海外赴任前にパソコンは買い替えるべき？判断基準やオススメパソコンを駐在員が紹介する

困ってる人

パソコンって、海外赴任する前に買い替えた方がいいの…？

そのような悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方、こんにちは。

今回の記事では、

海外でパソコンが必要となる場面
パソコン買い替えの判断基準
海外赴任の状況を考えたパソコンの選び方

と言ったことについてまとめていきます。

かどいちと言います。ドイツで駐在員として働いています。

海外赴任の準備で、パソコンの買い替えをどうするか？

この結論は、

少しでも不安があるなら買い替え一択

です。

何故なら、海外では、パソコンを使う機会が増える一方、修理や購入ができなくなるからです。

今回の記事では、前半に海外特有のパソコンが必要なシーンを紹介しつつ、買い替えるべき根拠をまとめていきます。

そのうえで記事の後半では、パソコンの選び方を解説し、海外赴任する際のオススメパソコンをご紹介していこうと思います。

この記事を読めば、海外赴任前のパソコン買い換えについて、迷うことなく決断できます。ぜひご一読ください。

それでは早速見ていきましょう！

海外赴任中にパソコンが必要な場面

前述しましたが、海外赴任中はパソコンの使用頻度が上がります。

なぜか？その理由を一言でいうと

海外での生活を快適にするために便利

だからです。

詳しく解説していきます。

海外ではスマホよりパソコンが便利

困ってる人

そもそもPCって必要ある？スマホで十分じゃないの？

そのように考える人もいるかもしれません。

確かに、勝手のわかる日本ではスマホがあれば十分です。

そもそもパソコンを持っていないという人も多いでしょう。

しかし、海外での生活で

海外旅行の計画を立てる
翻訳ソフトを使いながら外国語でWeb検索
友人とオンラインでつながる

といった事をする場合、パソコンの方が断然便利になるのです。

旅行の計画立案に

海外赴任の醍醐味は、何と言っても海外旅行。

その際、旅行の計画を立てるのにパソコンが活躍します。

例えば日本国内を旅行する場合、ホテルだけ確保してとりあえず目的地に行く…といった計画でも大丈夫でしょう。

しかし、海外旅行をする場合、そう簡単には行きません。

公共交通機関の乗り方
ホテル周辺の治安
観光名所や現地での注意点

などなど、国内旅行よりも細かく計画を立てる必要があるのです。

そして、しっかり計画を立てないと、楽しめないどころか危険さえあります。

かどいち

治安の悪いエリアもありますからね。

そして、細かく計画を立てる場合は、スマホ一つでは不便で効率が悪いです。

下記は僕が作ったブリュッセルの旅行計画表。これくらい調べることが珍しくありません。

検索しながらまとめるために、WordやExcelなどが付いているPCの方が便利だと思います。

外国語でのインターネット検索に

現地の情報を手に入れる為には、現地語での検索が一番です。

例えばドイツの観光地を調べるなら、日本語よりもドイツ語で調べた方が、詳しい情報が出てきます。

そんな時、パソコンと翻訳ソフトを使いながら、外国語で検索すると便利です。

日本語の検索ワードをgoogle翻訳して検索
スマホのgoogleの画像翻訳をパソコンにかざして翻訳

といった使い方も便利です。

これらの事はスマホでも可能ではあるのですが、高度な検索をする場合はパソコンが便利です。

かどいち

情報収集が難しい海外ならではの用途です。

友人とのオンライン交流やゲーム

海外生活では、友達がなかなかできません。

趣味がなければコミュニティが見つからず、休日にヒマをもてあましている駐在員も少なくありません。

そんな時に活躍するのがオンライン。

僕も海外赴任中、友人とオンラインでTV電話をしたり、ゲームをしたりしています。

オンラインPCゲームだと、それ自体がコミュニティになりますし、暇なときほどパソコンが活躍してくれるのです。

買い替えるべき？海外のパソコン事情

海外ではPCの使用頻度が上がる…というのはここまでお伝えしてきた通りです。

では、海外赴任前にパソコンを買い替えるべきなのでしょうか？

結論

少しでも不安があれば買い替える

ことをオススメします。

理由は、

PCを買い替えたり修理することができないから

です。

を詳しく見ていきましょう！。

海外版のパソコンは使いにくい

海外版のパソコンには、全てのソフトが外国語でインストールされています。当然ですよね。

それだけでも厳しいのですが、海外版のパソコンはキーボード配列が違います。

こちらはドイツ配列のキーボード。

かどいち

yとzの位置が違ったり、変な文字があったりして使いにくい…

なので、現地のPCを買うのは現実的ではありません。

現地で修理を依頼するのは非現実的

我々が外国のPCを使えないのと同様に、外国人も日本のPCを使えません。

なので、パソコンが故障した時に修理を依頼するのは、現実的ではありません。

修理｜買い替えは一時帰国時になる

海外では、パソコンの修理も購入もできません。

では、故障したらどうするのか？

唯一の手段が

一時帰国中の修理｜買い替え

です。

会社の費用で帰国できる一時帰国の頻度は、会社によって異なります。

例えば年に１回一時帰国できる場合、１年程度パソコンが故障しないと考えれば、買い替えなくても良いでしょう。

不安があるなら買い替えがベター

海外赴任の期間は３～５年というのが一般的。

その間はパソコンの使用頻度が上がりますが、修理や買い替えは難しくなります。

そういう訳で、現在持っているパソコンに少しでも不安があるのであれば、赴任前に買い替えておくのをオススメします。

