

自分の利益よりも、上司との関係性や駐在員同士の人間関係を優先。
長時間労働や無茶な依頼も文句を言わずにこなします。

そんな人たちの事は、正直凄いと思います。
でもその一方で、過度な自己犠牲は

自分の人生に対して無責任なんじゃないか?

とも思います。

自分の利益を犠牲にして他人を立てるのは美しいですが、それが原因で自分が潰れたからといって、誰も責任は取ってくれません。

時には自己犠牲が必要な場合もありますが、自分と全体の利益を両立できるような方法を考えたいものです。

言うことを聞きすぎる

上司の指示を忠実に守り、言われたことに100%応えようとするのもパワハラを受ける人の特徴です。

年配者ほど無駄なことをしたり、効率の悪い方法をとったりする傾向にあります。
効率の悪い指示をいちいち真に受けていたら、長時間労働まっしぐらです。

現場を良く知っている担当のあなたが、自信をもって”無駄”だと思う仕事、それはきっと、本当に無駄なのです。

ドイツ駐在員

その仕事は無駄だと思います。理由は〇〇だからです。なのでやりません。

実際にパワハラを受けにくい人ほど、仕事を断りまくっているみたいです。

安請け合いする事は、自分を安売りする事と同じ。
自分の人生を安値で買い叩かれないように、時には断ることが重要です。

とはいえ、しっかりと理由を説明して上司に納得してもらう必要があります。
論理で他人を納得させる方法はこちら。

明日使える!論理と科学を使った主張で相手を納得させる方法

パワハラでメンタル不調とならないための対策

パワハラを受けてメンタル不調…

よく聞く話ではありますが、いざ自分の事となると事態は深刻です。

仕事で病気になることは、人生にとっての大きなマイナス。

ここからは、パワハラを受けてメンタル不調になってしまわないよう、対策についてまとめていきます。

強気に出る|言い返したらどうなる?

強く言い返すこと。
これは最も簡単で効果が高い方法だと思います。

「やり返されるかもしれない」が何よりの抑止力となるからです。
複数の国が核兵器を持っているから核戦争が起きない、みたいな話ですね。

強気にでるために、

言い返した先に何があるか?

これについて考えてみましょう。

日本企業である限り、よほどの事でなければクビになってなりません。

じゃあ途中帰任?
いいじゃないですか。パワハラ上司から離れられます。

左遷される?
それならこっちから辞めてやりましょう。日本は人手不足。仕事はいくらでもあります。

強気に出るためには根拠が必要。
視野を広げるためにも、転職エージェントに登録してみるといいです。

ビズリーチみたいなスカウトサービスで求人を待つもよし、
dodaみたいなエージェントサービスで、エージェントと面談してみるもよし。

山ほど求人来て、心が軽くなります。心の核兵器、持ちましょう。


その他転職エージェントはたくさんありますが、どれを使えばいいか分からないって人は、こちらの記事に選び方をまとめています。

オススメ転職エージェント32選…って沢山オススメされても多すぎて選べないよねって話。

権利を主張する|社内のルールはどうなってる?

それ、あなたの感想ですよね?何か根拠ってあるんですか?

あまりにも有名な論破テンプレですが、パワハラに対しては何よりの効果を発揮します。

パワハラ上司の主張に対して、社内規定はどうなっているのか?
一度ルールを確認してみましょう。

休みも残業も、ルールによって決められるべきです。

逆にルールがないのであれば、いつ帰ろうと休もうとこちらの勝手です。

ちなみに、日本のルールである日本国憲法にはこんな文言があります。

何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

衆議院ホームページより

日本のルールでイヤなことしなくていいって言ってるんです。
だから辛かったら休んでも大丈夫です!

自己肯定感を高める

パワハラを受けると、自己肯定感が下がって後ろ向きな気持ちになります。

どれだけ強い心を持っていたとしても、人格否定とかされると多少なりとも影響を受けますよね。

そんな時には友人と話したり、ちょっと運動したりして自己肯定感を回復させましょう。

ストレス解消法についてはこちらの記事にもまとめてます。

海外赴任はストレスだらけ?現役駐在員が語る7つのストレス 体験談と発散法も紹介

結構オススメなのがdoda合格診断

自分の合格可能性がある企業を教えてくれます。自己肯定感爆上がり。

かどいち

僕って….世の中に必要とされてるのかも!

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上司人事に”早めの”相談を

どのような対策を講じたとしても、メンタル不調になる可能性はあります。
ストレス耐性は人それぞれだからです。

ただ、ヤバイ!と思ったら、上司もしくは本社の人事に早めに相談するようにしましょう。

一度不調をきたしてしまうと、視野が狭くなったり身動きが取れなくなったりします。
取返しが付かなくなる前に行動を起こすようにしてください。

疲れたら途中帰任も検討

ここまで様々なパワハラ対策をご紹介してきましたが、どうしようもないこともあると思います。

そもそもいろんな事情があって、対策を打てないことも多いでしょう。

そんな時の対処法について、まとめておこうと思います。

途中帰任は恥ではない

途中帰任はクビと同じ。

そういう風潮ってあるんじゃないかと思います。
けど、それって本当でしょうか?

例えば欧米と東南アジアでは求められる能力がそもそも違ったりしますし
海外で働けないから無能って言うのはメチャメチャな暴論です。

というか、海外赴任ってそこまでこだわるようなものではないと思います。

自分の価値観と相談して、無理なら辞める。これが一番の選択でしょう。

駐在員がガチで考えた海外赴任を断る理由【海外赴任は断ってもいい】

帰任後に転職したっていい

途中帰任したら出世の道が断たれる…

みたいなことを考える人もいるかもしれません。

たしかに海外赴任は出世のチャンスが広がるものです。

海外赴任でエリートになれる?チャンスを掴める理由と出世の手順を現役駐在員が解説

でも、それはあくまで「今の会社」にいた場合です。

転職してしまえば経歴はリセットされます。
そして海外経験者は転職に有利なのです。今よりもっと会社に転職できるかも?

さらには転職後、「海外経験者」という肩書だけが残った状態になります。
次の会社の出世コースに乗れるかも?

みたいなことを考えるだけでも、かなり気持ちが軽くなります。

途中帰任でも全然大丈夫!くらいに構えておいてやり過ごす。
本当に無理なら日本に帰る。

それくらいの軽い気持ちで日々を過ごしてもいいんじゃないかと思います。

まとめ|無理のない働き方をしよう

今回の記事では、海外赴任で僕が遭遇したパワハラについて、体験談をまとめてきました。

”パワハラを受けやすい人”にならないように、時には言い返したり、強気に出ることも重要です。

とはいえそれでもパワハラを回避できない事はあると思います。

無理をせず早めに相談したり、時には途中帰任を検討したりしてもいいのではないでしょうか。

自分のストレス耐性や価値観と相談しながら、無理のない働き方をしていきましょう!

今回の記事は以上になります!

ではまた。

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かどいち@山奥エンジニア

ドイツで海外駐在しながらブログを書いているエンジニア|シニアマネージャー。ドイツ情報|海外赴任情報|英語独学|マネジメント|データ見方や分析の仕方などを呟きます。物欲ないけど本とご飯には迷わず散財みたいな価値観。

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