もうすぐ海外赴任!だけど海外での通信手段どうしよう…
そのような悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。
今回の記事では
海外赴任初期のデータ通信問題を解決する方法
について解説していきます。
かどいちといいます。ドイツで海外駐在員として働いています。
これから海外赴任!という人にとって、渡航直後のデータ通信問題は、大きな心配の一つだと思います。
海外でデータローミングをすると高くんでしょ…?怖い!
でも、心配する必要はありません。
適切な準備をしてから渡航することで、この問題は簡単に解決することができるのです。
結論、海外対応のeSIMを準備するだけでOK。5分で準備が完了します。
この記事を読むことで、海外赴任中のデータ通信問題が一挙に解決します。ぜひご一読ください!
それでは早速見ていきましょう。
目次
海外赴任初期のデータ通信問題
海外でのデータ通信問題について不安を抱える人は多いと思います。
しかし、何となく不安であるものの、具体的な問題が想像できない…という人も多いでしょう。
そこで、まずは海外赴任初期の状況を解説しつつ、
通信問題を解決する方法
について、具体的に解説していこうと思います。
現地スマホを契約するまでの通信手段が必要【~2週間】
初めての海外赴任の場合、海外での通信手段が不安な人は多いでしょう。
でも、必要以上に心配する必要はありません。
海外赴任直後は、
会社からスマホを支給される
ことが多いからです。
それに、会社支給のスマホが無かったとしても
現地のSIMを契約
することになるでしょう。
そしてこれらは、赴任後に最優先で行うことになります。
現地のスタッフもサポートしてくれますし、通信手段に困るのは、渡航直後~2週間くらいに限られるでしょう。
渡航後のスケジュールを、会社や現地の駐在員に確認しておきましょう。
データローミングか海外用SIMを用意
通信手段に困るのは渡航直後だけ。
逆にいうと、渡航直後の携帯通信手段は、必ず用意しておく必要があります。
海外での通信手段はいくつかありますが、海外赴任という前提で考えると
- 携帯キャリアのデータローミング
- プリペイドタイプの海外対応SIM
この2つに絞られます。
携帯キャリアのSIMを使ってそのまま通信をするのがデータローミング。
手間はかかりませんが、価格は携帯キャリア次第で大きく違います。
使っているキャリアの海外ローミングサービスを確認してみましょう。
データローミングが高くつく場合は、プリペイドタイプの海外対応SIMがオススメです。
使用期間やデータ量を必要最小限に設定できるので、コストを抑えつつ海外での通信手段を確保できます。
渡航先の国に対応しているか調べよう
海外と一言で言っても、実際には200カ国以上の国があります。
SIMごとに対応している国が違うので注意が必要です。
例えば、中国対応のSIMをドイツに持っていても使えません。
データローミングにしろプリペイドSIMにしろ、対応している国の表記があるはずです。
複数カ国で使えるものや、使用国を選んで購入するものがありますので、
どの国で使えるか?購入前にしっかり確認しておきましょう。
海外用SIMの選び方
海外赴任初期の状況を考えると、
2週間|1GB程度の通信手段を準備
というのが結論です。
通信手段は、データローミングか海外対応SIMのいずれかによって準備が可能、というのがここまでの話。
では、海外赴任初期の通信手段は、どのように選べばいいのでしょうか?
実は、ほとんどの携帯キャリアにおいて、
データローミングよりもプリペイド海外対応SIMの方が安い
です。
なので、ここからは、
海外赴任に最適なプリペイドSIMの選び方
について解説していきます。
データ量はさほど必要ない
前述しましたが、海外赴任初期の状況を考えると、データ量はさほど必要ありません。
経験上、2週間で1GBもあれば十分です。
なぜなら海外では、様々な場所に無料Wi-fiが整備されているから。
ホテルやレストランはもちろん、スーパーなどにもWi-fiがあるので、携帯通信が必要なシーンは限られるでしょう。
また、現地での通信手段が手に入るまでの期間も状況によって違います。
これらの理由で、使用期間やデータ量を自由に選べるSIMがオススメです。
渡航先でちゃんと使えるかが重要
なによりも重要なのが
渡航先でちゃんと使えるか?