海外赴任に持って行くパソコンの選び方

では、パソコンを買い替えるとして、どのようなパソコンを選べばいいのでしょうか？

海外赴任の状況と合わせて考えていきましょう。

スペック【用途で選ぶ】

パソコン選びの際、一番悩むのがスペックではないかと思います。

よくわからない！という人向けに、スペック選びのポイントを書いておくと

コア数	多いほど高性能｜高価
スレッド数	多いほど高性能｜高価
メモリ量	多いほど高性能｜高価
CPUの世代	新しいほど高性能｜高価

といった感じです。

また、搭載しているCPUのグレードが、ＰＣの性能に大きな影響を与えます。

用途別にＣＰＵのグレードをまとめるとこんな感じ。

グレード	用途	インテル製品	AMD製品
エントリー下位	検索・Office利用	Celeron Premium	Athlon
エントリー上位	検索・Office利用	Core i3	Ryzen 3
ミドル	＋動画編集など	Core i5	Ryzen 5
ハイエンド	＋ゲームなど	Core i7	Ryzen 7
最上位	＋３Dゲーム配信など	Core i9	Ryzen 9

当然、グレードが上がるほど値段も高くなります。

シングルタスクのWeb検索やワード・エクセルの使用ならばエントリーグレードでも問題ありませんが、

複数のアプリを同時に動かしたり、ある程度サクサク動いてほしいという人はミドルグレード以上がオススメ。

PCゲームをする人はCore i7くらいあった方がいいかなと思います。

ノート or デスクトップ【ノートがオススメ】

パソコンを選ぶ際、ノートPCかデスクトップで迷う人も多いと思います。

海外赴任時に僕がオススメするのはノートPCです。

デスクトップはモニターデスクなどの周辺機器がかさばる…というのが理由。

日本から送るにしても現地で用意するにしても、面倒だし場所を取ります。

かどいち

物を増やすと本帰国の時に大変ですからね…

とはいえ、PCにこだわりたい人はデスクトップでも問題ありません。

モニターの対応電圧も、一般的には100V-240Vのものが多く、その場合は日本製品を送っても変圧器なしで使えます。

新品 or 中古【新品が無難】

パソコンを買う際、手ごろな価格の中古PCを用意する…という手段もあります。

しかし、中古PCは品質のばらつきが大きく、買った後にメーカーのフォローが必要なケースが多々あるようです。

海外赴任の準備の中、そのようなトラブルに対応するのは大変。

渡航後に故障する確率を下げるためにも、買い替えるなら新品が無難でしょう。

Amazonで買える！駐在員がガチで選んだ海外赴任用パソコン３選

それでは、海外赴任用にオススメなパソコンを、駐在員の視点で選んでいきたいと思います！

ここでご紹介するのは、忙しい海外赴任準備の中でも、Amazonで手間なく買えるPCです。

とはいえ、多くの人はPCを実店舗で買うと思います。

そういった人の参考になるよう、オススメの根拠も合わせてまとめていきますね！

それでは順に見ていきましょう！

コストを抑えて買い換えたい人に【中国メーカーPC】

リンク

選んだ根拠

・50000円前後でまぁまぁ動く最低限のスペック

・office付き

・Web検索やOffice利用シングルタスクなら可。

…と、選んではいるものの、

かどいち

正直言うと、僕なら買いません。

この価格帯になると、どうしてもまともに動かなそうなスペック or よく知らない中国メーカーPCになってしまうからです。

スペック的に見ても複数のソフトやアプリを同時利用するのは厳しい。

予算が許すならもう少し高スペックなPCを選びたいところ。

とはいえ、価格重視で最低限のスペックを満たすならこのあたりかなと。

マルチタスクやゲームはしない
最小限で良い

といった人にオススメのPCです。

コスパ重視で選びたい人に【ASUS】

リンク

選んだ根拠

・マルチタスク十分こなせるスペック

・Ryzeh 7が入って10万以下でコスパよし

・中国メーカーだけど有名で実績あり

かどいち

正直言うと、僕ならこれを買います。

AUSUという中国メーカーですが、コスパが良くシェアも高いので、聞いたことがある人も多いかもしれません。

国産やアメリカのメーカーで同じくらいのスペックだと、もう少し高くなってしまいがち。

でもASUSだとRyzen 7が入ってこの値段です。

ある程度のスペックが欲しい
コスパを重視して選びたい

といった人にオススメのPCです。

それなりのハイスペックが欲しい人に【ヒューレットパッカード（HP）】

リンク

選んだ根拠

・Core i713世代。なんでもこなせるハイスペック

・信頼のHP製

・オンラインゲームなどにも対応可

かどいち

シンプルに、欲しい！

少し値段は張りますが、CPUのスペックが非常に高く、オンラインゲームなどにも十分対応可能です。

実績のあるHP製で、信頼性もしっかりしています。

信頼性とスペックの高いPCが欲しい
中国メーカーは不安…

といった人にオススメのPCです。

まとめ｜長い目で見て買い替えを判断しよう

今回の記事では、海外赴任中のパソコンの使用用途やオススメPCを紹介してきました。

海外赴任中はパソコンが活躍する場面が増えますが、修理や買い替えの機会は減ります。

赴任期間は一般的に３～５年なので、そのくらいの期間で考えて検討をしましょう。

海外赴任の状況を考えると、不安があるなら買い替えするのがベター。

安いものではありませんが、快適な海外生活のために、思い切って決断することをオススメします！

今回の記事は以上です。それでは、また。

海外赴任前にパソコンは買い替えるべき？判断基準やオススメパソコンを駐在員が紹介する