ということ。
Amazonなどで販売されている使い捨てタイプのSIMの”悪いレビュー”を確認すると
渡航先の国で使えなかった。
というレビューが一定数あるのです。
使えない原因は様々ではあるものの、信頼できるSIMを選んでおく方が安心です。
データ/期間を自由に選べると良い
海外赴任初期の状況は、会社によって大きく違います。
渡航後すぐに通信手段が準備できる所もあれば、2週間前後かかる場合もあるでしょう。
なので、データ量や利用期間を自由に選べるSIMが良いと思います。
eSIMが絶対に便利
海外対応SIMを準備する上で、使い捨てタイプの物理SIMを購入する方法もあります。
しかし、正直言うとこのタイプはオススメできません。
海外赴任時にオススメなのは断然eSIMです。
理由は、場所を問わず短時間でSIMのアクティベートができるからです。
eSIMは、物理的なSIMカードの差し込みを必要とせず、データのやりとりだけで有効化できるSIM。
データ量や期間もフレキシブルに選択可能ですし、使用期間やデータが足りなくなったときにも追加購入が可能というわけです。
スマホによってはeSIMに対応していない機種もあるため、そこだけ確認してください。
持っているスマホがeSIMに対応していれば、メリットしかありません。
海外赴任に便利な条件を全て満たす”eSIM-san”
ここまで書いてきたとおり、海外赴任初期のプリペイドSIMに求められるのは
- 使用期間|データ量が細かく選べる
- 渡航先でしっかり使える
- 契約・追加購入が簡単なeSIM
といった条件です。
そして、これらの条件が全て揃った、オススメの海外対応SIMを購入できるのが
です。
使用国|データ|使用期間が選べる
eSIM-sanでは、使用国別にSIMカードを選ぶことができます。
国を指定してSIMを購入するので、渡航先で使えない…といったことがありません。
また、データ量や使用期間も細かく選ぶことができるので、渡航後のスケジュールに合わせて、必要最小限の期間|データ量を選択可能。
最小限の費用でSIMカードを用意でき、コスパ良く運用することができます。
eSIMなので手続きが簡単
その名の通り、eSIM-sanが販売しているのはeSIM。オンラインで購入・アクティベートが可能です。
なので、忙しい海外赴任準備中でも、手間をかけずに海外用SIMの準備ができます。
また、購入は海外からでもできて、即日利用開始できます。
期間やデータ量が足りなくなった場合でも、オンラインで簡単に追加購入できて安心というわけです。
コスパも◎で海外赴任には最適
eSIM-sanと海外データローミングとのコストを比較すると、下記の通りです。
通信手段 | eSIM-san | 都度購入タイプの格安SIM | 海外データローミング |
---|---|---|---|
使用期間 | 5~30日で選択可能 | 3日 or 7日 | 1日 |
データ量 | 500MB/day~3GB/dayで選択 | 1GB(3日) or 3GB(7日) | 3GB/day |
価格 | ¥1,265~ | ¥840 or ¥2,430 | ¥980 |
※格安SIM・ローミングは一例
海外ローミングはデータ量が多めに設定されていますが、こんなに多くのデータ量は不要です。
都度購入型の格安SIMでも使用期間やデータ量の設定は可能ですが、選択肢が少ないのが難点。
2週間程度の使用となると、¥5,000と高くついてしまいます。
例えばeSIM-san(イーシムさん)を利用し、2週間|500MB/dayで設定した場合、¥2,444とほぼ半額。
期間やデータ量の設定が細かくできるので、渡航後のスケジュールに合わせて、コスパの良い運用が可能となるわけです。
これらの理由から、海外赴任の状況に最適なのはeSIM-sanだと言えるでしょう。
eSIM-sanを実際に使ってみた感想
さて、僕自身eSIM-sanを使ってみたので、簡単な使い方と感想をまとめていきます。
QRコードをアクティベート
まず、eSIM-sanでデータを購入すると、アクティベート用のQRコードがメールで送られてきます。
一緒にセットアップマニュアルも送られてくるので、手順に従ってeSIMをアクティベートしていきましょう。
・iPhoneの場合
設定 → モバイル通信 → eSIMを追加
・Androidの場合
設定 → モバイルネットワーク → ”eSIM”をオンに → eSIMの追加
と進んだ後、ARコードを読み取ればOKです。
アクティベート後は、2つのSIMの回線名や、デフォルト設定などをやっていきます。
僕の場合は
- 主回線:ドイツSIM
- サブ回線:eSIM
という感じで設定しました。
回線の切り替え
次に、eSIM-sanで購入したSIMへと回線を切り替えてみます。
設定 → モバイルデータ通信と進むと、回線の切り替えが出来るようになっています。
主回線はo2というドイツのプロバイダで、5G非対応。
ですがこれを切り替えると…
5G対応となり、SIMが切り替わっていることが分かりますね。
使ってみた感想【快適】
さて、eSIM-sanのSIMを使ってデータ通信をやってみます。
まずはこのブログを自分で検索。
すると、一瞬で表示されました!
は…速い!
その他試しに動画など見てみましたが、問題ない速度で、むしろドイツSIMより早かったです。
さすがは5G…!
使ってみた感想としては
- 海外からでも購入可能
- 購入→アクティベートが早くて簡単
- しっかり繋がるし、通信速度も速い
と言った感じで、文句なしのクオリティ。
大満足でした!
海外赴任中に便利なデュアルeSIMの活用法
eSIMってSIMカードささなくてもいいけど、普通のSIMと併用可能なの?
普通のSIMとの併用は可能です!
1つのスマホで2つのSIMを使う事を、デュアルSIMと言います。
そして、海外赴任期間中は
eSIMデュアル
が、とっても便利なので、ご紹介しておきます。
日本の電話番号を使う機会は多々ある
まず前提として、海外赴任中も日本の電話番号を使う機会は多々あります。
なぜかというと
各種サービスのSMS認証に使用するから
です。
SMS認証が必要が必要なサービスの例をあげると
- 銀行振込の2段階認証
- クレジットカード利用・登録情報変更
- Lineのアカウント認証
- モバイルサイトへのログイン認証
- マンガアプリの新規登録
と言った感じ。
結構な頻度で使用することになります。
スマホの履歴を見返すと、最低3カ月に1回は使ってました
なので、日本の電話番号が使えるSIMは、絶対に確保する必要があるのです。
スマホ2個持ちは不便すぎる
海外赴任時、ほとんどの駐在員が会社スマホを支給されると思います。
当然、会社スマホは海外対応のSIM。
従って
- 日本SIMの個人スマホ
- 海外SIMの会社スマホ
この2つを使い分けることになるのですが…
正直言って、不便です。
なぜかというと
- LINE等プライベートのアプリは個人スマホから
- 会社の連絡や海外で使うアプリは会社スマホから
といった感じで、2つのスマホに用途があり、個人スマホの利用頻度がそれなりに高いから。
個人スマホは日本のSIMなので、会社スマホのテザリングをしないと使えません。
例えば、LINEでgoogleマップの場所を共有してもらった場合、
- テザリングで経路案内
- 会社スマホへアドレスを再転送
みたいなひと手間がかかってしまいます。
eSIMデュアルなら日本と海外のSIMをスマホ1台で
このような面倒を避けるために、
- 日本のSIMをeSIMで契約
- 海外支給のスマホから物理SIMを流用
- スマホ1台でeSIMデュアル
といった方法が取れるわけです。
会社 or 自分のスマホ、新しい方を使ってデュアルSIM運用できます!
僕は海外生活残り1年になり、ようやくこの方法に気付きました。
これから海外赴任という人は、ぜひ試してみてください!
まとめ|海外でのデータ通信問題はeSIMで解決
今回の記事では、海外赴任初期のデータ通信問題を解決する方法について解説してきました。
海外赴任には、データ量や使用期間をスケジュールに合わせて選べるeSIM-san(イーシムさん)がオススメ。
コスパ良く海外対応SIMを購入することができると思います。
eSIMを活用し、安心で快適な海外生活を手に入れてください!
今回の記事は以上です。
それでは、また。
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【図解】海外赴任の準備とスケジュール 時期ごとのやることが一目でわかるよ!
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